静謐の森 - ドゥーム / ストーナー / スラッジ・コアのアルバム・レビュー

静謐の森 - ドゥーム / ストーナー / スラッジ・コアのアルバム・レビュー
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ディスコグラフィ

Celestial Season

「Solar Lovers」  1995年 2nd アルバム
「Lunchbox Dialogues」  2000年 5th アルバム

Celestial Season
Solar Lovers

Celestial Season: Solar Lovers ・ 2nd アルバム
・ Doom / Stoner / Death
・ 1995年 オランダ
・ Displeased Records / D-00038
・ 評価 06/10 ■■■■■■□□□□

Stefan Ruiters ヴォーカル
Robert Ruiters ギター
Pim van Zanen ギター
Olly Smit ベース
Jason Kohnen ドラム
Jiska ter Bals ヴァイオリン
Maaike Aarts ヴァイオリン
Lex " The Druid " Vogelaar プロデュース

01. Decamerone  06' 58"
02. Solar Child  05' 13"
03. Body As Canvas  00' 57"
04. Soft Embalmer Of The Still Midnight  06' 45"
05. Will You Wait For The Sun  06' 41"
06. The Holy Snake  01' 27"
07. Dancing To A Thousand Symphonies  03' 11"
08. Vienna  04' 29"
09. Fandango  01' 41"
10. The Scent Of Eve  08' 52"
11. A Tune From The Majestic Queen's Garden  01' 49"

Total Running Time  48' 08"

1995年リリースのアルバム第2作。 のちの中軸メンバーとなるピム・ヴァン・ザーネンとオリー・スミットが本作から加入した。 また女性ヴァイオリン奏者2名を正式メンバーにくわえ、憂愁旋律をからめながら進行するストーナー・ドゥームを提示する。 デス・ヴォーカルもきわめて特徴的であり、 ゴシックふうの味わいが強い。美しい旋律に惑溺するわけでも、さし迫った感情につき動かされていうふうでもなく、全体にクールな音像からは魂の叫びこそ期待できないが、 Kyuss ばりの速いリフに咆哮がのるスタイルはいま考えればめずらしく、第1曲 「Decamerone」、第2曲 「Solar Child」 などはバンドのユニークさをよく教えてくれる。遅い曲では洒落た雰囲気が災いして感情移入しにくいものの、 9分弱ともっとも尺の長い第10曲はそのなかでも成功しているほうだろう。第11曲は過剰なワウとディレイ効果によるお遊び、蛇足。第8曲 「Vienna」 は Ultravox のカヴァー。

Celestial Season
Lunchbox Dialogues

Celestial Season: Lunchbox Dialogues ・ 5th アルバム
・ Stoner
・ 2000年 オランダ
・ La Guapa Records / LGR 51012
・ 評価 06/10 ■■■■■■□□□□

Cyril Crutz ヴォーカル
Pim van Zanen ギター
Olly Smit ギター
Jacques de Haard ベース
Rob Snijders ドラム
Pieter Kloos / Celestial Season プロデュース

01. Lonely Man Burning  07' 21"
02. Sharks & Razors  04' 49"
03. Outshine  06' 51"
04. Boarding Music  04' 44"
05. Mary Meets The Sky  04' 04"
06. Body Overdrive  04' 47"
07. The Celestial Dragon  04' 19"
08. All Wrong  04' 48"
09. Comfortable Mess  04' 14"
10. From The Plains  07' 23"

Total Running Time  53' 24"

オランダ産ストーナー・メタル・バンド Celestial Season が、2000年にリリースしたアルバム第5作。最後のフル・アルバムとなる (解散は2002年3月)。結成当初はデス・メタルから出発し、 歌手が交代した1995年発表のミニ・アルバム 「Sonic Orb」 から突然ストーナーに転向。 本作では Kyuss 直系のグルーヴィで攻撃性をそなえた器楽パートに、憂いをおびたメロディがのるハード・ロックにシフトした。 すでにオリジナル・メンバーの姿はない。避暑地の Kyuss とでも形容できるような、すがすがしさすらただよう。 器楽は Kyuss 様式を核にしているが、いかにもサビらしいサビを聴かせようとする第3曲や、バラードの 「Mary Meets The Sky」 (第5曲)までくると、これはストーナーではないと確信できる。第1・6曲などのインストはほんとうにカッコいいのだが…。 旋律がブルース音階を基調としていない点も部外者因子だ。もとめている気持ちよさとは異なる。

・ 未聴作品
「Forever Scarlet Passion」  1993年 1st アルバム 全9曲
「Sonic Orb」  1995年 ミニ・アルバム 全5曲
「Orange」  1997年 3rd アルバム 全14曲
「Chrome」  1999年 4th アルバム 全10曲
「Songs From The Second Floor」  2001年 ミニ・アルバム 全4曲
・ 公式 Web
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