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統合失調症 入院

統合失調症Schizophrenia

統合失調症とは・統合失調症 症状と治療法

統合失調症 統合失調症
 統合失調症の症状は、幻聴や幻覚、被害妄想という症状が特徴的な精神疾患です。しかしそれだけではなく、人々と交流しながら日常生活や社会生活を営むという機能が障害を受け、「自分の状態がおかしいかもしれない」と反省的に考えることが困難になる、病識の障害という特徴を持ち合わせています。統合失調症は多くの精神疾患と同じように慢性の経過をたどりやすく、その間に幻覚や妄想が活発になる急性期症状が発現します。思春期から青年期という10歳代後半から30歳代に発症することが多い病気です。統合失調症 入院

統合失調症 神経伝達物質の異常が原因
 神経伝達物質とは、脳を構成している神経細胞同士の情報伝達に利用される物質のことです。そのひとつであるドーパミンという物質の作用が過剰となると、幻覚や妄想が出現しやすくなることが知られています。セロトニンやグルタミン酸やGABAなど、ほかの神経伝達物質も関係していると考えられるようになってきています。

統合失調症 脳の機能障害、構造異常が原因
 頭部MRIやCTで統合失調症の人を検査すると、脳の一部の体積が健康な人よりも小さい報告もあります。体積減少が指摘されている部位は、前頭葉や側頭葉と呼ばれる部位です。ただしこの体積減少は、統合失調症について平均するとそういう傾向があるということで、統合失調症それだけで体積減少が原因ということではなく、それをすぐに診断には利用できません。 こうした神経伝達物質や脳構造の異常の背景には、素因と環境の2つの要因があるとされています。
 素因といってもいわゆる遺伝病という意味ではなく、統合失調症へのかかりやすさを少し増やす遺伝的な素質が数多くあり、それがたくさん集まった場合に症状発現へとつながっていきやすくなるというものです。 また環境については、たとえば都会に住んでいることが統合失調症の症状を活発化させる要因と述べる研究家もいます。しかし具体的に東京, 神奈川, 埼玉, 大阪, 福岡など大都市住まいのどの点が関係するのかは明らかではありません。

統合失調症
統合失調症 統合失調症 症状 

陽性症状 - おおよそ急性期に生じるものです

 統合失調症の陽性症状は安心感を著しく損なうのが一般的です。急性期に生じる当事者の感覚は「眠れなくなり、特に音や気配に過敏なほど敏感になり、周囲が不気味に変化したような感覚になり、リラックスできず、頭の中が騒がしく、やがて大きな疲労感を残す」、あるいは「自分の考えが周囲の人につつぬけている気分なり、常に人から見張られていて、悪口を言われ非難中傷されている」というような症状です。又、ご家族が当事者本人を「対人恐怖症(社会不安障害)」と誤って自己診断し、統合失調症治療に結び付けるまで長い時間を要したといった事例もあります。
 
 統合失調症の症状、その具体例では誰も何も言っていないはずなのに、現実に「声」として悪口や命令などが聞こえてしまう「幻聴」や、客観的にみると不合理であっても当事者にとっては確信的で、そのために行動が左右されてしまう「被害妄想」といった症状が代表的です。 これらの症状を「陽性症状」と呼びます。統合失調症の陽性症状、具体例としては以下の通り。

・不思議な体験(幻視・幻聴・幻臭・幻触等)統合失調症 症状
・事実にないような事を考えたり話したりする
・幻聴・幻覚で誰かと会話をしている
・ぶつぶつ一人ごとを言う
・一人で会話をしている
・被害妄想がある(誰かが悪口を言う妄想)
・自分や他人の考えが伝わる感じがする
・考えの混乱、話題の飛跳
・奇妙な行動
・壁に穴を開けたり、盗聴されている発言
・眠れない 興奮
・感情の不安定さ
・病識のなさ「自分は病気ではないと言う」


陰性症状 - おおよそ消耗期に生じるもの
 統合失調症の陰性症状は自信や自己効力感を奪い、根気や集中力が続かない、意欲がわかない、喜怒哀楽がはっきりしない、横になって過ごすことが多いなどの状態として現れるものがあります。したがって、「うつ病」「ひきこもり」と間違われるケースも多く「一見、元気にみえるのに、なぜか仕事や家事が続かない」といわれるような状態です。
 また、こみ入った話や会議、真面目な相談をすることが苦手になったり、会話のキャッチボールが困難に感じたり、考えが上手く整理できない、急な約束や対応が困難になったり、自分ひとりで生活を展開していくことが大変難しく感じられます。 これらの統合失調症の症状を「陰性症状」と呼びます。陰性症状は、なかなか症状として認知されづらく、怠けや努力不足とみられてしまう場合があります。
 
