和賀岳


登山日 09.5.16
標 高 1440m


人みな花に 酔うときも
      残雪恋し 山に入り
涙を流す 山男
      雪解の水に 春を知る
坊がつる讃歌
 好きな歌の一節。気持ちはよくわかるが、雪解け後の花に癒されたいのもまた山屋である。という訳で、花見山行に出かけた。

 和賀岳は初めて登る。長い林道を走って登山口へ。和賀岳は秋田・岩手の県境に位置し、この林道がなければ、入山はかなり厳しい。
 林道のお陰で楽に登山口(標高約370)に到達できるが、山奥まで車で入るのは複雑な気分だった。
 ちなみに、山の会のやまおやぢさんは、横手の自宅から自転車(MTB)で林道を走破した後に和賀岳ピストン、MTBで帰宅という荒業をやってのけている。よくあの林道を…。タダモノではない!

 登山口には水場「甘露水」がある。ありがたい。持参した水道水を甘露水に替えて出発。
 途中、花見山行らしく花の写真を撮ったり、山菜を採ったりと、久々の森林浴的山行だった。


8:02

甘露水口発
9:42

薬師岳
10:35
11:09

和賀岳山頂
11:54

薬師分岐
13:25

すずみ長根口
14:02

甘露水口着




歩き始めると、先ずはスミレ(タチツボスミレ?)のお出迎え。
珍しい花ではないが、やはり咲いていると嬉しい。




イチリンソウもけなげな感じで咲いていた




ワサビの花も綺麗です


少し頂いて、葉・茎をかじりながら登った(^^;ピリッとして美味いです。




小さくてうっかり見落としがちなミヤマツボスミレ




花だけでなく、ブナの新緑も素晴らしい




新緑が眩しくもあり、




また、優しくもある…




ムシカリや、




ミヤマカタバミ、




ムラサキヤシオと花を楽しみながら稜線へ出ると、




鳥海山が遠望できた

展望を楽しんでいたら、「宮城から来た」という方が登ってきたのでしばし談笑




アップ




仙北平野の向こうの鳥海山
やはり一際存在感のある山だと思った




鳥海山を振り返りながら稜線を歩く




アップ




稜線にはだいぶ花が咲いていた。黄色い花は鮮やかなのですぐに目に付く

キスミレ(黄色いスミレの同定は諦めた)




咲き始めていたミヤマキンバイ




Spring ephemeral
里ではその短い花期を終えた春の花々も、山ではまだ咲き誇っていた

カタクリ




キクザキイチゲ




同じく




葉がたるんでいたので「?」と思ったがヒメイチゲか?




と、花の撮影を楽しみながら和賀岳へ向かう




標高1500mにも満たない山だが、のびやかな稜線が続き、しかも好展望




山頂から鳥海山




同じく高下岳(2月にスキーで登った)
奥には早池峰




森吉山、手前に田沢湖




栗駒遠望




真昼方面




朝日岳、奥には駒〜岩手山が控える




 登頂してしまえば長居は無用と10分程度で下山してしまうことが多いが、これだけの展望を目の当たりにしてはそうもいかず、のんびりと展望を楽しんだ。




下山時は、薬師分岐より大甲山へ

ナイフリッジが続き、雰囲気が出る




途中、和賀岳を仰ぎ見る




こちらの登山道はミネザクラが多かった




エンレイソウ




ショウジョウバカマ




ツバメオモトはもう少し先




甘露水口からの登山道ではほとんど見かけなかったシラネアオイは、こちらの登山道の主役だった
















イワウチワもまだ頑張っていた