ミドリガメを飼う前に

 カメを飼う前に気をつけてもらいたい注意事項を6つ載せてます。
これからカメを飼育しようとしている方はご参考に。

1.信頼できるショップを選ぼう。



 これからカメと長い付き合いになるか、そうではないかの分かれ目になる所です。
ショップでの購入の場合、飼育環境が適切でありカメが健康であるかが
重要になってきます。ケージの中が綺麗に掃除されていて、温度が適温に保たれているか。

個体のチェック方法
・目がぱっちりしていて腫れたり、閉じたりしていないか。
・口が開けっ放しになっていいないか。
・甲羅や手足に傷、カビがないか。尻尾がきれていないか。
・元気に動き回っているか。
・甲羅の模様や顔が自分の好みであるか。
以上が私が購入する場合のチェック項目です。

 ホームセンターなどでは、飼育環境がかなり悪い場合があります。
中には死んでいるカメをそのままにしている所も。
早く家族の一員にしたい気持はわかりますがそういう場所での購入は控えましょう。
万が一子ガメの場合、病気になると元の元気な姿に戻すのは難しいです。

2.カメには甲羅干しが必要不可欠です。



 学生時代に習ったとは思いますが、爬虫類は変温動物です。
カメももちろんその仲間で、周りの温度によって体温が変化します。
殺菌作用もあり、体温を上げエサの消化をよくするために甲羅干しをします。
 そして一番大事なのが、カメは甲羅があるため多くのカルシウムが必要になってきます。
日光浴によってビタミンD3が合成され、カルシウムの吸収を助けてくれます。
冬場はヒーター、室内飼いの場合は紫外線ライト、ホットスポット用ライトが必要です。
できるだけ、日光が当たる場所で飼育してあげましょうね。
足をピンとして甲羅干ししている姿はなんともいえないですよ。

3.カメはかなり大きくなります。(ミドリガメの場合)



 店頭などで、売られているのは生後2週間〜2ヶ月くらいの子ガメです。
小さくてかわいいからといってたくさん購入すると後で後悔する場面も。
500円玉くらいの大きさが、1年で2〜3倍の大きさに。上記写真はすべてミドリガメです。
徐々に大きさが違うのがわかると思います。一番左がミドリガメのギャメラです。
比較のため他のミドリガメと大きさを比べています。
子ガメから飼育でも5年ほどでこれほど大きくなります。



 現在私が飼育しているミドリガメも約4年で甲長3cmのカメが16cmになっています。
上の写真は他のカメとの比較写真左からミドリガメ、ニホンイシガメ、ミシシッピニオイガメと比
較しています。



 それに伴い、水槽(ケージ)も大きなものが必要になってきます。
カメは単独飼育が基本です。複数飼いの場合、子ガメの時はいいですが大きくなるにつれ
衣装ケースでは一匹が限度です。庭に池、プラ舟などで代用する必要があります。
我が家のカメも4回引越しをしています。(2006年7月時点)
厳密に言うと5回、上の写真プラケースと60cm水槽の間に収納ケースの時期あり。
カメには引越しがつきものです。

 広さだけではなく、高さも注意しなければいけません。
カメの前足がケージにかかれば脱走する可能性が高いです。

 設置場所の問題もでてきます。
アパート、マンションでの飼育はどちらかといえば不向きだと思います。
小さいうちはいいですが、大きくなるにつれてエサの量も増え、排泄物もそれに比例して多くな
ります。夏場などは最低でも3日に一回は水替えが必要になり、かなりの重労働を伴います。
金銭的負担も大きくなります。
 以上をふまえた上で、きちんと世話できますか?

4.カメは長生きです。



 水棲ガメのミドリガメの場合、寿命20〜30年です。
陸棲ガメになるともっと長生きで、50年以上。100年以上生きた報告もあります。

鶴は千年、亀は万年と言われるようにカメはペットの中でも長寿の部類です。
猫や犬とは違い、カメは飼育の仕方によって一生のペットになります。
なかには親から子、子から孫へと世代交代して飼育している方もいます。
 数十年、今と変わらず愛情を持って飼育できますか?

5.カメに触った後は必ず手を洗いましょう。



 サルモネラ菌を保有している可能性があるのはカメだけ?
いいえ、違います。
カメに限りらず、猫や鳥などにもサルモネラ菌を保有している可能性があります。
意外と知らない人も多いようです。カメに限らず、動物を触った後は必ず手を洗いましょう。

 我が家では、カメ以外に猫3匹を室内で飼っています。
子供がまだ小さいため、動物に触った後は必ず手を洗わせるように教育しています。
きちんとした飼い方、接し方をしていればそれほど気にする必要もないと思います。
以前、ミドリガメカメのサルモネラ菌が原因で1歳と6歳の子が重症になったことがありました。
その結果、文部省が出した答えが・・・
ミドリガメの飼育を学校でも自宅でも控えるようにとの内容。
「飼育しているカメを処分して下さい」。と言ってるようなものです。
危険だから駄目と言う前に、正しい接し方、飼い方を教えるのが先ではないでしょうか。
小学校などでは、カメ以外にウサギや鳥などを飼育している所も多々あると思います。
それらが問題を起こせば、処分・・・、動物にとってはたまったもんではないですね。

 最近は、リセット世代だと言われています。
テレビゲームなどが原因で、事件の低年齢化が進んでいます。
こんな時代だからこそ、情操教育に生き物を飼育することが重要なんではないでしょうか。

6.最後まで責任を持って世話すること。



 カメに限らず、動物を飼育することはそれなりの責任が伴います。
天寿をまっとうするためにも、少しでも良い環境でのびのびと世話をしましょう。
ミドリガメはもともと日本にいたカメではありません。
1960年代にペット用に輸入されそのまま帰化しました。
飼育しきれなくなり、川や池に捨てられたのが原因。
丈夫で繁殖力もあるミドリガメは増え続けました。

 その結果、日本固有のクサガメやニホンイシガメが激減し、問題になってます。
カメを放すことによってさまざまな生態系が崩れてます。
ミシシッピアカミミガメは日本の侵略的外来種ワースト100にはいってます。
詳しくは外来生物法で述べてます。

 世話をしきれなくなったからといって、捨てるのはやめましょうね。
どういう状況であれ、一旦飼いだしたら最後まで面倒をみましょう。
どうしても飼育できなくなった場合は、里親を探したり、ペットショップ等でも
引き取ってくれる場合があります。色々探しましょう。

責任を持って末永く大切に育ててくださいね。
きっとカメがいつかあなたに幸運を運んできてくれるでしょう。





トップへ 更新履歴 はじめに カメの魅力 カメとの出会い ミドリガメとは
ミドリガメを飼う前に ミドリガメの特徴・体の構造 飼育容器 エサ 飼育グッズ 
我が家のカメ 成長記録 カメの脱皮 我が家の飼育環境 チャッピー失踪事件 
 お勧めショップ 外来生物法 リンク 癒しのカメ亀ブログ 癒しのカメ亀ランドのショッピング



このサイトはリンクフリーです。

Since 2006.5
Copyright (C) 2006-2012 癒しのカメ亀ランド All rights reserved by Hack.