Daidougei-Ajia-Geppou  ・発行・浅草雑芸団                       通巻280号 毎月1回発行    20153月1日発行

http://www.k4.dion.ne.jp/~daiajia                                 郵便振替=00100−3−749814  名義「上島敏昭」

■大道芸案内

主な大道芸スポット(土・日・祝日など、通年大道芸が見られるポイント)

■大阪・天保山海遊館広場    ■お台場・デックス東京ビーチ■クインズスクエア横浜at! www.studioeggs.com   ■名古屋・大須ふれあい広場

■ヨコハマ大道芸(山下公園、グランモール公園、ジャックモール)http://daidogei.jp/event 

■東京都ヘブンアーティストwww.seikatubunka.metro.tokyo.jp/bunka/   ■大阪パフォーマーライセンス http://www.osaka-performer.com/   

■江ノ島大道芸http://www.fujisawa-kanko.jp/alacarte.html   ■南町田グランベリーモールhttp://www.grandberrymall.com

■しずおか大道芸の街http://shimarukai.org/

★浅草雑芸団の予定

  ◆向島・百花園 梅まつり <2月15日(日)&3月7(土)両日とも113013001500 ○向島・百花園

★今月の大道芸公演

△山本光洋ソロライブ“かかしになるためにI” www.koyoworld.com  ○plan-B(中野区弥生町4-26-20 モナーク中野B1

  3月6(金)1930 /7(土)1500 &1930 /8(日)1500

  予約¥2300 当日¥2500

  予約・問合せTELFAX 03−3951−1999 (山本光洋Office 

△神奈川伝統芸能祭 地芝居2015  ○神奈川県立青少年センター

  3月8(日)1300(開場1230

  町屋木遣囃子保存会、目久尻歌舞伎会「戎詣恋釣針―釣女」、藤野歌舞伎保存会「絵本太功記十段目」

  入場無料(要申込み)

  問合せ・TEL045−263−4475(神奈川県立青少年センター舞台芸術課)

△ストリートアートプレックス クマモト大道芸2015   ○熊本中心市街一帯

  3月14(土)19002130 /15(日)12301700 

  HiroKVERSE , miwa , Nao , REO King・ 三獅郎 , un-pa , Undercover Funk Service , VaNiLLa , ちんどん鈴乃家 , やうちブラザーズ , アイシュー仮面 , コミカルピエロちゃちゃ丸 , サムタくんとメロンちゃん , セクシーDAVINCI , バーバラ村田 , レインボー岡山 , 加納真実 , 少林魔術団 , 望月ゆうさく , 紙芝居屋 ぐれっち

  詳細はhttp://artplex.jp/information/

△第8回 うつのみや大道芸フェスティバル ○宇都宮市内・オリオンスクエア他、オリオン通り内各所

  3月14(土)・15(日)両日とも1100 1700

  Idio2Oska!、くす田くす博、コンビパフォーマー とっちーず、 斉藤エイスケ、ジャグリングドラゴン ヒョウガ、ストレンジ・ディッシュ、SPINATION(14日のみ)、大道芸人 ジーニー、大道芸人 ハンド、ta2tallata latta(yoshi&ナナ)、段 海波、バルーンパフォーマー エル、バルーンパフォーマー みなみ、風船盗賊 クリオーネ、POTE/ポテ、MESSE、柳貴川 起助、山本プロデュースJAPAN

  詳細はhttp://sublimit.web.fc2.com/ 

△第8回亀戸大道芸  ○亀戸駅北口歩行者天国内

  3月15(日)12001600

  詳細はhttps://www.facebook.com/kameidodaidougei 

△モリコロパーク大道芸フェスティバル  ○愛・地球博記念公園モリコロパーク

  3月21(土)・22(日)

  安全マン(21日のみ)、 奥原優、 オマールえび、 KASSAN(カッサン)、 くす田くす博、 Kei(22日のみ)、 健山、 コンビパフォーマーとっちーず、 ジーニー、 ジャグリングドラゴン ヒョウガ(21日のみ) SPINATION、 大道芸人カズ兄、 大道芸人『物語人』(21日のみ) Dandy=fukuchan(22日のみ) CHISHA Performer SATOYA、 パフォーマーTAKAYA(21日のみ)、 バルーンパフォーマー哲、 バルーンパフォーマー★MIHARU(22日のみ)、 不良サラリーマンDANCHO、 ポイ、 ポテ(22日のみ)、 ヨーヨーパフォーマー TAKE-Iguchi.(22日のみ)、 黒キ翼(22日のみ)、 クラウン 友、 ペインター(21日のみ) POTE(21日のみ)、 +をぢこ、 つくもん、 てりやき

△大道芸フェスティバルinちば2015   ○JR・京成千葉駅前、千葉銀座内各所、千葉中央公園内各所

  3月22(日)

  詳細はhttp://www.daidogei.org/index.html

 

若林正の

食って極楽!

