静謐の森 - ドゥーム / ストーナー / スラッジ・コアのアルバム・レビュー

静謐の森 - ドゥーム / ストーナー / スラッジ・コアのアルバム・レビュー
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ディスコグラフィ

Iron Man

「Black Night」  1993年 (2009年) 1st アルバム
「The Passage」  1994年 2nd アルバム

Iron Man
Black Night

Iron Man: Black Night ・ 1st アルバム
・ Doom / Metal
・ 1993年 アメリカ
・ Shadow Kingdom Records / SKR029CD
・ 評価 07/10 ■■■■■■■□□□

Rob Levey ヴォーカル
Alfred Morris III ギター
Larry Brown ベース
Ronnie Kalimon ドラム  - Internal Void

01. Choices  04' 12"
02. The Liar  03' 29"
03. Black Night  04' 15"
04. Leaving Town  06' 32"
05. Life After Death  03' 57"
06. Life's Toll  05' 50"
07. A Child's Future  05' 45"
08. Vampires  05' 04"
09. Time For Change  04' 38"
10. Why Can't You See Me ?  05' 02"

Total Running Time  48' 46"

1993年にリリースされ、2009年に再発されたアルバム第1作。メリーランド様式の伝統的アメリカン・ドゥーム・メタルの王道を突きすすむ。 リフ、ソロともアルフレッド・モリス3世のギター奏がもっとも関心を呼ぶバンドといえるだろう。リズム隊もよくドライヴしている。 パワー偏重ぎみのスネア、 キック音が、ニュアンスに富む実力者ロニー・カリモンのドラム・スタイルには不釣りあいで、手数の多さがぎゃくにわずらわしくなっている点は惜しまれる。 また各曲はさまざまな変化と展開を有しているにもかかわらず、 アルバム全体では起伏にとぼしく、最後のナンバー (第10曲) にしても締めの曲とはいいがたい。歌手も難点のひとつ。初発盤を聴いていないので、今回ほどこされたリマスターが成功しているかは定かではない (ボーナス曲もなく、買いなおす価値があるかどうか判断できない)。しかし未聴ならば、やはりいちどは聴いておきたい古典的アルバムだ。

追記: 再リリース盤では、アルバム・タイトルが 「Black Knight」 と誤記されている。 ジャケット絵がほんとうにまぎらわしい…。

Iron Man
The Passage

Iron Man: The Passage ・ 2nd アルバム
・ Doom / Metal
・ 1994年 アメリカ
・ Hellhound Records / H 0034-2
・ 評価 07/10 ■■■■■■■□□□

Dan Michalak ヴォーカル
Alfred Morris III ギター
Larry Brown ベース
Gary Isom ドラム  - Spirit Caravan
Steve Carr / Iron Man プロデュース

01. The Fury  06' 05"
02. Unjust Reform  04' 55"
03. The Cargoyle  00' 05"
04. Harvest Of Earth  04' 48"
05. The Passage  00' 48"
06. Iron Warrior  03' 48"
07. Freedom Fighters  03' 46"
08. Waiting For Tomorrow  06' 26"
09. Time Of Indecision  04' 32"
10. Tony Stark  03' 10"
11. End Of The World  05' 07"

Total Running Time  43' 32"

「黒いアイオミ」 の異名をもつ黒人ギタリスト、アルフレッド・モリス3世がひきいるアメリカのヘヴィ・メタル・バンド Iron Man。1988年の結成当初は Black Sabbath のトリビュート・バンドとしてスタートした。ヴォーカルのダン・ミカラクは、本作からバンドに加入 (前任者はロブ・リーヴィー Rob Levey )。またファースト・アルバムでドラムをたたいていたロン・カリモン Ron Kalimon ( Internal Void ) がゲイリー・イソムに交代している。70年代サウンドを忠実に模したようなギターのローファイな音色、不吉で沈みこむリフ・ワークはともに初期サバスに強い影響をうけているが、ミカラクの歌唱はビブラートをきかせて大仰に歌いあげるスタイルをとる。しかしいま一歩のびやかさに欠け、煮えきらない印象…。メタルとしては古色蒼然なところもあり、古くさいといってしまえばそれまでだが、ダークな手ざわりをポイントにおいたアイオミばりのギター奏は楽しめる。

・ 未聴作品
「Generation Void」  1999年 3rd アルバム 全11曲
「Submission」  2007年 ミニ・アルバム 全5曲
「Live In Frederick」  2008年 ライヴ・アルバム 全7曲
「Live In Cincinnati」  2008年 ライヴ・アルバム 全11曲
「Live 2000」  2009年 ライヴ・アルバム 全11曲
「I Have Returned」  2009年 4th アルバム 全10曲
・ 公式 Web
http://www.freewebs.com/provisions/

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