Daidougei-Ajia-Geppou  ・発行・浅草雑芸団                       通巻279号 毎月1回発行    20152月1日発行

http://www.k4.dion.ne.jp/~daiajia                                 郵便振替=00100−3−749814  名義「上島敏昭」

■大道芸案内

主な大道芸スポット(土・日・祝日など、通年大道芸が見られるポイント)

■大阪・天保山海遊館広場    ■お台場・デックス東京ビーチ■クインズスクエア横浜at! www.studioeggs.com   ■名古屋・大須ふれあい広場

■ヨコハマ大道芸(山下公園、グランモール公園、ジャックモール)http://daidogei.jp/event 

■東京都ヘブンアーティストwww.seikatubunka.metro.tokyo.jp/bunka/   ■大阪パフォーマーライセンス http://www.osaka-performer.com/   

■江ノ島大道芸http://www.fujisawa-kanko.jp/alacarte.html   ■南町田グランベリーモールhttp://www.grandberrymall.com

■しずおか大道芸の街http://shimarukai.org/

★浅草雑芸団の予定

  ◆新宿・西向天神社 節分  2月3日(火)1500 1600> ○新宿・西向天神社

  ◆向島・百花園 梅まつり <2月15日(日)&3月7(土)両日とも113013001500 ○向島・百花園

★今月の大道芸公演

TOAST(ファニーボーンズ単独ライブ第2弾)   ○池袋グリーンシアター・BASE THEATER(豊島区南池袋2-20-4

  1月30(金)1900 /1月31(土)14001900 /2月1(日)1400

  前売り・大人¥3000、子ども¥2000(当日・大人3500、子ども¥2500)

  予約TEL 0120−240−540(カンフェティ・チケットセンター)

  問合せTEL 02−506−5268(ファニーボーンズ・オフィス) http://www.funnybones.jp

△重森一(un-pa)ソロアクト「デクノボー 童貞、宮沢賢治」  ○plan-B(中野区弥生町4-26-20 モナーク中野B1

  2月6(金)2000 /7(土)1400 &1800

  予約¥2000(当日¥2500)

  問合せ・予約 shigemori.1@ktj.biglobe.ne.jp

△空転軌道「D.E.」   ○シアター風姿花伝(新宿区中落合2-1-10 電話:03-3954-3355

  2月10(火)1900 /11(水)14001800  料金:前売り¥2500(当日¥3000

  問合せ:電話050-5579-5301  予約:http://urx2.nu/eQUr

△クラウンファミリープレジャーB「クラウン!クラウン!クラウン!2015」 ○名古屋市青少年文化センター(中区栄 ナディアパーク内

  2月13(金)1900 /14(土)・15(日)両日とも1100 &1500

  指定席(前売り¥2500、当日¥2800)、自由席(前売り・大人¥2000、子ども1500、当日・大人¥2300、子ども¥1800

 申込み・問合せTEL052-483-5959 (プレジャーB) http://pleasure-p.co.jp

△第42回相模人形芝居大会  ○南足柄市文化会館大ホール(伊豆箱根鉄道大雄山線「大雄山」駅、下車5分)

  2月14(土)12001600

  出演 下中座(小田原市) 前鳥座(平塚市) 林座(厚木市) 長谷座(厚木市) 足柄座(南足柄市)

  入場無料

  問合せTEL0465−73−8036(相模人形芝居連合会事務局)

△コミックサーカス「ラパン! ラパン!」  ○世田谷パブリックシアター

  2月15(日)1100 &1400

  出演・レ・マンジュ・ドゥ・ラパン

  大人¥2500、ペア(2人)¥4000、子ども1500、ほか、友の会料金など有り

  問合せ・予約 TEL03−5432−1515(世田谷パブリックシアター) http://setagaya-pt.jp/ 

△マツリクロッシング ○横浜にぎわい座 小ホール

  2月21(土)1800 /22(日)1400 (両日とも開場は30分前)

  出演 韓国・高敞農楽(李性洙&林承奐) 行山流舞川鹿子躍&東京鹿踊  武徹太郎  琴鼓’n管(コンキンカン)

  (日本から東北の「鹿踊」、韓国の伝統打楽器芸能「農楽」、そしてバンドミュージックがそれぞれの文化やジャンルを越えてぶつかる)

  前売り(大人¥3000、子ども¥1500)、当日(大人¥3500、子ども¥1500

  申込み・問合せ TEL050−3704−0758(マツリクロッシング事務局) メール matsuricrossing@gmail.com

△発電ジョカ!!vol,18「母帰る」 作・構成・演出 発電ジョカ!!  ○アポックシアター(小田急線「千歳船橋」駅下車、3分)

  2月26(木)/27(金)両日とも1930/ 28(土)1400 &1930 /3月1(日)1400

  出演 笠久美 シルヴプレ(柴崎岳・堀江のぞみ) 加納真美 ほか

  前売り・大人¥3000、当日¥3300、学生¥2000(予約の上、学生証提示)

申込みTEL0120−240−540(平日10001800(カンフェティ・チケットセンター)

問合せ http://www.hatsuden-j.com    e-mail hatsuden_j@yahoo.co.jp  (公演前日20時まで)

 

若林正の

食って極楽!