喫茶店のモーニングサービス 

    〜東京駅地下街・アロマ珈琲

先日女房と午前中に東京駅界隈に出かけることがあり、八重洲地下街で茶でもしよか〜とたまたま見つけた喫茶店。いわゆる昭和の喫茶店。珈琲一杯五百円。このご時世では高い方の部類。綺麗でも広々でもない店は、サラリーマンらしいおっさんでほぼ満席状態。

 

何故か? それは店内喫煙オーケーだから。恥ずかしながらワタシもタバコ吸いなんで、女房には少しガマンしてもらう。だがこの店に決めたのはタバコだけではないのだ。店前に出ていたモーニングサービスのメニューが魅力的だったからである!

飲み物プラス百〜二百円でバラエティ豊富なものが付くのだ。ちなみにワタシは百円プラスで小豆サンドイッチで、女房は二百五十円プラスで生クリームたっぷりのシナモントーストを頼んだ。

出てきた小豆サンドは、カリッとトーストされたパンに多からず少なからずのアンコが隅々まで挟まれた、実に結構なもの!女房のは厚切りパンにコッテリクリームの乗った、如何にも食べでありそうな逸品!ブラックの珈琲に実に合う甘味であった。

他にもうまそうなサンドイッチなどが揃っており、見回してみるとほとんどの客が何かしら注文している。タバコさえ我慢できれば、ここのモーニングは価値がある。

○シナモントーストうまそうなんで、次は頼もう度…5ワカ

 

 

大道芸・見たり・聞いたり・演じたり  

☆その280

ジャグリング新時代

 

           上島敏昭 

 

「ジャグリング」といえば誰でも、ボールやクラブを投げる大道芸を思い浮かべる。たいていの大学にはジャグリング同好会があって活発に活動しており、ジャグリング競技会も各地で行われている。また海外のジャグリング大会にも日本人の出場者は多く、またその高位入賞者にもたいてい日本人が名を連ねている。

しかしこれはごく最近のことで、つい十数年前までは、ジャグリングという言葉を知っている人などとても限られていた。それを思うと隔世の観がある。十年ひと昔というが、まさに、ジャグリングに関しては、十年前と現在とでは、演技者のレベルも、それを鑑賞する観客の眼も、まったく別のものになっていて、いまどき、3つや4つのボールを投げている程度の大道芸では、誰も見向きもしない。

そんなジャグリングの現状にあって、さらにジャグリングの可能性を深めようとする動きが、数年前から生まれつつある。奇しくも、昨年末から本年の初めにかけて、そうした意欲的なジャグリングの舞台公演があいついで行われた。「ながめくらしつ」というグループが行った「誰でもない/終わりをみながら」(20141221日〜23日、世田谷・シアタートラム)と「空転軌道」というグループが行った「D.E(2015210日〜11日、新宿・シアター風姿花伝)である。今回は遅ればせながら、その報告を記したい。

「ながめくらしつ」は目黒陽介が主宰するジャグリング集団で、2008年ぐらいから音楽とジャグリングの融合を模索して大道芸や舞台を作っていたが、2012年、複数のジャグラーと作り上げた舞台が圧倒的に面白かった。黒色で統一された舞台に白色のボールが、次から次へと、手から投げ出され、あるものは高く、あるものは低く、またあるときは速く、あるときはゆっくりと、空中を移動し、再び手に戻っていく。投げられたボールは、引力の法則にのっとって美しい放物線を描き、それを操る人間も無駄な動きがない。その両者の軌跡はさながら、目で見る音楽だった。

今回はオーディションで選んだメンバーによるジャグリング作品と目黒陽介、宮野玲のジャグラーに、ダンスやエアリアルなどのパフォーマーとのコラボ作品の2作を上演した。ダンスなどのパフォーマーとのコラボは昨年も試みたものだが、今回はジャグリング以外の要素がより強くなっていた。

空転軌道は、小林智裕を中心に結成されたグループで、今回が初めての公演になる。目黒がこのところ他ジャンルとのコラボを目指していると思われるのに対して、こちらは5人全員がジャグラーで、ジャグリングの可能性を探ると述べている。

こちらも黒で統一された舞台で、ボールやディアボロ、シガーボックス、リングなどの軌跡が際立つシンプルな装置だった。約1時間の作品は、演者一人一人、それぞれを芯として、得意とする演目を演じ、そこに他の演者がからむ、10分未満の小作品をつないでゆくという構成で、よけいハッタリなどを排した作品だった。それだけに小さなミスが目立ってしまうが、潔さを感じた。また、それぞれの演者の志向の違いも現れていて、ひとくちにジャグリングとは言っても、まさにいろいろな処理の仕方がありそうだと感じた。

この二つの集団以外にも、サーカス学校系の若手が作るグループがあり、関西にも同様なムーブメントがあるとも聞く。単に投げ銭をもらうではなく、作品を作ろうとする動きは注目すべきだろう。