Daidougei-Ajia-Geppou  ・発行・浅草雑芸団                          通巻299号 毎月1回発行    201610月1日発行

http://www.k4.dion.ne.jp/~daiajia                                      郵便振替=00100−3−749814  名義「上島敏昭」

■大道芸案内

主な大道芸スポット(土・日・祝日など、通年大道芸が見られるポイント)

■大阪・天保山海遊館広場    ■お台場・デックス東京ビーチ■クインズスクエア横浜at! www.studioeggs.com   ■名古屋・大須ふれあい広場

■ヨコハマ大道芸(山下公園、グランモール公園、ジャックモール)http://daidogei.jp/event 

■東京都ヘブンアーティストwww.seikatubunka.metro.tokyo.jp/bunka/   ■大阪パフォーマーライセンス http://www.osaka-performer.com/   

■江ノ島大道芸http://www.fujisawa-kanko.jp/alacarte.html   ■南町田グランベリーモールhttp://www.grandberrymall.com

■しずおか大道芸の街http://shimarukai.org/

★今月の大道芸公演

△見世物大博覧会   ○大阪・国立民族学博物館

  ●開催中〜11月29(火)(1022(土)伊勢大神楽公演あり)

△ふくろこうじソロライブ「漂流」vol.2  http://www.fukurokouji.com/  ○中野プランB

  9月28(水)1930

  前売り¥2500(当日¥2800)

  問合せ・予約:電話03−3403−0561(ACC)

△集まれ! 池袋みんなの大道芸   ○池袋・東京芸術劇場前広場

  10月1(土)2(日) ボールド山田、GENShiva、ゴールデンズfrom大駱駝館

10月22(土)23(日) せせらぎ、ミホウ☆万華鏡、説経節政竹、めりこ

11月5(土)6(日) ガンジスインダスドーダスの森、ユキンコアキラ、マサトモジャ、Samuuel Penhastoro

△たかまつ大道芸フェスタ2016   ○香川県高松市

  10月1(土)2(日)

WE LOVE 大道芸 まちくるカーニバル  ○仙台市・サンモール一番町商店街、市民広場、青葉城本丸会館前

10月1(土)2(日)

△シルクヴォスト・エピシクル  http://cirkvost.jp   ○東京都江東区豊洲特設会場(新交通ゆりかもめ「新豊洲」駅すぐ)

  10月8(金)〜11月6(日)までの金・土・日・祝日(全16公演) 1900開演

  フランスのアートサーカス。洗練されたセットで行われる空中パフォーマンス

  金曜・VIP席¥4500、指定席¥3500(土・日・祝日¥5500、指定席¥4500)

△町田大道芸  http://www.poppo.jp/topics/img_697_no2.jpg  ○町田駅周辺

  10月8(土)・9(日)

△KYOTO大道芸2016  http://www.npokpa.com/KyotoStreetProject/fes2016/  ●ゼスト御池地下街

  10月10(月・祝)

△万歳から漫才への移り変わり http://nigiwaiza.yafjp.org/   ○横浜・にぎわい座

  10月10(月・祝)1400

  尾張万歳保存会、東京ボーイズ、母心、おぼん・こぼん、瑞姫

  ¥3100

  申込み☎045−231−2515(横浜にぎわい座)

△ギリヤーク尼ヶ崎 青空舞踏公演  https://www.facebook.com/Gilyakamagasaki/   ○新宿三井ビル55広場

  10月10(月・祝)1400

△藤山一門手妻興行「手妻の世界」    ○座・高円寺2

  10月12(水)・13(木)両日1900

  藤山新太郎、藤山大樹、沙神妃梛、和田奈月、高橋花子、石井裕、(ゲスト)江戸太神楽・仙丸

  前売りA席¥4000、B席¥3000(当日各500円増し、学割あり)

  申込み・問合せ☎03−5378−2882 FAX03−5378−2883

△第39回大須大道町人祭 http://autumn.nagoya-osu.com/chonin/   ○名古屋市大須観音界隈

  10月15(土)16(日)

△世田谷アートタウン三茶de大道芸 http://arttown.jp/   ○世田谷区三軒茶屋界隈

  10月15(土)16(日)

△川越まつり・蓮謦寺境内おまつり広場

  10月15(土)・16(日)

△ヘブンアーティストTOKYO http://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/bunka/heavenartist/index.html   ○上野公園

  10月21(金)〜23(日)

△新宿芸術天国2016(新宿ヘブンアーティスト・フェスタ)   ○新宿駅周辺

  10月22(土)

△サムルノリin高麗神社2016  http://www.samulnori-koma.com/wp/   ○埼玉県日高市高麗神社・高麗氏住宅前庭

  10月23(日)1600雨天決行/荒天中止

  前売り¥3500(当日¥4000)全席自由

  電話:080-1800-0691(サムルノリ高麗神社公演委員会事務局)

△大道芸ワールドカップin静岡 http://www.daidogei.com/   ○静岡市、駿府城公園、市内各所

  11月3(木・祝)〜6(日)

△見世物学会第18回記念総会   ○大阪・なんば紅鶴(レジャービル味園内)☎0120-37-7667

  11月5(土)1330

  講演・塔の見世物・塔という見世物(細馬宏通)、ちんどん屋!仮装の楽隊(ちんどん通信社)

若林正の

食って極楽

パンだ!

