生保内川生保内川遡行〜羽後朝日岳〜部名垂(へなたれ)沢下降


登山日 09.8.22−23


 会長と2名で憧れの生保内川へ。
 長大な和賀山塊のこの沢の話を聞いて一度は遡行してみたいと思い例会で提案。予定より1週間繰り上げての遡行となった。

 地形図を確認すると、前半は標高が低いだけあり、「何かあるのか?」と思いたくなるほど、とにかくなだらか。逆に後半はぐんぐん標高が上がる。何が出てくるのか、期待が膨らむ。

 実際遡行してみると、前半と後半とで、特徴がはっきり分かれた。
 前半はひたすらゴーロ歩き。正直、面白みに欠ける。
 ところが、ゴーロからいきなりゴルジュが出てきたと思うと、滝の連続。変化に富み、飽きが来ない。更に山頂への詰めは藪こぎなし。
 素晴らしい沢だった。

 この日、水面を撫でる風が冷たく、晩夏から初秋への移ろいを感じさせられた。

 滝は登れるものも多かったが、大高巻きを2回行った。小さく巻ける滝もあった。
 大高巻きの下降にザイルを2回使った。
 また、後半に出てくる滝の多くは、滑るものが多かった。これは要注意である。


 ※ 記事に出てくる時間はおおよそのものです。
 ※ 釣果は…1匹だけでした(^^;




取っ付きに向かうべく沢沿いの林道を走っていると、途中崩壊していた。
5:30 どん詰まりのはるか手前で車を置き、歩き始める。


前半はひたすらゴーロ

何時間歩いたっけ?




ゴルジュが出るか?と思うと、




そのすぐ奥は滝だった




高巻きの途中で。段になっていたが何段かは失念。
で、途中で降りると…




ゴルジュが待っていた




美しいゴルジュです




深く、奥まで泳ぐか?と思ったが、手前までで済んだ。


私は、ビバークのことを考え、ウエアを濡らさないように上半身裸で泳いだが、後半のなんでもないところで滑り釜へボチャ(笑)




この後は、




ゴルジュ帯を




へつって進めた




左岸に小さな滝




美しい淵を持つ滝

5mくらいだったか




雰囲気が出ます




ひねり滝




15m

上下で岩の色が違う




ここは登れそうになく、左岸をフリーで登り、ザックを引き上げた。

上部の草付きは滑る〜




高巻きの後は綺麗な渓相に癒されます




これも15mくらい




また出た、15m

幅もあり、迫力があります




この滝は左壁を登れます

※ 上部は滑ります!!




実はこの滝のある場所は二俣になっていて、他方も滝なのでした




岩の色がまだらになっている滝




この滝は、もう少し手前から見ると2段に見えた

が、高巻きの途中で見ると、6段だった




二条の滝




次々と滝が出てきます




5mくらいだったか




落ち口が斜めになっている

向かって右はナメになっており、ここも滑る!!




15mくらい

楽に左壁を登れる




右岸左岸の草付きをへつった




8mくらい

行けそうだったので取っ付いてみたが、中腹より上のホールドを見つけられず、小さく巻いた

この壁は岩と草付きが混じって滑ります




まだまだ滝!




漸く見えた稜線

川幅も狭まり、このままフィナーレか、と思いきや、




まだ待っていた、15m

右岸を巻いた




まだ咲いていたニッコウキスゲ




山頂へ最後の詰め




登ってきた沢筋を振り返る




イワショウブに癒されます




秋ですね〜




17:30、無事到着




ビバーク地へ向かう途中、山頂を振り返る




ビバーク地より、夕日を浴びる山頂


稜線は風が強かったので、よけるために笹薮の中でビバーク。また、思ったより気温が低く、寒かった。
この日は大曲の花火大会。音がよく聞こえたが、這い出して見えるかどうか確かめる気にもならなかった。

翌日は部名垂沢を下降。5:05発。 遡行時に打ったか筋を伸ばしたか、左膝に力が入らず、引きずりながらも8:30着。