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夏だ、海だ、バカンスだ! とシーズンには心舞い上がるものです。
しかし海には注意なければケガをしたり苦しい思いをすることになったり、
場合によっては命を失う危険も潜んでいます。

その多くは心構えと備えがあれば防ぐことができるものです。
そして楽しくて素晴らしい思い出をつくって頂くために、
危険とその予防や対処について、ここではお伝えいたします。


注意その1:浜にはトイレはありません

時々、無人の海岸にきて「トイレはどこですか?」と聞かれます。これは「身の危険」とは直接関係するものではありませんが、勘違いすると地獄の苦しみを味わいます。基本的にシーカヤックは文化的なものがない海岸に行くことを楽しむもので、トイレが完備はされていない環境が殆どです。ではどうしたらいいか。


対策1:できるだけ事前にすませる。

まずはこれです。これでほとんど解決します。


対策2:多少は外で済ませる

では遊んでいる最中に我慢ができないときどうするか。「小」なら、泳ぎながら、あるいは下半身海に浸かりながら済ませます。そのまま水洗ですから衛生的です。もしくは他の人から見えにくい岩陰や木の影で済ませます。大海原を見ながらのそれは世界で一番絶景のトイレとも言えるでしょう。

「大」の場合、なかなか抵抗があると思います。キャンプに慣れた方は、自然とどこか見えないとこに消えていき、何気なく用を足してきます。自分用のトイレットペーパーとライターをもち、拭いた紙を燃やして、出たものと一緒に埋めてしまうのです。そのときは自分が排泄して埋めた場所に、石か何かで目印をし、誰かが間違って同じ場所に穴を掘らないようにします。不思議とみな同じような場所を好む傾向があるからです。それ以外は思い切って海中に浸かりながら出してしまう方法もあります。これは経験者は語りますが、慣れると実に爽快です。そのままおしりも洗えてしまい、紙も不要でエコロジーです。その時はできるだけ皆が泳いでいる場所から離れることがポイントです。

以上の方法がどうしてもダメという場合はもはや我慢しかありません。とくに女性は難しいでしょう。しかし一生のうちにそんな体験がどれだけできるでしょうか。思い切ってみると人生が何か変わるかもしれません(笑)。

 

 

注意その2:海は流れている

泳ぐのに夢中になると、つい自分の場所に気が付きにくいものです。しかし海はプールではありません。同じ場所にいるつもりがいつの間にかぜんぜん違う場所に流れてしまい、それに気づかないと沖に流されて、そのまま命を落とす事故にもなります。海流、潮流、潮の満ち引きがあり、絶えず流れています。月が満ちたり欠けたりするのに合わせて変わることをご存知でしょうか。満月、新月、それも時々話題になるスーパームーンのときは特に海の流れが強烈になります。


対策1:その日の月の様子、潮を把握する

小潮(半月とその前後)がもっとも潮の満ち引きの差が小さく、潮の流れは比較的弱いです。大潮(満月新月とその前後)が満ち引きの差が大きく、それだけ潮の流れも強くなります。それを知り、今日はいつになく流れがありそうだとか、流れはあるだろうが弱いだろうとか、想像しましょう。もしも日を選べるならば、海で遊ぶのは小潮かその前後が大潮の時よりも潮に流されにくいということになります。2014年、7月末から8月頭かけ、立て続けに3名が潮の流れる場所で亡くなりました。


対策2:熱低、台風を甘く見ない

2014年7月末から8月頭の事故のことを書きました。この2件はいずれも潮の流れが速い場所で起きています。それに加え、熱帯低気圧の接近で風や波があり、または台風のうねりが入っている場所でのことです。穏やかな日でも潮流が速い場所は危険ですが、台風のときはいつもより数倍の力がそこに加わります。数年前にはライフセーバーも亡くなる事故がありました。普段でも潮が速い場所で、そこに台風の大きなうねりが来ていたのです。速い潮流に台風のパワー。この流れにつかまったらもはや人間の泳力など無に等しいものです。そんな日は海をみて危険と判断して行かないことです。また、危険を感じる感覚も大切です。事前に危険を知らせるサインが何かあるはずです。嫌な予感、予兆は大切にして下さい。


対策3:離岸流があることを知る

潮流は主に、急激に浅くなる場所、海の中の根(急にそびえ立つ岩場)の周り、岬付近、またはリーフ(サンゴ礁)の切れ目でよく起こります。それとは別に、広い海岸でもところにより離岸流(沖に向かう流れ)があります。離岸というだけあって沖に沖に流されます。いつの間にか沖に来てしまい、気がついて岸に戻ろうにもどんどん沖に流されます。そしてパニックになり、溺れて死んでしまうのです。これから身を守るには、まずその存在を知ることです。どんな海岸にも必ずあります。また、堤防などの近くでも発生します。あ、まずい、つかまったと気づいたら、焦らずに横方向に(海岸と平行に)に20mくらい泳ぎます。やがて抜けたと思ったらそこから岸に向かって泳げば帰ることができます。流れは場所によっては大変強く、大潮、または悪天候時はさらに強まります。


