Daidougei-Ajia-Geppou  ・発行・浅草雑芸団                       通巻272号 毎月1回発行    2014年7月1日発行

http://www.k4.dion.ne.jp/~daiajia                                 郵便振替=00100−3−749814  名義「上島敏昭」

■大道芸案内

主な大道芸スポット(土・日・祝日など、通年大道芸が見られるポイント)

■大阪・天保山海遊館広場    ■お台場・デックス東京ビーチ■クインズスクエア横浜at! www.studioeggs.com   ■名古屋・大須ふれあい広場

■ヨコハマ大道芸(山下公園、グランモール公園、ジャックモール)http://daidogei.jp/event 

■東京都ヘブンアーティストwww.seikatubunka.metro.tokyo.jp/bunka/   ■大阪パフォーマーライセンス http://www.osaka-performer.com/   

■江ノ島大道芸http://www.fujisawa-kanko.jp/alacarte.html   ■南町田グランベリーモールhttp://www.grandberrymall.com

■しずおか大道芸の街http://shimarukai.org/

★浅草雑芸団の旅(これからの予定)

△蕨駅前・あさがお&ほおずき市   ○蕨駅東口一番街・末広公園

7月5(土)・6(日) 11001600  ちんどんパレード バナナの叩き売り ほか

△花浅草時代錯誤(はなのあさくさじだいさくご)   ○浅草・木馬亭

  7月11(金)1830  料金¥2000(当日¥2300)※お土産付

   昭和時代まで浅草を中心に行われていた、日本の(古臭い)大道芸を集めて・・・

★今月の大道芸公演

△サーカス・バザール   ○富士見市民会館キラリ☆ふじみ(埼玉県富士見市大字鶴馬)

  7月5(土)・6(日)10001530

  サーカスとバザールが融合する夢の2日間

  ※有料公演:綱渡りサーカスショー7月5(土)1430 / 7月6(日)1230  会場:メインホール

    かぼちゃサーカス団(ムンボノーボぽこブヨーダン、ちゅうサン、クラウンピンキー、チクリーノ、ATSUSHIASAKO、喜多和裕、KENTAARISA

    清水恒男、油布直樹、デュオ・アビマノーラ

   料金:一般¥1000 中学生以下¥500 

   予約・問合せ:049−268−7788(富士見市民会館) http://www.kirari-fujimi.com/

△あさくさ劇亭の夏祭り   ○あさくさ劇亭(台東区西浅草2-8-2

  ●7月12(土)1830 遠峰あこ  ●7月13(日)1830 奈月れい  ●7月14(月)1930 ジャズライブ 高橋正博

  ●7月18(金)1930 岡大介   ●7月19(土)1430 & 18:30金子ざん   ●7月20(土)1830ラブリー恩田

  入場料:予約・前売り¥2000(当日¥2500)  ※但し7月13(日)は予約・当日共¥3500、7月19(土)は予約¥2500(当日¥3000)

  予約・問合せ:☎03−6231−6047(あさくさ劇亭)   http://sites.google.com/site/asageki/ メール:asakusaenko@gmail.com

△「奇なるものへの挑戦」展   ○岐阜県博物館 (岐阜県関市小屋名・岐阜県百年公園内)

  ●7月4(金)〜8月31(日)9001630 ※但し毎週月曜休館

  千里眼・念者・メスメリズム・狐憑き・見世物小屋・お化け屋敷・・・   トークライブ・講演会・イベント等もあり

入館料:一般¥600 大学生¥300 高校生以下無料

  問合せ☎0575−28−3111  http://www.gifu-kenpaku.jp/

△サンキュー手塚ソロライブvol,12「脱16715」  ○しもきた空間リバティ(世田谷区北沢2-11-3イサミヤビル4F

  ●7月25(金)1930 ・26(土)1400 1800

  予約¥2500(当日¥3000)

  予約・問合せ:☎03−6421−3171(スタジオエッグス)  メール:TTSL12@studioeggs.com

△沼袋・百観音献灯会・ガムラン縁日      ○沼袋・百観音明治寺(中野区沼袋2丁目)

  7月27(日)18002100

  ジャワ・ガムラン(演奏・ランバンサリ)、ワヤン・クリッ、なつかしい縁日(スーパーボールすくいなど)、野外映画会など

  問合せ☎03−3386−3937(百観音明治寺)

△第34回かるかや縁日・芸能鑑賞の夕べ   ○長野市北石堂町・西光寺本堂

  ●7月31(木)1830 

  絵解き・刈萱道心石童丸御親子御絵伝(竹沢繁子)、南京玉すだれ(上島敏昭)、浪曲・野狐三次(東家一太郎・三味線:東家美)

  入場無料

  問合せ:☎026−226−8436(西光寺)

 

若林正の

食って極楽!

