| 用語名 | 用語の説明 |
| 現読 | 現在、新聞を購読していること。あるいは、そのような客。 |
| 過去読 | 過去に新聞を購読していたこと。あるいは、そのような客。 |
| 無読 | 新聞を購読していないこと。あるいは、そのような客。 |
| 拡張 | 新聞の定期購読の勧誘をすること。拡張を専門とする人を「拡張員」、拡張を専門とする団体を「拡張団」という。 |
| 専業 | 新聞販売店での仕事を本業としている販売店従業員のこと。その販売店で拡張だけを行う人を専業拡張員(専拡)という。 |
| 起こし | 過去読であり現読ではない客と契約をすること。また、現在の契約期間の後に他社と契約している客に対して、その他社の契約のさらに先の期間を契約してくることを、「先起こし」という。 |
| 縛り | 契約の延長をすること。通常は集金時の販売店員がついでに行う。「縛り」のさらに先の期間まで延長させることを、「先縛り」という。 |
| 新勧 | 無読の客から契約をしてくること。拡張員のターゲットとなるのは主にここの客である。 |
| 拡材 | 拡張時に、客に渡す景品。洗剤とビール券が基本。そのほかにはスポーツ観戦・遊園地のチケット、割引券など。関西では長期契約者には電荷製品まで提供している。現在、景品表示法に基づいた「新聞業における景品類の提供に関する事項の制限」で、新聞契約における景品の上限額は新聞金額の8%または新聞購読料半年分の8%のうち安い方と定められているが、ほとんど守られていないのが現状である。 |
| 6・8ルール | 景品提供の上限額が「新聞購読料の8%又は新聞購読料6カ月分の8%のいずれか低い金額の範囲内」とされている業界ルールのこと。少し前までは「3カ月分の8%以内」だった。 |
| あがる、あげる | 契約を取ってくること。 |
| カード | 契約書。あるいは契約そのものを指す。カードに対する報酬は「カード料」という。拡張団のあげたカードは「団カード」という。 |
| 不良カード | 不履行された契約のこと。拡張員があげたカードは、不良カードとなりやすい。 |
| くずれ | トラブルにより契約が途中で止まってしまうこと。 |
| 即入 | 転入してきた客などと契約して、翌日に新聞を入れること。 |
| 不良読者 | 集金が困難な客のこと。居留守を使われたり、支払い延長されたりする。 |
| 固定読者 | 同じ新聞をずっと購読している客のこと。 |
| 交替読者 | すぐに新聞を変える客のこと。 |
| 乞食読者、拡材読者 | 契約及び契約更新時に、過剰に景品を要求してくる客のこと。 |
| 隠し読者 | 販売所に報告されていない契約のこと。悪質な従業員が、あげた契約を店に報告せず、集金した購読料を着服してしまうケースがある。 |
| 回収率 | 分母を1ヶ月の契約の止め数、分子を新たに1ヶ月にあげた契約数として、(分子÷分母)×100で表わした率。契約件数の回復率と考えられる。 |
| 改廃 | 販売所の成績(契約件数)が悪いために、発行本社によって店が廃止に追い込まれること。 |
| ガサ | アパートなどの低家賃の集合住宅のこと。または人の出入りが頻繁で、不良カードの多い地域のこと。 |
| ヨーロッパ(4・6・8) | 拡張員へのカード料の相場の俗称。3カ月の契約で4000円、半年で6000円、1年で8000円を支払うことから、このように呼ばれる。 |
| 喝勧(かつかん) | 客を脅したり、暴行したりして無理矢理契約させること。チンピラ拡張員の営業手法。 |
| 泣勧(なきかん) | 客に泣きついて同情させ、契約を貰うこと。 |
| 置勧(おきかん) | 客に現金を強引に渡して契約を貰うこと。やはり拡張員の手口。 |
| てんぷら | 架空の契約。契約の取れない拡張員の最終手段。拡張員自身で契約書に署名(架空の住所のケースもある)や捺印をして、あたかも客から契約を取ってきたように見せかける。客を騙すというよりは、販売店を騙そうとしている。 |
| まるちょん | 販売店員が勝手に客の契約継続を見込んで契約書を偽造すること。 |
| ひっかけ | 拡張員が他社のセールスマンと偽って拡張すること。例えば読売を購読している客に、朝日の拡張員が 読売のふりをして出向き、朝日の契約をさせるというもの。現読の読者が対象となる。拡張員2人(1人が身分を偽る)の連携プレーの場合も多い。 |
| 監査 | 販売店による、てんぷら対策(不正契約対策)。拡張員がとってきた契約書の客に電話して、契約の確認を行うこと。電話がつながらない、契約書と客の氏名や住所が異なる、客と拡張員が特別な口約束をしていたことが判明した場合などは、その契約は虚偽(不正)のものと判明する。しかし、監査が行われていても、見抜けないケースもある。 |
| S | 無料で配達する新聞のこと。サービス、無代紙。 |
| コンクール | 新聞発行本社が主催する販売促進キャンペーン。ある一定期間内、カード料をアップさせたり、一定以上の枚数をあげた者に景品を出したりする。しかしこれが拡張員の不正行為をも促進させている。 |
| プレミア | カード料に上乗せされる報酬のこと。コンクール時や個々の拡張員の能力に応じてつけられる。 |
| まとめ(料) | 店と団との間であらかじめ約束した数のカードをあげると出る報酬のこと。 |
| 増紙 | 契約件数を増やすこと。 |
| 約切れ | 契約期間が終了すること。 |
| 残紙 | 客に配達されずに、廃棄される新聞紙。押し紙・積み紙・予備紙を合わせたもの。資源の無駄ですな。 |
| 予備紙 | 文字通り、販売店が予備として注文する紙。これについてはほとんど問題はない。 |
| 押し紙 | 発行本社が販売店に対して、販売店が注文した部数を超えて新聞を供給すること。あるいはその結果、残紙となる新聞紙のこと。発行部数の5〜10%はこれに該当する(Y新聞は1日あたり100万部の押し紙があると聞くが…)。 |
| 積み紙 | 販売店が、実購読部数に必要な予備紙等を加えた部数を上回って新聞発行本社に新聞を注文すること。あるいはその結果、残紙となる新聞紙のこと。 |
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