 陰性症状を「症状」と理解して対応しなかった場合は、生活上のさまざまな失敗や挫折を招くことが多く、生活をしていく自信を損ないやすくなります。これが、リハビリテーションをしたり、社会生活を維持するうえで大変重要なポイントとなります。統合失調症の陰性症状、その具体例としては以下の通りです。

統合失調症・感情・意欲の低下(関心が持てない・何もしたくない・身なりを気にしない)
・思考力低下(了解の悪さ・返答に時間がかかる・気持ちを伝えにくい)
・過剰な睡眠・極端な疲れやすさ・ひきこもり
・入浴回数の低下、カーテンも閉め切った部屋
・変化に弱い(対人関係が苦手・緊張しやすく、突然の約束や対応が上手くできない)
・集中・持続力低下・気が散りやすい
・根気がない・一度にたくさんの事が出来ない
統合失調症
統合失調症 統合失調症の症状 具体例
統合 ひとりでブツブツと話している状態 - 独語(どくご)
 統合失調症の症状で独りでぶつぶつと話している状態(一人で会話をしている状態)があります。幻聴や妄想世界での会話があるが、ただ無闇に言葉を羅列することもありそれを教科書では「言葉のサラダ」と表現しています。原因には長年の投薬による認知機能低下の説もあります。

統合失調症 意味不明・支離滅裂な発言をする
 統合失調症は考え同士のつながりが悪くなり、何を言おうとしているのかがわかりにくくなります。ひどくなると支離滅裂になり、何を言いたいのかさっぱり理解できなくなります。考えが急に中断され突然何も言わなくなることもあります。

統合失調症 入院 幻 聴・幻覚・被害妄想
 1.幻聴・幻覚
 幻覚と妄想は、統合失調症の代表的な症状です。幻覚や妄想は、統合失調症だけではなく他のいろいろな精神疾患にも認められますが、統合失調症の幻覚や妄想には一定の特徴がみられます。幻覚と妄想をまとめて「陽性症状」といいます。
 
 幻覚とは、実際にないものが感覚として感じられることです。統合失調症でもっとも多いのは、聴覚についての幻覚、つまり幻聴で誰もいないのに人の声が聞こえる、他の音にまじって声が聞こえるという幻聴です。「お前は馬鹿だ」などと本人を批判・批評する内容、「あっちへ行け」と命令する内容、「いま家に入りました」と本人を監視しているような内容が代表的です。統合失調症の幻聴は普通の声のように耳に聞こえて、実際の声と区別できない場合、直接頭の中に聞こえる感じです。幻聴に聞き入ってニヤニヤ笑ったり(空笑)、幻聴との対話でブツブツ言うどくご(独語)もあります。これらの幻聴や幻覚、被害妄想は本人にとっては真実であり家族がいくら説得して否定しても変えられないのが一般的です。

 2.被害妄想
 妄想とは、明らかに誤った内容を信じてしまって、まわりが訂正しようとしても受け入れない考えのことです。「街ですれ違う人が自分を襲おうとしている」, 「近所の人が盗聴器を仕掛けている」, 「皆が自分を監視している」, 「他人が自分にレーザーを照射させている」, 「尾行されている」などの内容が代表的で、これらを総称して被害妄想とよびます。ときに「自分には世界を動かす力がある」といった誇大妄想を認める場合もあります。妄想に近い症状として、「考えていることが声となって聞こえてくる」, 「自分の考えが世界中に知れわたっている」のように自分の考えや行動に関するものがあります。
統合失調症