〜根岸「喫茶デン」

我が一族の菩提寺は根岸にある。鶯谷駅から徒歩五分ほどの道も、物心ついた頃から50年以上年に1,2度墓参りに通ううちに変化してきた。昔ながらの店が消えマンションが立ち並び、時代の移りを感じていたが、今も頑張っている処もある。喫茶デン。小さく古びた佇まいの店だ。

親父が存命の頃、墓参りの帰りにサンドイッチやソフトクリームを食わせてくれたのを覚えている。成人してからは立ち寄ることもなくなったが、先日TVでこの店のグラタンパンなるものが大人気と紹介されていて、ビックリ!先日墓参の帰りに、ん十年ぶりに寄ってみた。昼前でほぼ満席。なんとか座れてグラタンパンを注文。10分ほど待つ間もぞくぞくとお客が訪れ、ドアの前に並ぶ人も。繁盛してんだ。登場したのは食パン一斤の半分を、中をくりぬきクリームシチューを入れてオーブンで焼いたもの。

一回り小さいサイズのパンだが、それでもボリューム充分。先にシチューと共に、中のパンを皮ギリギリまでこそげとって食べて、あとは皮をちぎって片付けていく。なるほど、シチューが少し濃い味でパンに合い美味! 女房がギブアップした皮半分をもらい、大満腹。これにコーヒーで¥980也。

店の人に聞くと40年くらいやってますとのこと。小学生の頃はなかったのね。あったら食べただろうな。

○実は隣の客がパフェ食べてて、これが又んまそうだったから次ね度…5ワカ

大道芸・見たり・聞いたり・演じたり

☆その299

ヘブンアーティスト審査概要

上島敏昭

 ヘブンアーティストとは、2002年より始まった東京都の芸術支援事業で、ライセンスを取得すると都の公園などの指定した場所でパフォーマンスが出来る制度である。本年(2016年)は第16回目の募集が行われ、6月中に映像資料を添えた書類を郵送により応募を受け付けた。応募総数はパフォーマンス部門176組、音楽部門133組。7月に書類審査が行われ、パフォーマンス45組、音楽16組が通過し、9月に行われた公開審査会で、パフォーマンス部門は24組、音楽部門は7組が合格した。

本稿では、パフォーマンス部門についての簡単な審査経過の報告と、同部門の合格者の紹介および寸評などを記したい。

 

●採点制を要求される

本年の審査にあたって、事務局からパフォーマーの演技に点数をつけてくれという要求があった。情報公開請求に対応できるようにとのことだが、突然の要求で驚いた。

 昨年からそのために担当者が模索していることは知っていたが、事前に何の相談もなく通告してくる神経には呆れる。審査して合否を決めるのだから採点できるはずだ、という発想らしい。そもそもジャンルが違う芸能を、審査員それぞれの専門分野の意見を尊重しながら、最終的には総意で合否を決定するという、かなりアクロバティックな審査で、採点などと考えたこともない。事務局の方たちにその意味がわかってもらえたのかは疑問だが、最終的にAからDまでの4つのランクに分けるというところで落ち着いた。

 

●一次審査について 

本年もパフォーマンス部門の審査は、昨年にひきつづき次の5名で行った。審査委員長・田之倉稔(演劇学者)。以下、審査委員は石井達朗(パフォーマンス学)、森直実(美術家)、田中未知子(サーカスプロデューサー)、そして私というメンバーである。

 一次審査は、審査委員4名が、都庁の会議室に集まって映像と書類を見ながら、合否を決定した。一次審査合格者数は、初めは制限がなかったがいつの間にか、二日間の審査で終了できる人数とされた。逆算すれば40組プラスαとなる。

 応募数は176組、それぞれの審査資料として添付された3分以内の映像を見て審査する。実際には、アタマの部分、数十秒で判断せざるを得ず、つまり最初に自分の最も得意とする演目を効果的に見せた者が合格したことになる。特にジャグリングはその傾向が強かった。

 演目は、ジャグリング、アクロバット、クラウニング、日本の芸能では紙芝居などが主流だが、そうした既製のジャンル以外からの応募もあり、それらはできるだけ通過させるようにした。技術の比較できない芸能、あるいは芸能ですらないようなパフォーマンスは判断がむずかしく、意見が分かれたものもあった。

 

●二次審査について

 二次審査は922日と23日、池袋の東京芸術劇場の地下広場でおこなった。同時間に地下の劇場でも催し物が行われており、音が劇場内に響くことを懸念して、演技者にはかなり音量を絞ることが求められ、なかには係員の指導で、ほとんど聞こえないほど落とされた人もいた。その点は審査では考慮した。

 今回の特徴はディアボロがハイレベルだったこと。逆にバルーンは見せ方を工夫してほしいとも感じた。

            (つく)