Daidougei-Ajia-Geppou  ・発行・浅草雑芸団                              通巻283号 毎月1回発行    20156月1日発行

http://www.k4.dion.ne.jp/~daiajia                                      郵便振替=00100−3−749814  名義「上島敏昭」

■大道芸案内

主な大道芸スポット(土・日・祝日など、通年大道芸が見られるポイント)

■大阪・天保山海遊館広場    ■お台場・デックス東京ビーチ■クインズスクエア横浜at! www.studioeggs.com   ■名古屋・大須ふれあい広場

■ヨコハマ大道芸(山下公園、グランモール公園、ジャックモール)http://daidogei.jp/event 

■東京都ヘブンアーティストwww.seikatubunka.metro.tokyo.jp/bunka/   ■大阪パフォーマーライセンス http://www.osaka-performer.com/   

■江ノ島大道芸http://www.fujisawa-kanko.jp/alacarte.html   ■南町田グランベリーモールhttp://www.grandberrymall.com

■しずおか大道芸の街http://shimarukai.org/

★ニュース

  15回ヘブンアーティスト募集 〆切:630日(消印有効)二次審査は917(木)〜18(金)予定

★浅草雑芸団・ほおずき市木馬亭公演=「永久に回れ 地球ゴマ!〜科学見世物と縁日の科学」

  ●7月10日(金)1830開演 ゲスト=タイガー商会元工場長・巣山重雄、桐生からくり人形芝居保存会、たけちゃんしんちゃんほか

★今月の大道芸公演

△まんぱく2015 http://manpaku.jp/    ○国営昭和記念公園みどりの文化ゾーン

  5月14(木)〜6月1(月)

  Kajii、ユミルコ、ZANGEなど、日替わり

東京ソラマチ大道芸フェスティバル2015 http://tokyo-solamachi.jp/new/event/362/   ○スカイツリータウン内各所

  5月30(土)〜31(日)

  Mr.アパッチ、Mu-RAYEN TOWN FOOLS、チクリーノ、KARADuo AB、セ三味ストリート、ふくろこうじ、縄★レンジャー、Street Entertainer RYU  張海輪、Juggler Laby  C3hnmps  加納真実 しょぎょ〜むじょ〜ブラザーズ セクシーDAVINCI バルーンパフォーマーSyan 彦一団子 サンキュー手塚 Entertainer Hi2、丸一仙翁社中、中国雑技芸術団、to R mansion  三雲いおり ダメじゃん小出 伊藤佑介 MJ COOL  ふるえんぷてぃ ぷちっ。 Witty Look  ながめくらしつ パフォーマーKANA リスボン上田 ぼくゆう Performer SYO! Un-pa  Shiva  HIBIChazz-K クラウンSAKU&クラウンジェームズくん

△第2回空転劇場 https://twitter.com/tomohiro5884    ○浅草・東洋館

  6月5(金)1900

  イル・スペオピーレ サクノキ SHOGUN たけちゃんしんちゃん 宮野玲 おこたんぺ  Nissy

  前売り¥2000(当日¥2500)

△ダメじゃん小出・負け犬の遠吠え(番外編) http://www.damejan.com/    ○両国門天ホール

  6月5(金)1930 /6(土)13301800

  大田区議会議員選挙かく戦えり

  前売り¥2500(当日¥3000)※前売り終了。当日補助席若干予定

△とおがった大道芸  http://www.zao-machi.com/34921     ○宮城県蔵王町遠刈田温泉 蔵王通り商店街)

  6月6(土)〜7(日) 

  中国雑技芸術団、加納真実、芸人まこと、Performer SYO!KERA、セクシーDAVINCI、幻創、矢部亮、ザーキー岡、ボールド山田、せせらぎ、ブラックエレファンツ

△江ノ島大道芸フェスティバル  http://www.fujisawa-kanko.jp/event/autumn_f2015.html  ○江ノ島サムエル・コッキング苑

 ●6月6(土)〜7(日)

  桔梗ブラザース チクリーノ Mr,アパッチ ミスターバード マスター、リスボン上田、金子くん、のぢぞう、番台屋謝謝

△浅草大道芸スタチューフェスティバル  http://ameblo.jp/asakusapp/theme-10066306979.html  ○ROX前、花やしき前ほか  

  6月6(土)〜7(日) 

△両国コメディーナイト  http://www.nidyumaru.com/comedy-night  ○両国門天ホール

 ●6月12(金)1930

  三雲いおり、YAMA&MASATOCrazy Zoo(うさぎさん・コツジ・はじめ)、あまなか、本を読めコノヤロウ… 他

  ¥2000(http://www.nidyumaru.com/comedy-night の予約フォームへ)

△千葉県民の日Happy Face大道芸  http://www.park-funabashi.or.jp/and/aevnts.htm   ○千葉県船橋市アンデルセン公園

  616(土)・17(日)

  千葉県在住パフォーマー(三雲いおり、サンキュー手塚、太平洋、ぼくゆう、おろしぽんづ、メランコリー鈴木)

 

若林正の

食って極楽

 蕨でメキシカン

        〜ロス・ボラチョス

地元でネタ見つけるのもそろそろ限界か、と思っていたら、灯台元暗し、駅前に珍しい店を発見。メキシコ料理のパブレストランである。地下のあまり目立たない感じで、ランチ営業もやっていた。しか〜も何とバイキング‼ 値段はちょい高めの千二百円なり。

