Daidougei-Ajia-Geppou  ・発行・浅草雑芸団                          通巻304号 毎月1回発行    2017年3月1日発行

http://www.k4.dion.ne.jp/~daiajia                                      郵便振替=00100−3−749814  名義「上島敏昭」

■大道芸案内

主な大道芸スポット(土・日・祝日など、通年大道芸が見られるポイント)

■大阪・天保山海遊館広場    ■お台場・デックス東京ビーチ■クインズスクエア横浜at! www.studioeggs.com   ■名古屋・大須ふれあい広場

■ヨコハマ大道芸(山下公園、グランモール公園、ジャックモール) http://daidogei.jp/ 

■東京都ヘブンアーティストwww.seikatubunka.metro.tokyo.jp/bunka/   ■大阪パフォーマーライセンス http://www.osaka-performer.com/index.php 

■江ノ島大道芸http://www.fujisawa-kanko.jp/alacarte.html   ■しずおか大道芸の街http://shimarukai.org/

★今月の大道芸公演

△ふたりッパー   ○あさくさ劇亭(台東区西浅草2-8-2  ☎03-6231-6047

  3月9(木)10(金) 両日とも1900開演

  金子ざん、ダメじゃん小出

  予約¥2500(当日¥3000)

  問合せ・電話03−3765−3663  d-j-k@max.odn.ne.jp   (小出創作所)

Street Art-plex KUMAMOTO大道芸2017  http://artplex.jp/information/daidogei/  ○熊本市中心街各所

  3月11(土)18002130 /12(日)12301700

  miwa Mr.BUNBUN Nao REOKing・三獅郎 、sho_maa TEN-SHO un-pa , Undercover Funk Service 、ちんどん鈴乃家 、めりこ 、カナールペキノワ 、サムくんとメロンちゃん 、チムチムサービス 、プロジェクト大山 、大道芸大好きおじさん 、望月ゆうさく 、紙芝居屋 ぐれっち

△第17回よっかいちYY(ワイワイ)ストリート  http://kanko-yokkaichi.com/news/829/  近鉄四日市駅前市道西町線

  3月12(日)10001500

  クラウンもっきー、加藤みきお&ひろみち、音術屋、WABE、砲夢乱一狼、大道芸人ゆうじ、ダンディふくちゃん、大道芸人ルーク

△第10回うつのみや大道芸フェスティバル   http://www.utsunomiya-daidogei.com/jp/  ○宇都宮市オリオン通りほか

  3月18(土)・19(日)

  バルーンパフォーマー アキ、いきもの倶楽部、idio2、紙磨呂、くす田くす博、、ココナッツ山本、、3ガガヘッズ、June bride18日のみ出演)、ストレンジ・ディッシュ、SPINATION19日のみ出演)、SEOPPIポテPOTE、LAUGH and ROUGH ほか

△空転劇場vol.11  https://www.kuutenkidou.com/   ○浅草東洋館

  3月23(木)1900

  ハチロウ、チャタ、Daggle CrewBox Acter YAYAKENTO、秋場遥輔、西島公則、市川卓、フナキユウスケ

  予約¥2500(当日¥3000、学生は各500円引き)

△第5回モリコロパーク大道芸フェスティバル  http://morigei.2box.jp/  愛・地球博記念公園モリコロパーク 

  3月25(土)・26(日)

  akiyoATSUKI、歌うバルーンパフォーマー★MIHARU(26日のみ)、オマールえび、おろしぽんづ(25日のみ)、くす田くす博、Kei、健山、ジャグリングドラゴン ヒョウガ、蹴流波、物語人(25日のみ)、大道芸人カズ兄、大道芸人ちんねん、大道芸人『ブンブク』、Dandy=fukuchan(26日のみ)CHIKI、超人ビーツ。、PaniCrew KASSAN(カッサン)(25日のみ)Performer KayPerForMer ZEN、バルーンパフォーマー哲、Power Spot YÜÜRI、☆ファイター☆、マジカルTOM、めぐみ梨華、ヨーヨーパフォーマー TAKE-Iguchi.(26日のみ)LAUGH and ROUGH(26日のみ)、 エトランゼR.M.N、浮遊型スタチュー アストロノーツ、POTE、 てりやき、にじいろペイントラボ、バルーンパフォーマー つくもん、中村友美

△第3回川崎シネマ大道芸フェスティバル  http://lacittadella.co.jp/cinema_performance/ ○川崎駅東口周辺

  3月25(土)・26(日)

  山本光洋、ダメじゃん小出、タカパーチ、三雲いおり、toRmansion、たけちゃん・しんちゃん、VJコミックカット、しょぎょーむじょーブラザーズ、目黒陽介、番台家謝謝、あんざいのりえ 

  ★スペシャルナイト@ON THE MARKS  3月25(土)19002100  ¥500

    チャップリン初期作品 &  ダメじゃん小出 / VJコミックカット / たけちゃんしんちゃん / 番台家謝謝 / 目黒陽介

△大道芸フェスティバルinちば2017  http://japan.arukikata.co.jp/events/info/197342  千葉駅周辺、千葉中央公園、千葉銀座商店街、ほか

3月26 () 11001730

サンキュー手塚、ハンガ〜マン、プリコロハウス、セクシーDAVINCI、ミホウ☆万華鏡、紙磨呂、CONROidio2SOULCraystal Performer Spade'A、、

