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食材

 食 材


松沢写真事務所
 


アカアマダイ
Branchiostegus japonicus
標本撮影に使用する魚は、ほとんどが自分で採集したものです。多くのカメラマンの常識からすれば、このような魚の入手は市場で購入するもので、たしかにそのほうが効率よく種類を集められますし、金額的にもはるかに安上がりです。ではなぜそうしないのか?それは魚に傷が多く、本に掲載するものには適していないと考えるからです。手間は掛かるけど、一匹ずつ丁寧に釣り上げた魚は傷が無くきれいです。欠点は釣れなければ写真が撮れないということ。さらに一匹目はどんなにウマそうな魚であっても標本になってしまうので、食べるためには、最低でも2匹以上釣らなければならないことです。



採集地:千葉県館山沖

ヤリイカ
Loligo bleekeri

魚の味の重要な要素の一つに、鮮度があげられます。どんな魚でも釣りたてはうまいと思うし、またどんなに高級な魚でも時間がたてば味は落ちていくのが普通です(中には数日おいて熟成した方がうまいものもありますが・・・)。さて魚介類の中で特に新鮮なものほどウマい食材をあげるとするならば、それはやはりイカでしょう。釣りたてのイカはまさに絶品ですが、残念なのは漁師や釣り人を除けば捕れたてのイカをなかなか手に入れられないことです。ところでイカの鮮度は写真にもはっきりと現れます。釣り上げてから時間がたったイカは明らかに白濁して、新鮮なイカに見られる透明感がありません。そのため食材としてイカを撮影する場合は、いかに短い時間で撮影するかがカギになります。

採集地:神奈川県城ヶ島沖

 

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