国立療養所 大島青松園

施設の沿革
大島青松園は、高松港から東方約8km.四国本土との最短距離約1km.の瀬戸内海に浮かぶ小島にあります。
島の東には二十四の瞳の小豆島、西には伝説・桃太郎の「鬼が島」(女木島)、南には源平合戦の折の古戦場の一つである屋島(壇ノ浦)があります。

明治42年4月1日に、岡山・広島・山口・島根・徳島・愛媛・高知・香川の8県連合で香川県知事の管理する「第4区療養所」として発足しました。
明治43年10月1日に、「大島療養所」、昭和16年7月1日に「国立らい療養所大島青松園」と改称して厚生省の所管となり、昭和21年11月2日から現在の「国立療養所 大島青松園」となりました。

当園は入所者120名で開所、以後入所者数は増加し、昭和34年には704名までになりましたが、その後は新患者発生の減少、入所者の高齢化に伴う死亡により減少してきています。入所者の方の生活様式は、不自由者センターに入居して生活介助を受けている方が現在7割以上を占めています。
施設概要
大島青松園は、小島の全島が大島青松園として入所者の方の生活の場となっています。園内には売店・食堂・郵便局・公園・宗教施設・会館・外来者用宿泊施設等があります。
入所者は「一般寮」(単身用・夫婦用)「不自由者センター」「病棟」にて生活しています。
「一般寮」は機能障害などの後遺症はあるものの、自立した生活が送れる方々の居住棟です。保健課が訪問看護を行い、生活指導と心身の健康管理を行なっています。
「不自由者センター」は不自由度、夫婦、独身別に分かれ、職員による生活介助が行なわれています。
現在、入所者全員がハンセン病の基本治療を終了していますが、末梢神経障害を起因とする後遺症、高齢化による各種疾病の治療・看護・介護は「治療棟」「病棟」「不自由者センター」でそれぞれ行なわれています。
「治療棟」は一般の病院と同等の設備を備え、内科、外科、整形外科、皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科、歯科、リハビリテーション科などで治療、処置を行なっています。
園内における活動

「自治会」

昭和6年3月8日。会員の福祉増進に努め、一切の偏見を除去し健全な文化的療養生活の達成をはかることを目的とするべく、入所者の総意を結集して結成された。

「盲人会」

昭和7年5月27日。盲人たちがみずからの福祉は自らの手で向上させようと結成。
現在、活動としては文芸で、短歌、俳句、川柳、余興としてなぞなぞ、ものは付けなどをして楽しんでいる。
また、総会、各種親睦会を通して会員相互の親睦を深めている。
春と秋には島外へのバスによるレクリェーションを実施し、外部諸団体との交流も活発に行なわれている。

「百寿会」

昭和48年6月14日。当時の園長、福祉室長、自治会執行部が発足の原動力となり結成された。
65歳以上で自動的に入会となるが、現在は入所者の94%が会員である。
現在の活動は、トランプ大会、カラオケ大会、文芸募集、バスレク等、老化を少しでも防ぐのを目的に対話と健康の保持をかねた親睦会が度々催されている。

その他の団体(趣味・娯楽)

カメラクラブ・・・県庁ギャラリーで年1回行なわれる入所者作品展などに出展している。
青松ゲートボール同好会・・・年に数回、園外に出ての交流試合等に参加している。
青松盆栽愛好会・・・県庁ギャラリーで年1回行なわれる入所者作品展などに出展している。
書道クラブ・・・月1回、園外からの講師を招いての書道会が行われ作品展にも出展している。
陶芸クラブ・・・園内に陶芸釜をもち、入所者作品展、県外の作品展にも出展している。
大島カラオケクラブ・・・年2回カラオケ大会を開き、園外からも参加している。

七宝クラブもあったのですが、現在はあまり活動はしていないようです。また、各宗教団体や各県人会などもあります。

* アクセス(高松港ー大島) *
高松港より(JR高松駅より徒歩5分)
所要時間約20分(無料)
月曜日〜金曜日
高松発 9:10 11:00 13:55 16:45
大島発 8:30 10:30 13:25 16:15
土日祝日振り替え休日
日曜日の運航時刻と同じです。

* アクセス(庵治港ー大島) *
庵治港より(JR高松駅よりバスで約30分)
所要時間約10分(無料)
平日・土日・祝日
庵治発 6:00 8:00 13:05 15:30 17:45
大島発 7:30 12:45 15:10 17:25 
* 所在地 *
〒761−0198
香川県高松市庵治町6034-1
電話(代表) 087ー871-3131

宿泊を希望される方は、事前に電話にてご予約ください。