
「Witch」 2006年 1st アルバム
「Paralyzed」 2008年 2nd アルバム
・ 1st アルバム
・ Doom / Hard Rock / '70 Style
・ 2006年 アメリカ
・ Tee Pee Records / TECI 24370
・ 評価 09/10 ■■■■■■■■■□
Kyle Thomas ヴォーカル / ギター
Asa Irons ギター
Dave Sweetapple ベース
J Mascis ドラム
Witch / John Agnello プロデュース
01. Seer 07' 57"
02. Soul Of Fire 03' 37"
03. Black Saint 06' 02"
04. Changing 06' 42"
05. Rip Van Winkle 04' 43"
06. Hand Of Glory 05' 28"
07. Isadora 06' 01"
08. Rip Van Winkle ( Early Version ) * 05' 14"
Total Running Time 45' 49"
* Bonus Track
2006年に Tee Pee Records からリリースされたアルバム第1作。バンドはオルタナティヴ / グランジの先駆者 Dinosaur Jr. の J・マスキスが結成したサイド・プロジェクトで、Black Sabbath の延長上にある70年代様式の暗くヘヴィなハード・ロックを満喫できる。かねてから構想をもっていたというマスキスはギターではなく、ドラムを担当している (硬質すぎるスネア音が多少気になるが…)。クレジットはどの曲もバンド名義で、マスキス色を期待するよりも、あたらしいドゥーム・ロック・バンドが登場したととらえてよいだろう。2本のギターによる掛けあいがよく計算されており、クレイジーで熱い器楽パートがうれしい。ヴォーカル / ギターのカイル・トーマスの高声は呪術味たっぷりだ。ドゥーム者は、第3曲 「Black Saint」 以降の曲でじゅうぶん納得がゆくだろう。ガレージでサバスと Pentagram が出会っている。単発のプロジェクトではもったいない。
・ 2nd アルバム
・ Hard Rock / '70 Style
・ 2008年 アメリカ
・ Tee Pee Records / TPE-085
・ 評価 06/10 ■■■■■■□□□□
Kyle Thomas ヴォーカル / ギター
Asa Irons ギター
Kurt Weisman ( Track 1, 4, 7, 8 ) ギター
Dave Sweetapple ベース
J Mascis ドラム
Witch プロデュース
01. Eye 03' 41"
02. Gone 04' 40"
03. 1000 MPH 03' 21"
04. Space God 04' 38"
05. Disappear 03' 37"
06. Sweet Sue 04' 53"
07. Psychotic Rock 04' 44"
08. Mutated 02' 12"
09. Old Trap Line 05' 53"
Total Running Time 37' 44"
* Bonus Track
2008年に Tee Pee Records から発表されたアルバム第2作。前作 「Witch」 (2006年) ではたんなるプロジェクトの域を超え、Pentagram への憧憬を感じさせる高次元なドゥーム・ロックを提示して界隈をにぎわせたが、本作では作風が大きくかわって、ノイジーに暴走する直線的ハード・ロック / ロックンロールにすっかり転じてしまった。ガレージふうなレトロな音づくりが踏襲されているところは救いといえば救いだ。 第7曲 「Psychotic Rock」 を頂点とするヒステリックなキレっぷりが強烈だが、パート間の隙間を生かした、ゆったりとしたグルーヴとアンサンブルは一掃され、音が汚いので甘く魔術的なヴォーカルのよさが生かされていない。オリジナルのメンバーで制作された曲がおなじ傾向を示しているので、 途中参加のギタリスト、カート・ワイズマンによる影響というのでもなさそうだ。期待が大きかったぶん、落胆も激しい。第1作とは別バンドととらえておこう。
・ 未聴作品
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・ 公式 Web
http://www.myspace.com/witchofficial
