ちぢんだ銀杏?


お盆にお寺にお参りに来たおばあちゃんが
「なんか銀杏が縮んだごたっ。」
と不思議そうに見上げていました。

またご門徒の方に限らず、近所の方や
散歩に来られる方も不思議に思っているようです。



上から見るとわかると思いますが
縮んだわけではなく、上のほうを切ったんですね。

では、なんで切ったんだろう?
と、疑問に思ってブログに書いていらっしゃる方も
いるようですね。


これは、雷・台風対策なんです。




近年、ゲリラ豪雨や異常な暑さなどをよく耳にします。

しかし、異常気象はこれだけではなくて
台風の巨大化・竜巻の発生・雷の増加など
多岐にわたって影響を及ぼしています。


10数年前、市内のお寺で境内の銀杏の木に雷が落ちて
新築の本堂に直撃し半壊する事故がありましたが
もう他人事ではなくなってきたのです。





早く何とかしなければと思っていたのですが
これだけの木の上部を切るには重機が必要です。

しかし、お寺の周りには塀と建物があり、
境内に重機を入れることができません。

そこで庫裡を壊すタイミングで重機を入れて
切ることとなったのです。
(上の2枚の写真左側の更地が庫裡の後です)




多少不恰好になってしまいましたが、
木が倒れても本堂や門、納骨堂の屋根をかする程度
で済む長さにまで切りました。

このタイミングを逃すと、次は100年か200年後
でないと木を切れません。
(もしくは莫大なコストがかかります)


銀杏が小さくなって残念に思われる方も多いと思いますが
災害対策のための苦渋の選択だったのです。














トップへ