★DIY大百科

 カッパドキ〜アの工兵たちが経験から学んだ、さまざまなDIY技術をご披露しよう。


39,800円発電機インプレ

東日本大震災発生からしばらくの期間に起こったあの計画停電。本当に「真っ暗」になったあの日は記憶に新しい。万が一の時に備えて持っておきたい自家用発電機体験ルポだ。


最近はホームセンターで39,800円くらいでけっこういい発電機が出ているね。

試してみたのはナカトミの「EGー1000」。

同じくナカトミからは「EGー2000」という上級機種があるが、こちらはその廉価版といったところか。
大きさ的にはみかん箱くらいでなかなか取り回しがよさそうである。

発電機を動かすにはガソリンが必要だ。そこでこの携帯ガソリンタンクとポンプも同時に入手しておきたい。

  頭のてっぺんからガソリンを注入する。

エンジンオイルも入れる。4サイクルエンジンの「EG-1000」はこのエンジンオイルが付属しているから、この黒いボトルに入ったオイルを注ぎ入れればよい。

2サイクルのように頻繁にオイルを継ぎ足す必要はないが、長期間使ってオイルが汚れたり、量が減ったりするとエンジンが傷つくので、市販の4サイクル用オイルを買って入れ替えたほうがいいだろう。まあしかし、非常用として置いておく分にはオイル交換が必要なくらい発電することはあまりないだろうから、心配にはおよばないかもしれない。

チョークレバー。寒い日や久しぶりに動かすときはこれを「開」へ。動き出したら「閉」に戻す。


さて準備が完了したら、このリコイルスターターを勢い良く引っ張る。

何度か引っ張ると「プルドドドド」とエンジンが始動しはじめる。

けっこうな音がするねやはり。

エンジンがまわりはじめると、すでに発電が始まっている。電圧計に現在の発電量が表示される。100ボルトのところに針が動く!

さっそくいろいろと動かしてみよう。
コンセントは2つついている。合計で700VAくらいまで安定して動く、ということだが実際はどうかな。


扇風機は快調。

電気ドリルは、トリガーを引いた直後、一瞬エンジンに負荷がかかり、「ド・ド・ド・ドドドドドド・・・」と、息をついてまたもとのリズムにもどるという感じだが動き出せば問題なし。

コンセントが2つあるということで、ちょっと欲張って電気ドリルと丸ノコを同時に使ってみた。

やはり始動時にエンジンのリズムが遅くなり、負荷に耐えている様子だが、結果的には2つ同時に問題なく作動させることができた。なかなかのパワーである。

残念ながらエアコンを動かすにはパワーがなく、エアコン故障の原因になりそうなのでやめておいたほうがよいだろう。この場合は上級機種の「EG-2000」の出番となろう。


停電時に非常に役に立つのは間違いない。難点としては騒音である。エンジンを回すわけだから仕方ないのだが、たとえば発電機本体は物置に格納し、電源コードをそこから伸ばしてくるという騒音軽減策などがあるかもしれない。ただ、コードが長くなるとそのぶん電気の勢いが減るという側面があり、コードは短いほうがいいというのもある。このへんはバランスだろう。