  新年会レポート

     チェーン居酒屋「鳥貴族」

 ネタ切れにつき、新年会のレポートでご容赦願いたい。

 細々と活動しているオヤジバンド、今年の初練習の後にささやかな新年会を男ばかりでやった。

 練習スタジオがある武蔵小金井の「鳥貴族」。堂々たるチェーン店であるが、結構これが良い。なにしろ酒料理全て¥280均一!

名前のとおり焼き鳥がメインで、一皿二串とボリュームも満点。 

 中でもキャベツ盛りは、生キャベツにタレかけただけだが、おかわり自由が素晴らしい!

 難点を云うなら、値段が安いだけについ頼み過ぎてしまうこと。それに、締めのラーメンも¥280なのは結構だけど味がしょっぱすぎて、どうも健康には良くないぞというところ。それだけ改善されれば、もう云うことないんだけどなぁ〜。

やっぱり今年も安酒で行こう!度

=10ワカ

 

大道芸・見たり・聞いたり・演じたり  

☆その279

二冊の本「狂講 深井志道軒」

「テキヤはどこからやってくるのか」

 

           上島敏昭 

 

『狂講 深井志道軒 〜トトントン、とんだ江戸の講釈師』

斎田作楽著、平凡社刊、¥2800+

 

 このタイトル、この著者名、ご覧の通りの装幀、当然、小説だと思ったら、意外にも文学研究書だった。

 著者は、1941年生の「太平書屋」という出版社の創業者。この出版社は江戸の軟文学専門の出版社で、影印本や複製本など、少部数ながら質の高い本を多く出版している。また、『志道軒全書』という本も出版している。

 深井志道軒については、江戸時代、浅草寺境内で、街頭講釈をしていた芸人で、男根を模した棒を張り扇のように叩きながら講釈した、また平賀源内の代表作の一つでもある「風流志道軒伝」は、そのニセ一代記という趣向で描かれている、というようなことが知られている。有名だっただけに、虚実入り混じって伝えられ、実際の人物がわかりにくくなっている。

本書は、志道軒の在世当時(1680?1765、享年86)に書かれた文書や自分で販売していた冊子なども含めて、志道軒に関して記されたさまざまな記録を検証して実態に迫っている。 

 

 

面白かったのは、講釈が大道芸から小屋の芸に移行する時期で、葦簾張りの小屋で語っていたこと、また、本当に武家の屋敷にも招かれて講釈していたこと。反骨の講釈師だからといって無闇に正義感を盾にとって語っていたわけではない。愛嬌もあったし、自分を「狂人」といって逃れる術も心得てもいた。同じく反骨の講釈師でも馬場文耕は正義を言い立てて獄門に処せられた。それとは正反対の行き方だ。芸人としてどちらを見習うべきか。考えるところだろう。

 

『テキヤはどこから来るのか? 〜露店商いの近現代を辿る』

厚香苗著、光文社新書、¥760+

 

テキヤについての研究書。 著者は、1975年生の女性の民俗学者。露店の手伝いをしながら研究したらしい。

総合研究大学院大学に提出した学位論文を『テキヤ稼業のフォークロア』(青弓社、2012年)として出版しており、本書はその廉価版という位置づけという。

 導入がルポルタージュ、中盤がこれまでに重ねられた「香具師研究」のまとめと戦後のテキヤの動向等の聞き書き、終盤が民俗学的手法によるテキヤ研究という構成になっている。本書の目玉は終盤で、私にはとても参考になった。学者と称する人にありがちな「テキヤさんを研究している」という、上から目線でない研究方法があるのだと知って、勉強になった。

 また香具師の伝承に付きものの神農黄帝の信仰だが、調布の香具師は恵比寿信仰に関わっていて、神農さんは出てこないことも意外な事実だった。

安価で薄い書籍で、ほんの数時間で読み終わってしまう本だが、私にとっては目からウロコの箇所がいくつもあった。