対策4:人間の泳力など微々たる力にすぎない

先の例ですが、いずれも泳ぎに長けた方たちが亡くなった事故でした。その内の1件、SUP(スタンドアップパドルボード)に子ども2人をのせ、大人が足ひれをつけてそれを押していました。全員ライフジャケットは着けず、ボードもコードで身体とつながっていませんでした。そして強風で転覆。その後どんなに大人が泳いでもボードは潮と風(大潮に加え、熱低の影響)で流されて回収できず、岸に向かって大声で助けを求めたのです。溺れかけながら、どうにか立泳ぎで耐えた子どもは救助されました。しかし大人の方が沈んで亡くなってしまったのです。いつもは素潜りで魚など突くほど泳ぎには長けた方だったそうです。九死に一生を得たお子さん達でしたが、一歩間違えば命を落としていてもおかしくありませんでした。いまとなっては結果論ですが、泳力を過信せずにSUPと自分をリーシュコードでつないでいたら、そしてライフジャケットがあれば、大幅にこの事態の緊急性は緩和でき、または大人の方も命が助かっていたかもしれません。

もう1件はダイバーの方たちの事故です。ダイビングを終え、ホテルへガイドが送っていった後のことです。ホテルに着いた後も泳ぐから、その方々は着替えなかったそうです。ガイドはこんな日にホテルの側(大変荒れていた場所)で泳がない方がいいと忠告しました。しかしそれは無視されてしまったのです。ちょうどリーフが切れて、水が普段でも川のように流れる場所です。そこへ台風の波の凄まじいパワーが加わり、為す術もなく沖へさらわれていったのです。結果その2名は、大時化の海で遺体となって発見されました。危険を感じることが出来なかったのかと、悔やまれます。

人間の泳力など、荒れ狂う自然の前には役に立ちません。危ない場所だから命を落としたのではなく、危ない時だという判断が欠如していたのだと私は思います。繰り返さないためにも、天気を甘く見ず、泳力を過信せずに遊んで下さい。また、起こりえる事態を想像し、浮きを携えていくとか、それなりの対策をしなければなりません。

 

 

注意その3:深酒は自殺行為である。

せっかく旅行にきたんだから、飲んで食べて楽しみたい。それはまったく同感です。しかしそこには、命を落とす危険が潜んでいると知って下さい。 特に海で遊ぶ場合は要注意です。


対策1:海で遊ぶ前夜、酒はほどほどに

とにかく自制あるのみで、誰がとやかくいうことではありません。 命が惜しければ海に潜る前には深酒はしないことです。酒好きの素潜り漁師も、漁のシーズンにはほとんど飲まないそうです。突然死の危険を知っているのでしょう。二日酔いは脱水症状、熱中症、低体温症を引き起こしやすく、溺れて絶命する確率を増やすことになります。数年前の皆既日食で来島したあるダイバーが、前夜にずいぶん酒を飲み、翌日のダイビング中に心肺停止になって帰らぬ人になってしまいました。くれぐれも深酒を甘く見ないようにしましょう。


対策2:寒気を感じたら陸に上がる

深酒での脱水や熱中症、低体温症の初期症状は、暑いのに寒気がすることです。普段なら氷水でも浴びたいくらい暑い日に、なぜか寒さを感じたら警告です。私はそれでも無理をし、数日寝込んだことがあります。頭痛、めまい、意識の混濁、関節痛、吐き気、食欲不振、全身の筋の痛みでもがき苦しむことになります。熱中症、脱水症状、低体温症はひどいと絶命します。単なる寒気と侮ってはいけません。

 

 

注意その4:むやみに生き物に触らない

めずらしいものを見ると触りたくなるの人情でしょう。しかし海には危険生物がいるのです。


対策1:綺麗なものには毒がある

サンゴは華やかなイメージですが、中には触るとひどく腫れるものがあります。識別は種類を知らないと難しいので、とにかく触らないことが重要です。シュノーケルをしているとついひざを当てて切り傷をつくってしまうことがあります。浅い場所を泳ぐ時は特に注意しましょう。


対策2:海の毒には温熱治療

ダルマオコゼ、カサゴ、オニヒトデ、ガンガゼ(ウニ)など、毒のあるもに触れてしまったっ場合、つい冷やしそうとします。しかしそれは壊死を引き起こすのでやってはいけません。「山の生き物の毒は冷やすといいが、海の生き物の毒にやられたら熱湯(50度くらい)にいれて温めろ」。そう島の海人は言います。実際そう教えてくれた方は、ダルマオコゼの毒に刺されて冷やし、指を壊死させてしまった経験者でした。海の男は海のことで嘘はつきません。

ここにあげたものは基本中の基本です。このほか随時気づいたことがあれば付け加えていき、少しでも海で命をつないで、そして楽しく過ごすための選択肢を増やしていただきたいと思います

 

 

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奄美大島シーカヤックツアーガイド
Gulfblue kayaks ガルフブルーカヤックス
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ガイド 長谷川 雅啓

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