大道芸人ジーニー、ココナッツ山本、ペインター、ひこひこ、メランコリー鈴木、おっとちゃん、ストレンジディッシュ、Yo-Yo Entertainer TOMMY

サクノキ、おろしぽんづ、TSUBASA、大道劇団Cuento、太平洋、あんころもち、えはら、もんじゃ、キヨノカ、KayaStick Artist KIA

△第63回全日本チンドンコンクール  http://www.ccis-toyama.or.jp/toyama/cin/top.html  ○富山県民会館、平和通り、ほか

  4月7(金)チンドン夜桜流し/

8(土)チンドンコンクール(予選)、素人チンドンコンクール

9(日)チンドンコンクール(本選)

  問合せ: TEL076-443-2072(富山市観光政策課) / TEL076-423-1170( 富山商工会議所)

若林正の

食って極楽

明太子んまい〜西新橋「やまや」

新橋は夜も昼もサラリーマン天国。夜は居酒屋、昼はお得なランチを出す店が目白押し。そんな一軒が明太子で有名な「やまや」の直営店である。夜はもつ鍋屋として繁盛しているらしいが、ランチがこれ又お得で有名なのだ。

12時前ですでに行列!サラリーマンだけでなく、年配のグループやら観光客らしきアジア人やらで、顔色も服装もさまざま。店内は長テーブルにカウンター、六人掛けの席など7080人は楽に入るフロアだが満杯状態。ランチメニューは唐揚げ、ハムカツ、しょうが焼きに焼き魚など定食が千円。安くないと思うが、なんと高菜と明太子が食べ放題飯もお代わり自由はお得だ。割と待たずに着席、料理もすぐに出てくる。

しょうが焼きを頼んだが、肉が厚くて結構なボリュームにビックリ!だが甘ーい。九州の醤油の甘さが前面に出てる。飯に合うけど、少し飽きてくる。そこでテーブルの容器に入った明太子と高菜を小皿に取り、一緒に食べると甘さが中和されて飯が進む。味噌汁もジャコの出しが利いて、んまい。このランチなら納得。見ると更に行列が伸びて大混雑に。急いでかっこんでそそくさと出る。んまかったけど、ちょっと慌ただしいね〜。

○次は唐揚げだー‼度…5ワカ

大道芸・見たり・聞いたり・演じたり

☆その304

映画「ショコラ」

上島敏昭

フランス映画「ショコラ〜君がいて、僕がいる」という映画が公開されている。とても面白い映画だが、おそらく、よほどの映画ファンか、サーカスファンでなければ知らないと思うので、ここで紹介したい。

ショコラというのは黒人のクラウンの名前。1900年ごろ、白人フティットとコンビを組みフランスで人気を博した。当時、白人・黒人のコンビはなかったので、観客には目新しく、また二人とも芸達者で、約10年間、パリのサーカス劇場のトップスターであった。道化、パントマイム、アクロバットとなんでもこなし、リュミエール兄弟によって、その演技は映像としても残っている。

しかし、ショコラの名前はほとんど知られず、資料も残っていない。これは、そんなショコラとフティットコンビの伝記映画である。

ショコラを演じているのは、数年前にヒットした映画「最強のふたり」で有名になった黒人俳優のオマール・シー。フティット役はジェームズ・ティエレ。チャップリンの孫だという。これがこの映画の売りの一つである。私はなにも知らずに見に行って、帰りに「白人のクラウン、すごくいいんだけど、あれ誰?」と聞いて、顰蹙を買った。

映画がはじまってサーカス小屋の風景が出たあと、売り込みに来たサーカス芸人たちが、芸を見せるシーンがある。フティットもそんな芸人の一人として団長を相手に芸を披露する。団長には「その芸はもう古い」と言われて断わられるのだが、ほんの数分、そのパントマイムをみただけで、なんと達者な人だとびっくりした。古い芸といえばそうなのかもしれないが、いわゆるクラウン芸の基本がきっちりと演じられていて、これだけで目が釘付けになってしまった。

あとでパンフレットを読むと、チャップリンの娘ヴィクトリアが駆け落ちした相手がサーカス芸人のジャン=バチスト・ティエレで、二人は「フェリーニの道化師」にシャボン玉と戯れる道化師として登場している。この二人の間に生まれたのが、ジェームズ・ティエレで、現在40歳をすこし超えたぐらい。4歳から二人の舞台に出ているといい、映画も何本も出ているようだ。

なんといっても興味深いのは、サーカスやミュージックホールシーンである。当時のフランスのサーカスなんてもちろん私は知らないが、その雰囲気はこんなだったに違いないと、映像によって思わせてくれる。

 とくに冒頭の数分間がいい。お世辞にもきれいとは言い難い広場にサーカステントが建っている。そのテントも木下とかリングリングサーカスとかの一流の大きなものではない。テントも薄汚れているし生地も薄い。それをとり囲んで芸人たちが寝泊りするトレーラーハウスが並んでいる。熊とか馬とか猿とか、いろんな動物の小屋があって、その餌や藁などがあたりに散らばっている。糞尿の匂いも漂ってきそうなけっして衛生的とはいえない、猥雑な世界である。テントに入ると、曲馬の稽古。どこか田舎くさい、イモネエちゃんが走る馬の背中で様々なポーズを取って練習している。このシーンだけで、入場料の価値はある。

 伝記映画と書いたが、あくまでもフィクションで、後半は黒人差別に苦しむショコラの姿がクローズアップされる。ジョセフィン・ベーカーがダンサーとして活躍するほんの数年前だが、彼女と違って、彼の資料はほとんど残っていないという。それを掘り起こした著書『ショコラ〜歴史から消し去られたある黒人芸人の数奇な生涯』(ジェラール・ノワリエル著・集英社インターナショナル)が原作である。全国の主要都市では公開しています。