Daidougei-Ajia-Geppou  ・発行・浅草雑芸団                          通巻296号 毎月1回発行    2016年7月1日発行

http://www.k4.dion.ne.jp/~daiajia                                      郵便振替=00100−3−749814  名義「上島敏昭」

■大道芸案内

主な大道芸スポット(土・日・祝日など、通年大道芸が見られるポイント)

■大阪・天保山海遊館広場    ■お台場・デックス東京ビーチ■クインズスクエア横浜at! www.studioeggs.com   ■名古屋・大須ふれあい広場

■ヨコハマ大道芸(山下公園、グランモール公園、ジャックモール)http://daidogei.jp/event 

■東京都ヘブンアーティストwww.seikatubunka.metro.tokyo.jp/bunka/   ■大阪パフォーマーライセンス http://www.osaka-performer.com/   

■江ノ島大道芸http://www.fujisawa-kanko.jp/alacarte.html   ■南町田グランベリーモールhttp://www.grandberrymall.com

■しずおか大道芸の街http://shimarukai.org/

★お知らせ

 浅草雑芸団・恒例7月の浅草木馬亭公演 7月8日(金)1830開演

「言霊(ことだま)まつり 〜祝言・まじないと言葉あそびの世界」

ゲストに伊勢万歳師・村田清光師とその社中をお迎えして

三曲万歳芝居・忠臣蔵三段目を上演します。東京ではほとんど演じられたことのない「幻の芸能」です。

★今月の大道芸公演

△横浜ボートシアター「恋に狂ひて」(説経「愛護の若」より) www.yokohama-boattheatre.org   ○神奈川芸術劇場大スタジオ

  7月1(金)〜10(日)(1日・4日・7日・8日は19時、2日・9日は13時と18時、3日は14時、6日は14時と19時、10日は14時)

  脚本・演出・人形・仮面:遠藤啄郎、語り:説経節政太夫

  前売り¥4000(当日¥4500)、ペア¥7000、U24¥3000

  横浜ボートシアター☎080−6737−5208、FAX03−3761−6358

△キラリふじみサーカスバザール http://www.kirari-fujimi.com/program/view/485  ○富士見市文化会館キラリふじみ

  7月2(土)・3(日)10001530

  ひぃろ(コメディアクロバット)、バーバラ村田(パントマイム)、Kenta(ローラーバランス)、ムンドノーボぽこブヨー団、ほか

  メインショー「サーカステントを探して」2日(土)1430 /3(日)1230 (有料¥1000、小・中生¥500)

      ジョングルール・ボン・ミュジシャン(中世古楽器演奏)、于涛(中国雑技)、サクノキ(クラウン)、愛美(空中シフォン)、talatta latta(空中ブランコ&ジャグリング)、沢入国際サーカス学校メンバー

△瀬戸内サーカス「空中パフォーマンス YA!」http://www.setouchicircusfactory.com/  ○高松市・屋島山頂の県木園(屋島東町)

  7月2(土)・3(日)

 一般:¥3500、高校生以下:¥1500(当日は、それぞれ+¥500、未就学児は無料)

△だい・どん・でん! in summer http://www.daidonden.com/  ○札幌市サッポロホコテン内

  7月2(土)3(日)

△亀戸大道芸 https://www.facebook.com/kameidodaidougei   ○亀戸駅北口

  7月3(日)

  shera、ちゅうサン、キヨノカ、Asako、しろみときみ、鷹島姫乃

△空転軌道vol,7  https://twitter.com/kuutenkidou   ○浅草・東洋館

  7月8(金)1900

  望月ゆうさく、チャタ、AYUMIDaggle KOMEI、新井ショウ、ほか

  予約一般: ¥2500、学生:¥2000(当日はそれぞれ+¥500)

△第29回下町七夕まつり http://shitamachi-tanabata.com/  ○台東区かっぱ橋本通り商店街

  79(土)・10(日)

  張海輪(中国雑技)、伊藤祐介(けん玉)、ポン菓子、針金細工、飴細工、似顔絵、太鼓

△チンドン・マニアック・サロン http://ameblo.jp/kmb-blog/   ○古書カフェくしゃまんべ(王子駅下車、徒歩5分)

  7月12(火)1930

  ¥1500(ワンドリンク別)

△第31回 文京朝顔・ほおずき市  http://www.city.bunkyo.lg.jp/bunka/kanko/event/matsuri/asagao.html  ○澤蔵司稲荷・源覚寺など

  7月23(土)・24(日)

△鶴来の夏祭り 大道芸がやってくる!  http://www.viva-shishiku.com/  ○石川県白山市鶴来周辺

  7月27(水)〜31(日)

  ジョー次、あまる、JAMES、チャタ、Remix、ナオチャ、わっしょいゆ〜た、ソードパフォーマーぐれん、マジシャン ルパン、笠谷ん、ジャグリングアーティスト Juggler kentaro、キヨノカ、エンジョイJoy、雲井和之助、おいかどいちろう、河童 & いっちローズ

若林正の

食って極楽

特盛ナポリタン!