統合失調症入院 統合失調症の経過
 
 統合失調症の経過は具体的に、前駆期・急性期・消耗期・回復期・安定期に分けてとらえるとわかりやすいでしょう。
統合失調症 前駆期
 前駆期は、急性期を前にして様々な統合失調症の症状が出現する時期です。精神症状としては、焦りと不安感・感覚過敏・集中困難・気力の減退などがあります。うつ病や不安障害の症状と似ているため、初めての場合にはすぐに統合失調症とは診断できないことがあります。また、不眠・食欲不振・頭痛など自律神経を中心とする身体の症状が出やすいことも特徴です。
 初発の場合には、これだけで統合失調症を診断することはできませんが、統合失調症の再発を繰り返している場合には、前駆期の症状が毎回類似していることを利用すると,「不調の前ぶれ」として本人や周囲が早期発見するための手がかり統合失調症 症状にできます。


統合失調症 治療 急性期
 幻覚や妄想などの、統合失調症に特徴的な症状が出現する時期です。この幻覚や妄想は、患者本人にとっては不安・恐怖・切迫感などを強く引き起こすものです。そのため、行動にまで影響が及ぶことが多く、睡眠や食事のリズムが崩れて昼夜逆転の生活になったり、行動にまとまりを欠いたり、周囲とのコミュニケーションがうまくとれなくなったりなど日常生活や対人関係に障害が出てきます。

統合失調症 消耗期
 心身とも疲れ切った状態で、心身のエネルギーが落ちて、活動が鈍くなる時期です。
特徴としては、とても疲れやすい、根気が続かない、集中力がなくなるなど。統合失調症の急性期、激しい時期を過ごした後ですから当然なのです。非常によく眠ることによって、エネルギーを蓄えられます。統合失調症の回復期へとつながっていくために大切な時期です。両親に甘えてきたり、受け身的になることがあります。エネルギーのレベルが下がっているからであり、エネルギーが蓄えられると自然になくなります。

統合失調症 入院 回復期
 統合失調症の治療により急性期が徐々に治まっていく過程で、現実感を取り戻す時期でもあります。疲労感や意欲減退を覚えつつ、将来への不安と焦りを感じます。周囲からは結構よくなったように見えますが、本人としてはまだ元気が出ない時期精神障害者移送ですので、辛抱強く待つ姿勢がよい結果を生みます。ただこの時点ですでに統合失調症の治療が介入されていることが前提での回復期以降であると筆者は考えます。

統合失調症 安定期
 統合失調症の回復期を経て、安定を取り戻す時期です。すっかり病前の状態へと戻れる場合もありますし、急性期の症状の一部が残存して取り除けない場合、回復期の元気がないような症状が続いてしまう場合などもあります。 こうした安定期が長く続き、リハビリテーションにより社会復帰を果たし、治癒へと向かう多くの患者さんがいます。しかし、適切な治療等がなされていない場合、この状態から前兆期が再度始まり、統合失調症の再発を迎えてしまうことがあります。

統合失調症 統合失調症 再発について
 統合失調症は残念ながら再発する場合があります。家庭や学校・職場での様々なストレスや、治療の中断がきっかけとなることが多くみられます。従って、リハビリテーションをきっちり行いストレスに対する抵抗力を高めること、独自の判断で治療を中断しないことが大切です。また、調子が悪くなるときには、頭痛、不眠、気力がない、なんとなく不安、音に敏感・イライラするなど、その人によって特徴的な症状が出てきます。こういった前触れの統合失調症特有の症状を把握していれば、再発を予測しやすくなり、適切な対処が可能になります。

統合失調症 病院 予 後
 統合失調症で長期の予後を検討すると、治癒に至ったり軽度の障害を残すのみなど良好な予後の場合が50〜60%で、重度の障害を残す場合は10〜20%であるとされています。この数字は昔の治療を受けた患者さんのデータですので、新しく開発された統合失調症薬と心理社会的ケアの進歩の恩恵を受けている現代の患者さんでは、よりよい予後統合失調症症状が期待できます。

 統合失調症の症状が現れてから薬物治療を開始するまでの期間(精神病未治療期間)が短いと予後がよいことが指摘されていますので、長期経過の面でも早期発見・早期治療が大切であることがわかります。
 経過と予後は、3分の1は治癒し(寛解という)、3分の1は悪化し、残り3分の1は一進一退を繰り返し、よいときは仕事を続けられるが、ときに入院あるいは外来で治療を行うといわれています。一般には、ときどき悪化するという波形の経過をたどるものが多い。

