日本の佇まい

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ニシン番屋の概要
・・・住居形態の概説

佐藤家住宅
・・・寿都郡寿都町

旧岡田家煉瓦蔵
・・・寿都郡寿都町

幌武意の番屋
・・・積丹郡積丹町

竹田家番屋NEW
・・・積丹郡積丹町

旧近江家番屋
・・・小樽市祝津

旧白鳥家番屋(祝津)
・・・小樽市祝津

旧青山家出張番屋
・・・小樽市祝津

茨木家中出張番屋
・・・小樽市祝津

旧木村家住宅
・・・石狩市浜益区濃昼

旧白鳥家番屋(浜益)
・・・石狩市浜益区浜益

群別の蔵
・・・石狩市浜益区群別

旧木村家番屋
・・・石狩市浜益区幌

旧種田家番屋
・・・石狩市浜益区床丹

伊達家番屋
・・・増毛郡増毛町別苅

旧田中家番屋
・・・増毛郡増毛町阿分
かつて北海道の日本海沿岸にはニシンが大量に回遊し、各地に良好な漁場が形成されていました。
そして豊富な漁獲高を背景に、豪壮なニシン漁家建築物が多数造られるに至ったのです。

その中心施設である番屋建築は、オーナー用と傭漁夫用の異なる性格をもった空間を一つの建物内に併存させた特異な建築物として発達しました。
一般的に「ニシン御殿」と称される建築物です。
この項では、各地に遺るこの番屋建築を中心に記載します。

左側のリストの物件名称等をクリックしてください

この形式の建物に興味を持つきっかけとなったのは、1988年8月8日のことであった。
ページ内でも紹介している佐藤家住宅を、通りすがりにたまたま見かけたのが始まりである。
漁村集落が点在する鄙びた海岸沿いの風景の中に、突然この豪壮な木造建造物が鎮座する様が視界に飛び込んできた時は、事前の知識がなかったこともあり、かなり衝撃的であった。
それより少し前から興味を持ちつつあった擬洋風民家の要素が、その巨大なボリュームの中に見事に構成されている。
その建築的な美しさと、そしてその置かれている立地条件や歴史的背景に興味を持つに至った。
当初は建築学的な関心よりも、むしろ巨大木造建築物が鄙びた風景の中に点在するという現象に興味を持ったように思う。

以来、幾度となく各地を巡っているが、訪ねるたびにその数が減ってしまっている。
仕方がないこととはいえ、寂しい現実である。










since.2006.07.08