〜蕨市旭町公民館での例会

毎月の雑芸団の例会に蕨市旭町公民館を使うことが多い。最近、 調理室がきれいで広いことを発見し、茶話会との名目で、簡単なクッキーやパン等を焼いて、打合せやワークショップなどを行っていた。

しかしたまには何か料理もしないとなぁと、先日は夕食会として、ワタシがナポリタンを作った。パスタにしたのは、ご飯炊くより後片付けが楽だから。しかし、どのくらいの量が必要かわからない。まあ、一人二百グラムの計算で、当日は五人の出席だから、200グラム×5=1000グラムと計算して、1キログラムの乾麺を茹でた。実際は、茹でると水分を吸って二倍半ぐらいになるらしい。つまり全部で2.5キロ。5人だから一人分500グラム!

出来上がったナポリタンは山のよう。野菜やソーセージの具は五人分だったから、ほぼ全部赤いだけのスパゲティー‼ワタシ以外の大食いでK君やZ君の活躍があり、なんとか片付けたけど、そのあとの稽古が苦しかった…写真は雑芸団フェイスブックにアップされたので見てください。家で食べるときは適当に量らず茹でていたけど、実際はかなりの量を食べていたらしい。

○今度は量を考えて茹でる度…3ワカ

大道芸・見たり・聞いたり・演じたり

☆その296

佐渡であいましょう

上島敏昭

 佐渡に行ってきた。わたしは、1980年ごろからずいぶん通ってきた。ことに1990年から2003年ぐらいまで、猿舞座の村崎修二さんに同行してほとんど毎年、集落を回って大道芸・猿まわしをやってきた。ところが芸能大学という催しを最後に、佐渡卒業というような按配で、パタッと行かなくなった。

 今回の佐渡の旅は、わくわくばらえてぃつあー「佐渡であいましょう」という企画にのっけてもらったものである。懇意にしてもらっている大道芸人のおじゃるずさんから、ここ数年、佐渡にちょくちょく通っているという話を聞いていた。どうやら、おじゃるずとアクロバットの華千代さんが、何度かイベントで佐渡に呼ばれているうちに、佐渡の人達と交流が生まれ、芸能を実演しつつ佐渡の文化などにも触れて、さまざまな刺激を受けていた。そうした経緯からこの企画が生まれたということのようだ。今年で三回目になるのだという。

  宿泊もホテルなどではなく廃校で、そこを拠点として、佐渡の集落を実演してまわるツアーで、ツアー参加者のほとんどは芸能者なので参加費は支払うものの、公演の出演料は頂戴する。儲かるわけではないが、さほどの出費にもならないし、なによりも地域の人達と一緒に公演を作るというのが楽しい。

そのスタンスは、結果的には、私と村崎修二さんが「大道芸里めぐり」と称して、佐渡中を巡業していた形態といろんな点で似ている。つまり、芸能を行うのは集落単位で、場所はその集会所などであること。イベント業者の手ではなく、地元の協力者に骨を折ってセッティングしてもらい、ときには地元の芸能にも出演してもらったりして、地元と芸能者が協力しながら作り上げてくという公演方法であること、などである。

今回の参加者は、おじゃるず、華千代を芯として、Kaja(ジャグリング、マジックなど)、ひぃろ(アクロバット・ジャグリング)、もんたくん(ジャグリング)、チャタ(リンボーダンス)、くの一おはぎ一座(忍者歌謡ショー)、中西レモン(墨筆画、ちょぼくれ)、そして私。9組出演という豪華メンバーである。私が参加したのは15日から17日までの3日間だが、メンバーが代わって10日間ぐらいは行われていたようだ。Kajaは両親が佐渡出身、チャタは新潟出身で、祖父が佐渡出身とのこと。そんなこと初めて知った。特にKajaは里帰りも兼ねていて、家族で参加。親戚のおじさん、おばさんなども見に来てくれていて、これで公演が盛り上がらないわけがない。

15日は羽茂まつりを見学。奇藝つぶろさしが3組共演するほか、鬼太鼓や春駒など伝統芸のオンパレードで締めくくりは薪能という芸能絵巻である。16日が宿根木地区の公会堂公演。写真は出演者全員によるフィナーレの様子である。17日が岩首地区の廃校の体育館(岩首談議所)公演。写真は、幕開きに中西レモンさんが舞台で描き上げた巨大ダルマ図と出演者一同の記念撮影である。佐渡は集落ごとに全く雰囲気が違う。宿根木は港街、岩首は海沿いだが棚田の谷末の農村で、お客さんの雰囲気もだいぶ違った。

宿泊したのは羽茂の大崎地区だが、ここでお寺のご住職を訪ねた。羽茂大崎は、たくさんの芸能が残っていることで有名な山間の集落で、そばが名物。11月のそばまつりにはそばと芸能が楽しめるというので、佐渡中からお客が集まる。ご住職はその中心人物で、先代住職のとき、民俗学者の宮本常一がよく訪ねていたという。今回は、「ちょぼくり」と「まんざい」についてお話をうかがった。1990年代は私も村崎さんについてよくお訪ねした方だ。久しぶりにお会いしたが、すっかり立派なご住職になられており、我が身を省みて、反省しきりであった。

また佐渡に通いたくなった。