Daidougei-Ajia-Geppou  ・発行・浅草雑芸団                       通巻278号 毎月1回発行    2015年1月1日発行

http://www.k4.dion.ne.jp/~daiajia                                 郵便振替=00100−3−749814  名義「上島敏昭」

■大道芸案内

主な大道芸スポット(土・日・祝日など、通年大道芸が見られるポイント)

■大阪・天保山海遊館広場    ■お台場・デックス東京ビーチ■クインズスクエア横浜at! www.studioeggs.com   ■名古屋・大須ふれあい広場

■ヨコハマ大道芸(山下公園、グランモール公園、ジャックモール)http://daidogei.jp/event 

■東京都ヘブンアーティストwww.seikatubunka.metro.tokyo.jp/bunka/   ■大阪パフォーマーライセンス http://www.osaka-performer.com/   

■江ノ島大道芸http://www.fujisawa-kanko.jp/alacarte.html   ■南町田グランベリーモールhttp://www.grandberrymall.com

■しずおか大道芸の街http://shimarukai.org/

★浅草雑芸団の予定

  ◆井の頭自然動物園のお正月  1月2日(金)11001500> ○井の頭自然動物園

  ◆はるこま七福神めぐり <1月3日(土)10001600> ○向島七福神〜向島門付け〜三囲神社福引

  ◆すみだ郷土文化資料館・お正月の芸能 <1月4日(日)13301430> ○すみだ郷土文化資料館

★今月の大道芸公演

△さいたま新都心大道芸  ○さいたま新都心

  情報は http://www.saitama-arena.co.jp/daidougei2015/  

  1月10(土)・11(日)

△ヘブンアーティスト in 渋谷 ○渋谷109、ほか

  1月12(月・祝)  

  情報はhttp://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/bunka/heavenartist/2015shibuyaprogram.pdf  

△ダメじゃん小出の黒く塗れ! Vol,25「 新春18きっぷ」  ○横浜にぎわい座地下・のげシャーレ(横浜市中区野毛町3-110-1

  1月24(土)昼の部:1400〜/夜の部:1800

  ¥1500(全席自由)

  予約:チケットぴあ tel 0570-02-9999Pコード:440-225

        ローソチケット tel 0570-084-003Lコード:33244

  情報は横浜にぎわい座HP http://nigiwaiza.yafjp.org/ 

TOAST(ファニーボーンズ単独ライブ第2弾)   ○池袋グリーンシアター・BASE THEATER(豊島区南池袋2-20-4

  1月30(金)1900 /1月31(土)14001900 /2月1(日)1400

  前売り・大人¥3000、子ども¥2000(当日・大人3500、子ども¥2500)

  予約TEL 0120−240−540(カンフェティ・チケットセンター)

  問合せTEL 02−506−5268(ファニーボーンズ・オフィス) http://www.funnybones.jp

△空転軌道「D.E.」   ○シアター風姿花伝(新宿区中落合2-1-10 電話:03-3954-3355

  2月10(火)1900 /11(水)14001800  料金:前売り¥2500(当日¥3000

  問合せ:電話050-5579-5301  予約:http://urx2.nu/eQUr

 

若林正の

食って極楽!

  安いけど・・・

     渋谷「カニチャーハンの店」

 たかがカニのくせにでけー顔するんじゃね〜!?…と、いきなりカニに喧嘩売ってますが、実際何故に皆カニをありがたがるか?ま、確かに食えば不味くはないが、値は高い割に食えるところが少ないし、ちまちま身をほじくり返して無口になるし、手は生臭くベタベタになるし。   

 声高にこんなこと言うと熱烈なカニ信者からの迫害に会いそうだが、そう感じている同志は多いはずである。

今回の店は、その名もズバリ!「カニチャーハンの店」だ。たまたま芝居の開場時間までにメシ食おうと目に入ったのがこの店だった。場所は渋谷パルコの裏通りのビル三階。チャーハンは好きだし、手早くかっこめるから入ったが、実は、これまでカニチャーハンを食べたことが無かった。だって値段は高いし、その割にカニは入ってなさそうだし。

 エレベーター上がって目の前がすぐ、カウンターとテーブルの結構広い店内。自販機でチケットを買う。カニチャーハン¥650安い!唐揚げや餃子がつくセットが¥850、大盛¥100増し、倍盛り¥200増し。出てきたチャーハンは真ん中にカニの身がチョコンと載ってる。味は…普通。あまりカニの風味しないな。スープ代わりのカニ味噌汁は美味。ふーむ、わざわざカニチャーハン専門と謳う意味がよくわからん。結論。カニでかい顔すんな。

○カニよりエビが好き度=3ワカ

 

大道芸・見たり・聞いたり・演じたり  

☆その278

新時代到を感じた伊勢大神楽

附・向島のはるこま七福神めぐり           上島敏昭 

 

