静謐の森 - ドゥーム / ストーナー / スラッジ・コアのアルバム・レビュー

静謐の森 - ドゥーム / ストーナー / スラッジ・コアのアルバム・レビュー
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ディスコグラフィ

Earthless

「Rhythms From A Cosmic Sky」  2007年 1st アルバム
「Live At Roadburn」  2008年 ライヴ・アルバム

Earthless
Rhythms From A Cosmic Sky

Earthless: Rhythms From A Cosmic Sky ・ 1st アルバム
・ Stoner / Psyche
・ 2007年 アメリカ
・ Tee Pee Records / TPE 076
・ 評価 09/10 ■■■■■■■■■□

Isaiah Mitchell ギター
Mike Eginton ベース
Mario Rubalcaba ドラム

01. Godspeed  20' 55"
  a) Amplified
  b) Passing
  c) Trajectory
  d) Perception
  e) Cascade
02. Sonic Prayer  21' 12"
03. Cherry Red  04' 35"

Total Running Time  46' 43"

2007年にリリースされたアルバム・デビュー作。全3曲のうち2曲が演奏時間20分を超える、パワフルで熱狂的なインスト・ナンバーという絶大なインパクトをそなえている。第1曲が5部にわかれた組曲、さらに 「どこまでつづく!?」 とハラハラしてくる冒頭の長大なサステインを聴くと、バンドのエネルギーの巨大さを推しはかれる。いったんはじまると、まったくゆるむことなく弾き・たたきまくる。緩徐部分をはさんだり、緩急をつけるといった発想がこざかしく思えるほどのいさぎよさ。それでいて自己陶酔系のたれ流しジャムではなく、リフとリズムによる構成がかっちりしていて、長さのわりに聴きやすくもある。リフ、リズム、テンポ・チェンジは自然かつスムーズ。音はあくまでヘヴィで、ナチュラル。第3曲は Groundhogs のカヴァーで、歌が入る。 本編の余韻にひたりたかった者としては蛇足のおまけのように思えたが、ファン・サービスとしては納得できる。

Earthless
Live At Roadburn

Earthless: Live At Roadburn ・ ライヴ・アルバム
・ Stoner / Psyche
・ 2008年 アメリカ
・ Tee Pee Records / TPE 089
・ 評価 09/10 ■■■■■■■■■□

Isaiah Mitchell ギター
Mike Eginton ベース
Mario Rubalcaba ドラム

[ Disc 1 ]
01. Blue / From The Ages  47' 30"

Total Running Time  47' 30"

[ Disc 2 ]
01. From The Ages / Godspeed / Sonic Prayer  35' 27"

Total Running Time  35' 27"

CD2枚組のライヴ・アルバム。2008年4月18日、オランダのティルブルクで開催された 「Roadburn Festival」 での演奏だ。 ダラダラした話しかたでひと言、ふた言謝辞をのべてから演奏をはじめると、あとは最後までとまらない。曲間の区切り感はあるが空白やMCはなく、ひたすら演奏しつづけている。 いつ終わるかもわからない、 圧倒的な長さをもつジャム演奏がバンド最大の魅力だ。おそらくその気になれば腹が減ったり、 トイレに行きたくなるまではいつまでも弾きつづけることができると思われる。長尺にもかかわらず第一にリフありきで曲が構成されるので、混迷した印象はない。ギターの即興が稀に調子っぱずれな音に迷いこむ点は、ライヴならではのご愛敬。未発表の2曲 「Blue」、「From The Ages」 からはじまり、 後半は最新アルバムの2曲へ直結する。 「From The Ages」 へ先導するドラムと、「Godspeed」 は思わず歓声をあげたくなるかっこよさ。

・ 未聴作品
「Sonic Prayer」  2005年 ミニ・アルバム 全2曲
・ 公式 Web
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