シンポジウム『議会改革チャレンジ案』  2009/07/11

トップ議会基本条例シンポジウム


川崎市の他、多摩市、所沢市、さいたま市から市民集まる! 

“シンポジウム”開催

市民による「川崎市議会改革チャレンジ案」

   日 時 4/19(日) 18:30ー21:30             新聞報道 案内

   場 所 てくのかわさき 2階 「てくのホール」

        JR南武線・武蔵溝ノ口駅、東急田園都市線・溝の口駅 下車徒歩5分

         http://www.zai-roudoufukushi-kanagawa.or.jp/tekuno-koutu-tizu.html 

   主 催 川崎市議会議員と語る会実行委員有志

   パネラー 法政大学    廣瀬克哉教授

         多摩市議会  岩永ひさか議員

         コ-ディネ-タ- 吉井俊夫(主催者メンバ-)

                    

廣瀬教授

 「自治体議会改革フォーラム」の呼びかけ人代表として、朝日新聞と共同で全国調査を行う等、開かれた議会を推進しています。

 

岩永議員
 「議会基本条例の制定をめざす議会改革特別委員会」の副委員長として活動されています。多摩市議会は出前委員会の試み等住民参加を積極的に進め、討論を重ねています。


 

写真

正面向かって

左側 岩永議員

中央 廣瀬教授

右側 吉井(主催者メンバー)

 

 

 

 

 

以下の報告・提案を中心に会場からのご意見を含め討論を進めました。

 

基調報告 議会改革の意義と動向  廣瀬教授

(本シンポジウムの報告だけではなく、

 他の会での関連する報告も含めて廣瀬教授のお考えを紹介しています)

 

具体例紹介 改革へ動く多摩市議会 岩永議員

 

「議会改革チャレンジ案」紹介 川崎市議会議員と語る会実行委員有志

1.準区議会を市議会に創設 (指定市としての課題)
2.情報の開示から循環へ   (住民主権)
3.バリアフリーの住民参加  (住民主権) 
4.討論から意思決定まで  (議会の機能)
5.反問権?討論権!!   (議会の機能)

 

問合せ先 t_yoshii@hotmail.com

基調報告

市民と議員の関係の再構築

〜真価を問われる段階に入った議会改革〜

廣瀬克哉・法政大学教授


1.過半数の議会が改革に取り組む時代 
 

 ・自治体議会運営実態調査2009
   53.9%の議会が改革に取り組む、過半数は初めて


 ・広がる議会基本条例
   54本制定済、さらに73以上の議会が準備中
   改革が生き生きと動き出した・議会基本条例はスタート
   一番重要な問題…市民と議員との関係を再構築
   次のステップ…栗山町の活用が良い例 市民参加を基軸


 ・しかし、その後の動きが見えない例も
   議会基本条例の制定が改革目標だったのか?


2.議会改革は何を目指すべきなのか


 ・第一次分権改革:団体自治の強化…これまでの側面(国の制度改革)
   地方行政から自治体行政へ
   改革派首長の時代、行政への市民参加、協働
 

  ・住民自治の強化を担うべきは誰か…住民参加の実質化
   地方公共団体から市民自治体へ…自治体内部で作りあげる
   議論と合意形成の場がその中心になるはず

   …複数意見、公開の場→議論
   議会こそが住民自治の主舞台…民主主義の基幹の場

3.自治体議会と市民参加


 ・代表概念の逆機能…副作用
   選挙で代表→選ばれた議員の発言こそ市民の発言?

    →市民の参加不要
   行政が行う市民参加に対して劣勢となる議会

    →議会の力を削ぐ→圧力団体化
   合議制代表の本質…公開された討議の場で意見を調整する
   課題…代表概念の行動的側面を実体化していく


 ・既存の制度の未活用…趣旨だけに止まる
   実施されない公聴会
   請願・陳情・参考人
   少ない議員提案、委員会提案…権限の行使、提案の具体化


 ・市民対議会という構図
   市民参加は議会を弱めるのか?
   市民参加が議会を強める経験の乏しさ

4.学習過程としての議会改革


 ・市民は議会を知らない
   見えにくい議会の活動、議会をうまく使う知恵が沸かない


 ・議会は市民を知らない?
   個々の議員にとっての支持者とは異なる議会全体にとっての市民
   個々の議員は事実問題として一部の代表
   →議会として市民と出会う機会を設けることの意義


 ・双方向のやりとりを重ねていくことが有益…行動をもって答える
   相互の理解の深まり、信頼関係の醸成
   還流をつくる…多様な意見の交換の場

5.議会を通しての世論形成


 ・「市民の意思」は予め存在するわけではない
   市民の意思を形成していく過程が必要
   議会の活動に触れることが世論形成をうながすことになるように


 ・「論点、争点の発見公開」こそ「討論の広場」である議会の第一の使命
   合議制代表が情報や論点の提示と「代理討論」
   市民からの直接の意見表明
   討論の結果による一致点の形成と、最終的な決着


 ・理想:議会での合意形成が市民の合意形成となる関係
 

具体例紹介

改革へ動く多摩市議会

岩永・多摩市議会議員

 報告は多摩市議会のホームページに掲載されている資料から抜粋されています。また、本シンポジウム開催以降の情報も随時掲載されていますので、ご参照頂けるようにリンクしました。

 また、岩永議員のブログは平日更新、土日お休みのペースで続いています。“市議会議員の思想と行動”が日常的な言葉で綴られ、時としてこんなことを飾らずに書いていいの?と思わせることも…。是非定期的にチェックすることをお薦めします。

多摩市議会お知らせ欄

議会基本条例制定をめざす議会改革特別委員会

市議会に対する市民の意識調査  H20/7/8

「こんな議会にしたい!」出前委員会 H20/7/8

「議会改革についての中間報告」 第2弾 出前委員会 H21/4/14

議会改革特別委員会 参考人招致の記録 H21/4/14

議会基本条例素案に関する 第3弾 出前委員会 H21/5/29

「多摩市議会基本条例素案」に対するパブコメ」募集 H21/5/29

 (仮称)多摩市議会基本条例素案