| 新Sクラス S500 | 旧Sクラス S500 | |
|---|---|---|
| 全長×全幅×全高 | 5205mm×1870mm×1485mm | 5165mm×1855mm×1445mm |
| ホイールベース | 3165mm | 3085mm |
| 車両重量 | 2080kg | 1870kg |
| エンジン種類 | V8 | V8 |
| 総排気量 | 5500CC | 5000CC |
| 最高出力 | 387馬力 | 306馬力 |
| 最大トルク | 54kgm | 46.9kgm |
| 10.15モード燃費 | 6.7 | 7.6 |
| ミッション型式 | 7AT | 5AT |
| タイヤサイズ | 255/45R18 | 225/60R16 |
| 価格 | 1396.5万 | 1223.25万 |



| 新Sクラス S350 | 旧Sクラス S350 | |
|---|---|---|
| 全長×全幅×全高 | 5075mm×1870mm×1485mm | 5045mm×1855mm×1445mm |
| ホイールベース | 3035mm | 2965mm |
| 車両重量 | 1900kg | 1780kg |
| エンジン種類 | V6 | V6 |
| 総排気量 | 3500CC | 3700CC |
| 最高出力 | 272馬力 | 245馬力 |
| 最大トルク | 35.7kgm | 35.7kgm |
| 10.15モード燃費 | 8.4 | 7 |
| ミッション型式 | 7AT | 5AT |
| タイヤサイズ | 255/45R18 | 225/60R16 |
| 価格 | 987万 | 882万 |


メルセデスベンツ・Sクラス
世界のお手本は、今でも頂点か?
メルセデスの中でも、このSクラスこそが、本来のメルセデスであり、メルセデス主流の王道となる。もともと、メルセデスが最高の乗用車として、作り続けてきた本流が現在としてのSクラスであり、EクラスやCクラスやその他のものは所詮そこからの派生モデルに過ぎない。例えばBMWは3シリーズが本流であり、7シリーズはのちの派生モデルに過ぎないのと同じで、メルセデスはSクラスこそが、ベスト・メルセデスなのである。
そのSクラスの7年ぶりのフルモデルチェンジである。「こんなバカ高いクルマ、庶民にとって関係ない」なんて言ってはいけない。これは単に、世界の富豪にとってのみに関わるトピックスではない。富豪でなくっても十分関係しているのである。
Sクラスは常に世界のお手本であり、頂点でなくてはならないクルマである。これがSクラスの使命とも言えよう。全世界の自動車関係社が、このSクラスを乗用車の基本として研究するのである。その為に世界の自動車会社はSクラスを購入し、バラして解剖し、自社のクルマの為に、徹底研究するのである。そして世界のあらゆるクルマに、その機能や技術が反映されているのである。
これはこれはスゴイ事で、恐ろしいことである。Sクラスがコケたら、世界の自動車もコケたクルマになるのである。決して妥協を許されない世界のお手本グルマ、それがSクラスなのである。よってこのクルマにライバル車は存在しない。比べられるのは、他者のクルマではなく、自社の旧Sクラスのみである。つまり、Sクラスがどう進化したかだけである。
新Sクラスは全グレード、電子制御のエアサスが入った。思えば、国産高級車が1980年代から90年代にわたり、電子制御サスペンションを多く取り入れていた時代があり、それがもてはやされていた。電子制御のエアサスもたくさんあった。
しかしメルセデスはそういったものとは無関係に、無機質なノーマルサスを進化し続けて、賞賛され続けた。
今国産車が、下手な電子制御エアサスを、一部の車種を除いて、取りやめている。そして現在、メルセデスが電子制御エアサスなど電子ハイテク満載である。まるでバブルの頃の国産車の様である。面白い話である。
あと、新Sクラスにはセンターコンソールにシフトノブがない。いわゆるフロアシフトというもの取りやめて、コラムシフトとステアリングシフトに切り替えている。これも世界の高級車たちがこぞってマネをしていくことであろう。
何はともあれ、世界のモノマネ材料グルマは、今後約7年間乗用車の基本としてモノマネされ続けていくこととなる。