統合失調症
統合失調症 統合失調症の治療

 今日では抗精神病薬療法が中心で、できるだけ外来通院で家庭や地域で統合失調症の治療する方法がとられており、やむをえないときに入院加療を行う。また、患者様自身に病感, 病識(自分が病気であるという認識)が無く、自傷他害行為や日常生活に支障をきたす症状であれば統合失調症 医療保護入院あるいは措置入院(いわゆる強制入院)も考えなくてはなりません。この場合、精神科急性期治療となり病室もいわゆる閉鎖病棟(保護室の場合もある)が一般的で約1か月から3か月が全国的な平均入院期間といえます。

統合失調症 治療薬について 統合失調症

統合失調症 入院 統合失調症は急性期でも回復期でも薬は大切

 統合失調症は急性期でも回復期でもお薬は大切です。お薬は脳内の神経伝達機構に働き、乱れたバランスを回復します。統合失調症のお薬は本人の不安をやわらげ、幻聴が聞こえないようにします。また、考えにまとまりをもたせます。再発予防にも効果があります。しかし、統合失調症に使われるお薬もけっして万能ではなく、意欲の低下などの症状には十分な効果を期待できないこともあります。このような時には、リハビリテーションを組み合わせると効果がある場合もあります。

統合失調症 入院 お薬は継続的・規則的に飲む
 お薬は調子の悪いときにだけ飲むのではなく、継続的・規則的に飲む必要があります。また、大部分の薬は胃を悪くする作用はないので食後にこだわる必要移送精神障害者はありません。統合失調症の症状は10人10色のように、お薬の量は人によってかなり差があります。錠剤の数が多い少ないで、統合失調症の重さをはからないほうがよいでしょう。服用している薬には、症状をおさえたり、再発予防のための薬のほか、副作用をおさえるお薬、不安を減らすお薬、気分を安定させるお薬、睡眠を良くするお薬など、さまざまな種類の薬が入っている場合があります。
 お薬の効果が現れるには、数日から数週間くらい時間がかかります。また、規則的に薬が飲めない方のためには効果が2週間から4週間持続する注射もあります。

統合失調症 統合失調症 お薬の副作用について

 あらゆる種類の統合失調症のお薬は作用と副作用の両方を持っています。統合失調症に使われるお薬にも副作用があります。よくみられる副作用としては、眠気がでたり、口が乾いたり、便秘をしたり、ろれつがまわらなかったり、手がふるえたりすることなどがあげられます。しかし、生命をおびやかすほどの重大な副作用はまれで、他の薬と比べても安全性の高いものです。専門医はそれぞれの副作用についてその対処の仕方を知っており、お薬を減らしたり、別のお薬に変えたり、副作用止めをだしたりして調整しています。

統合失調症 入院 副作用を必要以上に恐れない
 統合失調症ご本人や家族の中には、お薬が人格を変える、心をコントロールする、頭を悪くしてしまうと考える人もいると思いますが、けっしてそのようなことはなく、むしろ幻覚や妄想を減らし、現実的な判断を行うのを助ける作用を持っています。副作用を必要以上に恐れ、十分な薬物療法を行わないことの方が害になる場合が多いといえるのではないでしょうか。統合失調症は原因不明の病気です。100人に1人くらいの割合で、かかる可能性があります。 遺伝についてははっきりしませんが、近親者では、統合失調症の発病率が高いといわれています。 20歳代での発病が多く、妄想型では30歳代に発病するものも少なくありません。 又、統合失調症は中高年にも見受けられ、年齢層的にも幅広い病態といえるでしょう。

統合失調症
統合失調症 統合失調症の病院搬送

 これまで当社は統合失調症の病院搬送支援を国内において最前線で対応してきた経験があります。統合失調症の症状で病院に連れて行くことが出来ない, ご本人の病院へ連れて行き方, 病院に連れて行くにはどうすればいいか、とする相談が今も多く寄せられます。しかし、統合失調症の急性期症状では被害妄想や幻聴も多くなるため, 家族の話し合いや, 説得, 気の持ちようで解決するには困難を要します。従って, この病気に気付いてあげて医療に結び付けられるのはむしろ周囲のご家族でしかない, というのがこの病気の特徴なのかもしれません。
 
