冬の清水沢駅構内
 炭鉱街だった夕張市に、かつて大夕張というもうひとつの夕張があった。
そこには多くのSLが黙々と活躍し、炭鉱と命運を共にしてきた路線延長17.2kmの三菱大夕張鉄道があった。
明治44年6月21日に開かれ、昭和62年7月22日に全線廃止されるまでの長きに数々の歴史を刻んできた鉄道だ。
 今、間近に完成するシューパロダムにより、その沿線の半分以上が湖底に沈む。数多くの想い出も貴重な産業遺産と共に。
ここでは清水沢駅より、終点大夕張炭山駅にある機関庫までの軌跡を描き訪ねてみようと思う。
 絵は深雪降る中、誇り高き孤高の戦士4号機の後ろ姿。