入ってみると、中は意外と広くて五,六十人は楽に入れそう。2時近くだったためか、客は二組ほど。四品ほどのメイン料理から一つ選び、あとはサラダやタコス、スープなどが食べ放題になる。

馴染みのないメキシコ料理だが、ブリトーという、生春巻の皮でチキンを包み辛いソースがかかった奴を選んで食う。まぁまぁ。バイキングコーナーに行き、サラダにスープ、もろこしのチップスとディップ、そしてお目当てのシュラスコという牛肉の串焼き。

ごっそり皿に盛る。残念ながら肉は塊でなく、薄切り肉を重ねて焼いたものだったが、 ま、こんなもんでしょ。味付けはシンプルで、野菜が多いからヘルシーな感じ。チリコンカンという豆のシチューが美味。ただし、シンプルすぎて途中で飽きた。

千二百円は高いかな。ビールやテキーラ飲みながらつまむならいいかも。

○食い物は日本食がいいな度…8ワカ

大道芸・見たり・聞いたり・演じたり  

☆その283

『震災と芸能』を読んで        

上島敏昭 

 震災から四年半になろうとしている。この震災ほど衝撃をうけたことはなかった。にもかかわらず、私は何もできなかった。何をしたらいいのかもわからなかった。そんな反省を込め、これからどうすればいいのかを考えるヒントを求めて、この本を読んだ。橋本裕之『震災と芸能 地域再生の原動力』(追手門学院大学出版会。¥1600)。

 著者は、同大学教授で、岩手県文化財保護審議会委員。震災当時は、盛岡大学教授であった。震災後、多くの被災地の民俗芸能の支援活動に携わったことで知られている。本書はその過程でさまざまな媒体に発表した、支援に関する文章をまとめたものである。その支援の主となるのは、支援金を出す側から受け取る側への橋渡し、つまりさまざまな支援金の趣旨や総額などを鑑み、その対象となる団体に知らせて、多くの場合その申請書作成も手伝い、両者のあいだを取り持つこと。震災後、被災地の民俗芸能に関する情報を知る機会や、首都圏でもそれらの出張公演を見る機会が、それ以前に比べてグッと増えたのは、著者の活躍によるところも大きいと思う。

 著者を民俗芸能の復興支援に駆り立てたものは、たとえばこんな言葉である。「もう(村人が)一緒に暮らすことはできないかもしれない。町内会も解散してしまった。だからこそ祭りは最後の砦である。失われた地域をつないでいくための最後の拠り所が祭りである。だからどんなことがあっても祭りはやる」

 それを聞いて著者は「祭りや芸能は生活再建や地域再建ができてから、ようやく再開するようなものではなく」「生活再建や地域再建にかかせないもの」であると理解し、それまで自粛ムードに流されていたことや躊躇していたことは間違いであったと実感し、被災地の復興支援に奔走するようになったという。

そのうえで著者は、被災地の民俗芸能の支援には、時間経過に従って、三段階があるという。第一段階は、用具を購入する資金の助成。第二段階は、用具を保管したり練習したりする空間(場)の確保。第三段階は、メンバーが地元で働ける雇用環境の整備である。

つまり、地域外の者ができるもっとも一般的で、分かりやすい支援は、第一、第二段階での「財政的援助」であり、著者が奔走したのも、その段階でのことである。

第三段階に至れば、被災地の問題というより、民俗芸能をとりまく、ごく一般の問題である。当たり前のことだが、いくら第一段階、第二段階で金銭的支援をしても、最終的には地域が生き返らない限り、民俗芸能も生きかえらない。そうした意味でいえば被災地どころか、日本の民俗芸能は、ほとんどすべてが危機的状況といっていい。

星野紘『村の伝統芸能が危ない』(岩田書店)を読めば、日本の経済構造が民俗芸能の首をしめていることを痛感する。被災地においても、芸能の復興とは壊滅した村の復興であり、日本全体で取り組む問題にほかならない。

そんななかでも著者は手をこまねいておらず、二つの芸能再生への取り組みを実現している。クルーズ客船による被災地観光と菜菜子祭である。前者は「日本ならではの固有の風土、文化を海から追体験する」試みである。じつは猿舞座の村崎修二さんと瀬戸内を旅するうちに船旅の面白さに目覚め、二人で「瀬戸内雑芸団」構想などとぶち上げたことがあったが、被災地支援として著者が実現していたことに驚いた。後者は、鵜鳥神楽の神楽宿の復活支援の活動から生まれた郷土芸能祭で、首都圏からのツアーも組み込まれ、2回、3回と回を重ねている。こうした行動力には圧倒される。

ところで、クルーズ船の発想の元となったという、イベント学会仙台大会(20129月)での堺屋太一の講演「世界で初めての移動式博覧会」の提案が出ているが、みなさんはどう思いますか。

40フィート級の電気トラックを100台くらい連ねてそれぞれをパビリオンにする。そして東北地方を中心に10ヶ所くらい巡回する。電気トラックは・・・・・装飾や設備を加えて約1億円。これをオリンピックと同じ期間の15日間開催する。・・・・・・夜間の余剰電力で充電して、昼間の電力を使う必要はありません。・・・・・・・各会場200万人くらい入ってくれたら、10ヶ所で2000万人の入場者になりますね。>

 私がこの発言の場にいたら、こいつに石を投げつけてます。イベント学会に入っていなかったので犯罪者にならずに済みました。