 私どもは事前に家族の皆さまとじっくりご相談するお時間を設けています。正式なご要請のあとは、病院手配や搬送計画を練り、下見や事前調査を慎重に行います。統合失調症 病院連れて行く 部屋の見取り図はもちろんのこと当事者の生い立ちから家族構成・交友関係、趣味などを搬送スタッフが把握します。
 当日の当事者との会話を想定しての説得保護。搬送時、起こりうるリスクをいかに最小限に食い止めることが極めて重要であり、熟練した現場経験が問われることになります。
 統合失調症の平均入院回数(当社独自の統計)は3-4回。大切なのは、統合失調症による急性期症状(活発な幻聴や被害妄想、暴言暴力など)の再燃予防であります。当事者がいまだに未治療(受診歴が無い場合)は、一層早期の対応が求められます。

統合失調症
統合失調症
統合失調症 統合失調症の国内患者数

 厚生労働省による調査では、ある1日に統合失調症あるいはそれに近い診断名で日本の医療機関を受診している患者数が25.3万人で(入院18.7万人、外来6.6万人)、そこから推計した受診中の患者数は79.5万人とされています(2008年患者調査)。受診していない方も含めて、統合失調症がどのくらいの数に上るかについては、とくに日本では十分な調査がありません。世界各国からの報告をまとめると、生涯のうちに統合失調症にかかるのは人口の0.7%(0.3〜2.0%;生涯罹患率)、ある一時点で統合失調症にかかっているのは人口の0.46%(0.19〜1.0%;時点有病率)、1年間の新たな発症が人口10万人あたり15人(8〜40人)とされています。
 発症は、思春期から青年期という10歳代後半から30歳代が多い病気です。中学生以下の発症は少なく、40歳以降は減っていき、10歳代後半から20歳代にピークがあります。発症の頻度に大きな男女差はないとされてきましたが、診断基準に基づいて狭く診断した最近の報告では、男:女=1.4:1で
男性に多いとされています。男性よりも女性の発症年齢は遅めです。
統合失調症
統合失調症 施設 統合失調症 家族の理解と対応

 統合失調症ご本人・ご家族・医療関係者がみんなでチームを組み、統合失調症という病気に立ち向かえるのが理想です。そこで、統合失調症のご家族に理解と対応いただきたい4点をご紹介します。
統合失調症 病気とそのつらさを理解する
 第一は、統合失調症の病気やそのつらさについて理解していただきたいということです。患者さんがどんなことを苦しく感じるのか、日常生活で怠けやだらしなさと見えるものが実は統合失調症の症状であることを理解してもらえることは、患者さんにとって最も心強いことです。「気持ちがなまけているから病気になるんだ」と言われて理解してもらえないことは、患者さんにとってはつらいことなのです。統合失調症
統合失調症 病院 治療のパートナーになる
 第二は、統合失調症治療のパートナーになっていただきたいということです。可能であれば診察に同伴して家庭での様子を主治医に伝える、クスリの飲み忘れがないように気を配る、などのことです。医師から処方された薬について、「薬を続けると薬漬けになってよくない」などと言うと、患者さんをとても迷わせてしまいます。医師と家族との信頼関係も大切です。

統合失調症 病院 接し方を少し工夫する
 第三は、患者さんへの接し方を少し工夫してほしいということです。患者さんは、対人関係に敏感になっており、そこからのストレスが再発の引きがねとなる場合があります。特に患者さんが苦手なのは、身近な人から「批判的な言い方をされる、文句や非難がましく言われる」「家族が動揺して心配されすぎる」ことです。患者さんのよい面を見つけて評価する、困ったことについては具体的な解決策を一緒に考える、と云う接し方が理想的です。

統合失調症 支えている自分自身を大切にする
 第四は、家族として支えているご自身を大切にしてほしいということです。
「親の育て方が悪かったから統合失調症になったんだ」と自身を責めるご両親がいます。しかしこれは、医学的な事実ではありません。育て方のせいで、統合失調症を発症することはありません。また、「自分の生活をすべて犠牲にしても、治療にささげなければならない」と献身的にがんばる方もいます。しかし、こうした努力を長続きさせることはむずかしいことです。また患者さん自身にしても、周囲の方が自分を犠牲にするほどの献身をすると、かえって心理的な負担を感じてしまいます。ご自身の人生と生活を大切にしたうえで、治療への協力をお願いします。しかしそれでも支えている家族の心理状態が悪いようであれば、第三者の協力に頼るのことも必要です。

統合失調症 病院 連れて行き方

メンタルヘルスオンラインの搬送は 「救急救命士・看護師」が同行します統合失調症

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