Daidougei-Ajia-Geppou  ・発行・浅草雑芸団                       通巻270号    毎月1回発行    2014年5月1日発行

http://www.k4.dion.ne.jp/~daiajia                                 郵便振替=00100−3−749814  名義「上島敏昭」

■大道芸案内

主な大道芸スポット(土・日・祝日など、通年大道芸が見られるポイント)

■大阪・天保山海遊館広場    ■お台場・デックス東京ビーチ■クインズスクエア横浜at! www.studioeggs.com   ■名古屋・大須ふれあい広場

■ヨコハマ大道芸(山下公園、グランモール公園、ジャックモール)http://daidogei.jp/event 

■東京都ヘブンアーティストwww.seikatubunka.metro.tokyo.jp/bunka/   ■大阪パフォーマーライセンス http://www.osaka-performer.com/   

■江ノ島大道芸http://www.fujisawa-kanko.jp/alacarte.html   ■南町田グランベリーモールhttp://www.grandberrymall.com

■しずおか大道芸の街http://shimarukai.org/

★浅草雑芸団の旅(これからの予定)

△内藤とうがらしフェア  ○新宿御苑

  5月3(土)〜5(月・祝)  内藤唐辛子入り「七味唐辛子」口上販売  など

△新宿・西向天神社祭礼   ○西向天神社境内

5月17(土)・18(日)  1800より  浅草雑芸団、紙芝居・なにぬの屋、奇想天外大道芸・おじゃるず

★今月の大道芸公演

△しみずみなと大道芸2014  http://www.dream-plaza.co.jp/event/ 

  5月3(土)〜5(月・祝)   ○静岡市・清水エスパルスドリームプラザ

  三雲いおり(35日)  ダメじゃん小出(34日)  シルヴプレ(3日)  サンキュー手塚(4日)  Booly Oooly Company5日)  ほか

△集まれ!池袋みんなの大道芸  https://www.geigeki.jp/performance/event064/ 

  5月3(土)〜 6(振替休日)    ○池袋・東京芸術劇場前広場

  めりこ FUNY BONES  Julotほか(3日)  サクノキ Shiva 中国雑技芸術団ほか(4日) ブラックエレファンツ マサトモジャ ちゅうサンほか(5日)

 加納真実 サンキュー手塚 ゴールデンズほか(6日)

△ヘブンアーティスト in 銀座  ○西銀座通り・銀座6丁目〜8丁目のポイント 

5月5(月・祝)14001630 

  中国雑技芸術団  シルヴプレ  山本プロディース  江戸糸あやつり  まろ  じっきぃ  YUMIRCO  番台屋謝謝  双龍

TATC/FESTIVAL2014  https://www.geigeki.jp/   ○池袋・東京芸術劇場

  カミーユ・ボワテル「リメディア〜いま、ここで」5月3(土)1900、4(日)1500、5(月・祝)1700、6(振替休日)1500  ¥3000(子ども¥1000

  ズィメルマン エド・ペロ「ハンスはハイリ〜どっちもどっち」5月9(金)1930、10(日)1300、11(日)1300  ¥3000(子ども¥1000

  劇団コープス「夢見るための50の方法」5月9(金)1800、10(日)1645、11(日)1645  ¥500

  2演目セット券「リメディア」+「ハンス」¥4800(子ども¥1800) 「リメディア」or「ハンス」+「夢見る」¥2800(子ども¥1350) 

3演目セット券¥5200(子ども¥2250

劇団コープス「ひつじ」5月9(金)1530、10(日)1430、11(日)1430  入場無料

劇団B-Floor「ユーディの冒険」5月9(金)1615、10(日)1515、11(日)1515 入場無料

問合せ:東京芸術劇場ボックスオフィス ☎0570−010−296   https://www.geigeki.jp/

△とよはしアートフェスティバル2014・大道芸 in とよはし  http://www.toyohashi-at.jp/event/performance.php?id=73 

  5月4(日)・5(月・祝)  ○穂の国とよはし芸術劇場、豊橋駅南口駅前広場、広小路通り(4日のみ)

  Julot、劇団コープス、フェイスペインター☆ミホウ、加納真実、セクシーDAVINCI、中国雑技芸術団、芸人まこと、プティパ、めりこ、DAICHI、めりこ ほか

△ひたち国際大道芸2014  http://www.civic.jp/daidogei/   

  5月10(土):日立会場(日立駅前広場、シビックセンター新都市広場、ひたちぎんざもーる、まいもーる、など

5月11(日):多賀会場(常陸多賀駅前通り、市民プラザ、よかっぺ通り、ほか

Julot、中国雑技芸術団、TOKYO雑技京劇団、Nao&Wagan TorioFUNNY BONES、サンキュー手塚、ちゅうサン、YUMIRKO、加納真実、芸人まこと、

ユキンコアキラ、プティパ、GEN、セクシーDAVINCIDaichi、めりこ、EPPAI&マサトモジャ、桔梗ブラザーズ、サクノキ、ザーキー岡、ほか

△東京ソラマチ大道芸フェスティバル https://ja-jp.facebook.com/solamachidaidougei   ○東京スカイツリー・・ソラマチ

  5月17(土)〜18(日)

△ふくやま大道芸2014 http://fukuyama-daidogei.com/   ○福山駅前、さんすて広場、天満屋正面、中央公園、ほか

  5月17(土)〜18(日)