年末の1224日、桑名市の増田神社でおこなわれる、伊勢大神楽の奉納総舞いを、今年も、見に行った。どんな民俗行事でも同じだが、演じられることは毎年ほとんど変わりがない。伝統というのはそういうものだ。だったらどうしてそんなものを毎年見に行くのか、疑問に思うかもしれないが、同じことではあっても、ほんの少しずつ毎年変化していて、その変化が面白い。あるいは演じられていることは同じでも、それを見る「私」は毎年あきらかに変わっていて、前年は何も感じなかった場面に、妙に感動したりしていることもある。

 さて、今年の伊勢大神楽の変化は、ついに演者が若手ばかりになったことである。親方衆はひとりも舞場に顔を出さなかった。よくもまあ、思い切ったものだと思う。

 演目は、鈴の舞、四方の舞、跳びの舞、扇の舞(写真)、綾採りの曲、水の曲(半水、長水、突き上げ)、皿の曲、手毬の曲、吉野舞、玉獅子の曲、献燈の曲、神来舞、剣三番叟の曲、魁曲という内容。1230にはじまって、終わって時計を見たら1600だった。いつもより一時間近く長い。

 

昨年は風が強くて、曲芸はやりにくそうだったし、なによりも寒くてお客が長時間の演芸を苦痛に感じているようだったから、えらい違いだ。

今年の演者で目を惹いたのは、「水の曲」を演じた森本忠太夫組の若手だった。竿を手のひらに立てたまま、後ろに反り返って頭を地面につけて、そのままゆっくりと起き上がった。来年あたりは額に竿を立てて反り返ることができるようになっているかもしれない。

また、数年前に、山本勘太夫組で復活させた「手毬の曲」は、今年は山本源太夫組が演じていた。この曲芸は大神楽の基本だが長いあいだ演じられていなかった。それだけ習得するのが大変なのだと思う。各組が競い合ってこういう芸をマスターしていく時代が来るとは、数年前には考えられなかった。以前は、滅び行く民俗芸能という印象があった「伊勢大神楽」だが、いまは、現代の芸能として面白いと、私は、思う。

 

ところが、伊勢大神楽の若手たちは、大神楽の行く末に大きな不安を抱いているらしい。総舞が終わったあと、山本勘太夫組の山本真也さんから、ごらんのようなチラシをもらった。

「大神楽師一般募集」の案内である。昨年10月、名古屋の長禅寺で行われた「民俗芸能stream」でお会いしたとき、やはり大神楽の未来について、後継者の不足を訴えていたが、こうしたチラシをつくるまでの危機感とは思いもしなかった。募集人員は若干名、年齢は16歳から30歳。男性のみ。問合せは山本勘太夫まで。

山本勘太夫組ホームページは次のとおり。

http://www.kandayuyamamoto.jp/

問合せはメールのみ。

Kandayuuu_yamamoto@yahoo.co.jp

 興味のある方、またはそうした若い人をご存知の方はぜひご連絡を。

 なお、桑名増田神社の総舞のあと、山本真也さんは、山本勘太夫の名跡を継承された。1986年生まれの若い親方の誕生である。

 

 附・東京向島はるこま七福神めぐり報告

年が明けて、1月3日(土)、浅草雑芸団の正月行事「はるこま七福神めぐり」が今年もおこなわれた。今年も、晴天に恵まれ、風もなく、絶好の正月日和で、いつにも増して目出度い催しになった。1000からの隅田川七福神めぐりでは、墨田区のキャラクターである、「おしなり君」と「言問い姉さん(通称・コトちゃん)」と行く先々で一緒になり、白髭神社では、わらわれの演芸に参加してもらい、サイコロを振ってもらった。われわれの道行きは、いつも時間に追われていて、駆け抜けていくようなお詣りになってしまっていたが、こういうゆっくりとした時間もとらなければならないと、反省した。

 とは言いながら、そのために予定時間をだいぶオーバーしてしまった。難しいですね。

 もう一つ、今年のトピックは、故小沢昭一さんの墓前奉納だった。そもそも「はるこま七福神めぐり」は2012年の12月にお亡くなりになった小沢昭一さんの導きで始まった。その小沢さんのお墓が、奇しくも隅田川七福神の弘福寺にある。そこで同寺の許可をいただいて、昨年から墓前で奉納させていただいている。今年も奉納に伺ったところ、ちょうど小沢さんの奥様と娘さん、お嫁さんがお墓参りにいらしているところだった。そこで小沢さんの墓前で、奥様たちにも見ていただきながら、「はるこま」を奉納した。これは緊張した。小沢さんご本人に見ていただいたとき以上の緊張だった。

 毎年、今年が最後かと思いながら続けている「はるこま七福神めぐり」だが、今年もめでたく執行できたことを報告します。