4 配偶者は自分の力になるのか。
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■ 配偶者に該当する因子が、自分の命式に良い影響を与えている。
■ 日支が、自分の命式に良い影響を与えている。
のいずれかの場合には、良い配偶者に縁があるとします。
その逆の場合、つまり配偶者に該当する因子や日支の通変星が忌神に該当しますと、配偶者は
自分の人生に良い影響を及ぼさないばかりか、ときには配偶者が自分の人生に邪魔になるか、運
勢発展の害になる人に縁があるとします。
たとえば、男性で命式内の財星が極端に弱いようですと、妻は病弱、もしくは腺病質タイプか、強
度のヒステリー性の妻であり、気力が劣り、万事に消極的で陰気で従属的であり、ときには夫婦縁
に異変のことも予想され、中途、生死別の憂いがないとも限りません。
■ 女性の命式で、次のような場合には、どのように考えると良いのか。
◇ 月上に正官があって財星から生じられ、エネルギーも強いが、日支に劫財があって正財格に
とっては忌神となっているような場合。
◇ このような事例は結構多いと思われますが、正官は強いと認定されますと、この人の夫は健康
で気力もあって、将来性があると推測されます。
ただ、日支の劫財が忌神となりますので、夫がいくら出世しても、自分の力にはなりにくく、両全
を得られないと判断できます。
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生時 |
生日 |
生月 |
生年 |
| 天干 |
比肩 |
○ |
正官 |
偏財 |
| 地支 |
劫財 |
劫財 |
正財 |
食神 |
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5 夫婦の命式の影響度
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(1) 一家の繁栄度
■ 一家の繁栄あるいは家運の隆盛については、夫の運勢が妻に3分の2影響し、妻の運勢が夫
に3分の1影響すると見ます。
これは、夫の運勢が良ければ、妻の命式が多少悪くても良いということであり、逆に妻の命式
が少々良かっても、一家の繁栄につながりにくいということです。
これについては、男性が一家の柱となっているため、男性の影響のほうが大きいとしますが、
もし、妻が一家を支えているということであれば、女性のカルテが3分の2の割合で、相手の生
活に影響を与えるとします。
(2) 夫婦の健康と生活
■ 夫婦の健康と生死に関しましては、夫の命式の意味しますものが妻に50パーセント影響し、
妻の命式の意味しますものが夫に50パーセント影響します。
これは夫の命式の中で妻に該当する財星か、日支が弱まるような運勢になりますと、50パー
セントの割合で病気、もしくは生死の件で相手に影響するということであり、また生日の干支の
天戦地冲に該当します大運か歳運、および日支が元辰殺運になります年も含めますので、この
ような運回りのときには、相互にじゅうぶん注意が必要です。
(3) 離婚について
■ 離 婚
◇ 夫婦が離別するには男性がカルテの3分の1、女性のカルテが3分の2くらいの割合で相互
に影響します。
■ 離婚にいたる強弱の割合
◇ 生日干支と歳運干支の天戦地冲を10として、大運干支と歳運干支の天戦地冲は7くらいと
見ます。
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6 実例診断について
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昭和33年4月24日 8時20分生 女性
■ 印星が太過して月上の正官は風前の灯火となっていますが、正官は日干と干合している。
■ 日干は印星太過で偏旺となっています。
◇ 上記の2の(2)、3、6の(2)などに該当し、配偶者からは健康でなく、自分の力にはならないです。
◇ 印星が5個あるため、月上の正官はまったく役に立たず、夫に対する思いやりの心が薄く、
何ごとも女性上位的となり、養子を迎え家権を継ぐか、嫁しても夫に代わって家業に励むこととな
り、運のしだいによっては再婚、または寡婦を貫く事情が発生するようなことがありやすいです。
◇ 夫も意志が弱いとか、開発力が劣るとか、身体が健康でない可能性が高いです。
◇ 月上の正官と日干が干合しており、夫とのつながりは強いと見ますので、健康でない夫、ある
いは開運力のない夫であっても離婚できず、いつまでも腐れ縁が続くと見ます。
◇ 日支の偏印は忌神となるため、夫は気力がなく、開運力も薄いです。
◇ この人自身も、健康でなく、痩せ型で消化器系統が弱いです。
◇ 印星太過して子どもの因子である食傷星を弱めるため、子どもの健康に問題があるか、子ど
もの開運力は劣ると見ます。
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生時 |
生日 |
生月 |
生年 |
| 天干 |
壬(傷官) |
辛 |
丙(正官) |
戊(印綬) |
| 地支 |
辰 |
未 |
辰 |
戌 |
| 蔵干 |
戊(印綬) |
己(偏印) |
戊(印綬) |
戊(印綬) |
| 十二運 |
墓 |
衰 |
墓 |
冠帯(刃) |
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空亡 |
昭和62年4月25日 10時10分生 男性
■ 月支偏財の正偏財交集格で、食傷星からエネルギーを得て財星そのものは相当強いです。
■ 日干は年支に帝旺と刃があるとはいえ、空亡してあまり役に立たず、相当弱いです。
■ 日支と月支が辰と辰の自刑となっています。
◇ 上記の2の(8)、3、4の(10)、5の(2)などに該当し、配偶者が典型的な忌神になる人です。
◇ 正偏財が交集することは、女性に対する執着は相当強く、女性や財の件で苦労する人です。
また、結婚する女性も、家政が拙く、内助の功も少ないです。
◇ 財星が太過していることと、それを生じる食神と傷官があるため、財星は大旺していることと、
日干が弱いため、本人は意志が弱く頼りなく、女性上位の家庭となって養子的な人です。
◇ この命式で、とくに女性問題を複雑にしているのは、日支と月支が辰辰の自刑となり、そのう
え日干が時上の正財と干合していることです。
このような場合、どういうことが推測されるかと言いますと、日支に浮気相手の女性が居座っ
ているけれども、辰辰の自刑で、いつも夫婦問題が生じ、口舌苦情の多い家庭生活となり、一
方では、理想の女性(日干が正財と干合)を追い求めてやまないような状態です。
たとえば、日支と月支に刑冲空亡がなく、正偏財が交集し、そのうえ日干も相応の強さがあるとし
ますと、
◇ 異性関係ではいろいろ問題があっても、異性縁や金銭運が厚く、女性が運勢の障害になる
ことはないと見ます。体と用が強いところから判断できます。
◇ したがって、命式にとって財星が忌神となるか喜神になるかは、日干の強さによりますので、
正偏財が交集しているからといって、一律に良い悪いとは判断できませんので、ご留意下さい。
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生時 |
生日 |
生月 |
生年 |
| 天干 |
己(正財) |
甲 |
甲(比肩) |
丁(傷官) |
| 地支 |
巳 |
辰 |
辰 |
卯 |
| 蔵干 |
丙(食神) |
戊(偏財) |
戊(偏財) |
乙(劫財) |
| 十二運 |
病 |
衰 |
衰 |
帝旺 |
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空亡 |
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次に続きます。
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