  フェイスペインター☆ミホウ、スーパーアイドル星丸、浪花騒動屋HIX、大道芸人ひろと、リスボン上田、ほか

△瀬戸内サーカスファクトリー×カンパニーリメディア日仏共同創作 「キャバレー」  http://www.setouchicircusfactory.com/

  5月23(金)1930 /24(土)1930 /25(日)1700  ○高松市・高松国分寺ホール(☎087−875−0162)

  演出:カミーユ・ボワテル 出演:カンパニー・リメディア、金井圭介、太田緑、ロランス、大熊ワタル、こぐれみわぞう、坂本弘道

  前売り¥3500(小・中学生¥1500) [当日¥4000(小・中学生¥2000)

  問合せ:setouchicircusfactory@yahoo.co.jp

△ダメじゃん小出ソロライブ「黒く塗れ!」vol,23   ○横浜にぎわい座地下ホール

  5月30(金)1900

¥1540

  予約・問合せ:横浜にぎわい座☎045−231−2515 

 

若林正の

食って極楽!

 本格アジアンテイスト

     〜錦糸町「ウイパダー」

  墨田パークスタジオでの芝居帰り。良さげな店を探しつつ歩いていて遭遇。「タイ料理」と幟が出ていた。小さな店で入口に料理の写真やらメニューやら張り出してある。見ていると後ろから声をかけられた。

  「ハイ、イラッシャイ」。振り向くと店の主人らしい男性が、買い物からの帰りらしく野菜を抱えてニコニコしている。入るしかあるまい。店内は4人掛けテーブルが4つのみ。それもギチギチに狭い。さっそく、シンハビール¥600で喉を潤し、定番の生春巻き(値段失念)、パパイヤサラダ¥800、牛焼肉¥1000、カニと卵の炒め物¥1500を注文。これがどれも量が多く、スパイスや唐辛子が効いて美味!!

  料理には野菜もたっぷり使われていて、女房も大喜び。さっきの主人があまり辛くない料理を勧めてくれたのだが、このうまさなら、本場のもっと辛い料理も食べたくなった。場所が駅からだいぶ離れているのが残念だが、これでここまで芝居を見に来る楽しみができた。

○次回は12月。その前に来てしまいそうだ度=5ワカ

大道芸・見たり・聞いたり・演じたり  

☆その270

現代芸術のパフォーマンス

              上島敏昭

  4月26日、舞踊家ゆふがほきららさんの主催する「桜畑祭り」に参加させてもらった。桜畑というのは、桜の花と葉を漬物にするために、観賞用でなく農作物として桜樹を育てている農地のこと。秦野市は、桜の漬け物が名産で桜畑もたくさんある。この満開の桜畑で、夕方、舞踊を中心とした祭りで、何年間かつづけてきているらしい。声をかけてくれた中村仁美さんは「おもしろい人がたくさん来るんですよ」という。おもしろい人、という誘い文句に惹かれて出かけた。

  たしかに不思議な人の集まりだった。まず主催者のきららさん。舞踊家でヨガ教室を主宰する女性で4人の子の母。子供のころ富士の人穴に篭って臨死体験し、蛇と共棲していた気がして、それが舞踊の原点という。当日の演出と音楽を担当した舘野さんは、昆虫の細密画家で、『しでむし』などの絵本も出している、どうも昆虫フェチらしい。

  こうして一人一人紹介するだけで誌面は尽きてしまうが、なかで最も異色は池田龍雄さん。池田さんは1928年生れの、日本を代表する前衛画家。一昨年、国立近代美術館リニューアル記念の、戦後日本の名作展にも作品が展示されていた。チラシにその名前を見て、同姓同名の芸人さんだと思ったら、ご本人で、しかも当日、パフォーマンスをするという。最近の大道芸の「パフォーマンス」ではなく、美術の世界でいう、本来の意味でのパフォーマンスである。

  池田さんのパフォーマンスは「梵天の塔」。チラシの写真では黒衣を着し、円錐型の造形に何かしている。この円錐が「梵天の塔」で、芯棒に大きいものから小さいものまで沢山の円盤がはめてある。円盤の数は64枚。芯棒は3本あって、この塔の円盤を一枚ずつ移動して、別の芯棒に完全に移し替えるパフォーマンスとのこと。ルールは、移動は一枚ずつ、また大きな円盤の上に小さな円盤を乗せてはいけない、というもの。一秒に一回ずつ移動させると、1枚では1秒、2枚では2秒だが、3枚は4秒、4枚は8秒、5枚は16秒、6枚は32秒、7枚は・・・と計算すると64枚すべて移動するには?

  なんと不眠不休で作業しつづけて5840億年かかる計算とのこと。

「僕は時間ということについてずっと考えていた。そんなときインド哲学にある梵天の塔を知った。宇宙が出来た時に梵天の塔が生まれ、移動が終わったとき宇宙は終わるという。よしこれをやってみよう」

  それからライフワークのように各地でやり続けてきた。池田さんの持参した梵天の塔は、すでに二十枚ぐらい移動しているようにみえた。この日、きららさんが踊るあいだ、45分ぐらい、その後ろでひたすら作業を続けておられた。散る寸前の桜と悠久のパフォーマンスの対比。はるか遠景に丹沢山系。時間と空間、生と死、さまざまな対比を考えさせてくれる「パフォーマンス」だった。

私はいつもの大道芸を演じただけだが、大地とか満開の桜とか遠い山並みとかを取り入れることができたのではないかと、大いに反省した。

池田さんは、次回は名古屋でパフォーマンスの予定とのこと。当然ながら完成までの道のりは見えない。