 街の学食

 〜「博多満月」

  安さと食べごたえで学生食堂並のコストパフォーマンスを誇るのは、何といっても「さくら水産」。飯・汁・生卵・のり・漬物が食べ放題で¥500.太っ腹。しかし、それに匹敵する店を発見した。

  「博多満月」。チェーン居酒屋だが、ランチがすごい。唐揚げや焼き魚など、メイン料理に、飯・汁・漬物はもちろん、切干大根やヒジキの煮物など副食2品に、カレーとうどんまで、¥500で食べ放題という信じがたい大サービス!!  その日、鶏唐揚げ香味ソースを食したが、出来立てアツアツが運ばれてきて味も上々であった。副菜も居酒屋のお通しといった感じでまあまあ。カレーはさすがにンマイ、というほどではない。

  しかし、うどんに掛けてカレーうどんにすれば、なんとか食える。私が入ったのは高田馬場駅前店で、昼どき少し前(1130ごろ)入店したが、学生街の割にはお客も多くはなく、ゆっくりと食べられた。まだ知られていないのだろう。話のタネに一度行ってみても損はない。ちなみに池袋や新宿などにも支店があるらしい。

○しみじみデフレを感じるけど、

満腹はうれしい度=4ワカ

大道芸・見たり・聞いたり・演じたり  

☆その272

佐渡の羽茂まつり

              上島敏昭

 

  久しぶりに佐渡に行ってきた。最初に佐渡に行ったのは1984年ごろ、春の連休に行われていた「島祭り芸能祭」に出かけた。1990年以降、猿舞座の村崎修二さんに同行することが多くなってからは毎年出かけていた。ひと月ぐらい滞在させてもらったこともある。しかし、十年ぐらいまえに、村崎修二さんが企画した「芸能大学」に参加させてもらったのを最後に、ぷっつりと縁が切れていた。

  今回、久しぶりに行ってみようと思ったのは「ちょぼくり」が気になったから。「ちょぼくり」は、佐渡の旧羽茂町の大崎地区に伝わる伝承芸能で、破戒坊主が色欲に迷って寺を追い出されるいきさつを、滑稽な語りに合わせて踊るというもの。江戸で願人坊主と呼ばれた一種の大道芸人が語った「ちょぼくれ」という語り芸がルーツで、全国にも例がない貴重な芸能。大崎地区の恒例行事「そば祭り」で演じられたのを、小沢昭一さん、永六輔さんなどが見てびっくりしたという逸話がある。伝承では、明治時代に北海道に出稼ぎに行った大崎のものが、覚えて帰ってきたとのこと。

   それとは別に、「町のちょぼくり」というものがあった。以前、羽茂の草刈神社・能舞台で猿舞座と羽茂の有志とで催し物を行ったとき、羽茂の芸能の一つとして見せていだいたもので、男性グループが破戒坊主の色恋沙汰を踊っていた。そのときは「ふーん、いろいろあるもんだ」と思っただけだったが、その後、願人踊りをはじめとして、願人坊主が関係したと考えられるいろいろな芸能に出会ううちに、気になりはじめた。しかも今年は秋田県で国民文化祭が行われ、秋には一日市の願人踊りにスポットをあてて催しを行なう予定と聞いて、にわかに調査に出ることにした。

  ちょうど615日は羽茂まつりで、ここに旧羽茂町の芸能が一堂に会するらしい。もっとも、インターネットでは2011年、2012年とかの記録は出てくるものの、今年は果たしてあるものなのか、不明。佐渡市に電話すると、旧羽茂の商工観光課の電話を教えてくれた。電話すると、615日に祭りは行なうが、日程は調整中という。「ちょぼくり」について尋ねたが、「青年団ならわかるかもしれない」との返事。羽茂祭りの詳細も「町のちょぼくり」も簡単にはわかりません。

  614日に佐渡、小木に宿泊。約十年ぶりに羽茂・村山の「鬼舞つぶろさし」のKさんに再会し、つぶろさし保存会の準備・打ち合わせの飲み会に参加させてもらった。集会所には舞に使用する面が準備され、そのうしろに不思議な山伏のような像が飾られていた。「こちらは役行者。つぶろさしに出る鬼は行者の家来」とのこと。つぶろさしは性的な滑稽味ばかり見ていたが、そんな謂れがあったとは初めて知った。

  翌日、いよいよ祭り当日。バスで朝10時過ぎに羽茂町に着くと、獅子舞が門付けしていて、渋滞。バスも徐行。どこかでバンド演奏の音が聞こえ、また別にマーチングバンドの音も聞こえる。と思うと大黒様・恵比寿様・弁天様のトリオが踊りながら歩いてきた。カオスです。これでは詳細不明でしょう。あとで聞くと、そもそも615日は草刈神社の祭りで、近くの菅原神社はその数日後が祭りだったので、二つを合同で行なうことにしてそこに商工会の祭りも加えたという。つまり二つの神社の祭礼行事と民俗芸能、それに観光的な娯楽が入り、中学・高校の芸能文化発表も兼ねている。そんなわけで、いつもは静かな町が爆発していた。

  商工会館前でほとんどの芸能が披露されるというので、ここに腰を落ち着けて見物することにした。メインは町内に伝わる三つのつぶろさしの競演。ほかに民謡、よさこい、などなど。おじゃるず+華ちゃんのアクロバット・大道芸以外は全て地元の芸能。羽茂芸能絵巻が繰り広げられた。ちなみに大崎地区の芸能はここには出ていない。

  いろいろな人に「町のちょぼくり」について尋ねたがはやはり不明。諦め気分になった、祭りの最後、青年団の鬼太鼓が街中を門付けしてやってきた。鬼太鼓とご祝儀の踊りを門口で披露している。踊りは羽茂の民謡「ちあさ」をはじめ、磯節、ソーラン節など演目は多い。その一つが、どうやらそれらしい。ただし青年団は必死に踊っているので聞くにきけなかった。要再調査。