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ママの状態 |
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胃のもたれ、動悸、息切れなどが出てきます
子宮がみぞおちのあたりまで届いてきますから、胃や肺を上にもちあげ、心臓を圧迫するようになります。このため、胃がもたれたり、動悸や息切れなどの症状が強くなります。 胃が子宮に押されると1回に食べられる量が減ります。過食をしないように、1回の食事量を抑えてくれる胃からのサインと受け止めましょう。食事量が減った分、すぐにおなかがすきます。お菓子などの間食が欲しくなりますが、これはガマン。1日の食事量を6回ぐらいに分けて食べる「小分け食い」にするのがコツです。 このころには、血液の循環量が妊娠前より30%以上多くなって心臓への負担が大きくなるだけでなく、肺や腎臓などすべての内臓への負担がピークに達してきます。軽い動悸や息切れはほとんどのママが経験しますが、心配な時は早めに医師に相談しましょう。
腰が痛くなったり足がつることも
大きくなった子宮を支えるために、腰に負担がかかり、腰痛症状が強くなるママが多くなります。足のつけ根にも負担がかかり、股のあたりがつれたり、足がつったりすることがあります。 おなかが大きくなると、体を動かすのがおっくうになりますが、適度な運動は、血行をよくして腰痛解消にも役立ちますし、太りすぎや妊娠中毒症の予防にもつながります。積極的に体を動かすようにしましょう。 マタニティエアロビクスやスイミングに通っているママは、医師の許可を受けながら、引き続き、楽しく体を動かしましょう。ウォーキングやラジオ体操などを日課にするのも効果があります。ただし、おなかが張る時は、無理をしないで休みましょう。
尿が近くなったり、尿がもれたりします 子宮が膀胱(ぼうこう)を圧迫して容量が少なくなり、尿が近くなります。残尿感といって、排尿後に尿が残っているような感じも出てきます。尿意を我慢すると膀胱炎などの原因になりますから、トイレは我慢しないようにしましょう。 くしゃみや咳をして下腹部に力が入ると、尿が少しもれることがあります。腹圧性尿失禁といって、お産が近くなったママにはよく見られるトラブルです。ホルモンや大きくなった子宮の影響で、内臓を支えている骨盤の底にある筋肉(骨盤底筋群)がゆるんだり、疲労します。もともと尿道が短い女性では、骨盤底筋のゆるみに伴い、尿もれが起こりやすくなるのです。尿失禁用のパットを使ったり、下着をまめに替えるなどの対策を。
ただし、ときには破水(はすい)のことがあります。破水は赤ちゃんを包む卵膜が破れて中の羊水が流れ出るもの。尿と違って羊水は臭いがなく無色ですが、自分では区別がつかないこともあります。破水かも知れないと思ったら、早めに診察を受けましょう。
里帰り出産は妊娠35週ごろまでに帰郷しましょう 里帰り先の病院への予約は済みましたか。できれば妊娠中期に一度帰郷し、里帰り先の病院で健診を受けたり、母親教室に参加しておくと安心です。妊婦検診に通っている病院には早めに伝えて、妊娠経過を記した紹介状を頼んでおきます。 できれば、妊娠9カ月のうちに、遅くても妊娠35週ごろまでには帰省しましょう。妊娠10カ月になると、妊婦健診は1週に1回になります。お産入院までに4〜5回は健診を受けたいものです。
帰省する時の交通手段は、できるだけ短時間で済む方法で。パパの運転する車で帰る時は渋滞を避けて、無理のないスケジュールで帰りましょう。
おりものが増えたら注意を
普段よりおりものの量が増えたり、黄色みを帯びたりした時は、かゆみなどの症状がなくても早めに診察を受けましょう。細菌性腟症といって、とくに症状のないままに、居候のような細菌が増えていることがあります。細菌性腟症であっても、母体には何も困ったことは起きません。しかし、細菌が子宮のほうへ上がり、卵膜(赤ちゃんを包む膜)に炎症が起こると、破水して早産になる心配があります。早産の大半は、この細菌性腟症による卵膜の炎症(CAM)が原因とわかってきました。 最近は、腟分泌物の検査で細菌性腟症を早期発見したり、早産の兆候をいち早くキャッチする検査法ができるとともに、炎症を抑えて早産を防ぐための治療法もあります。細菌性腟症と診断された場合も、ママは必要以上に心配せずに、指示された治療をきちんと受けるようにしましょう。
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