日高本線 絵笛駅付近にて(北海道浦河町)

日高本線 絵笛駅付近にて(北海道浦河町)

北海道の日高地方がサラブレッドの産地である、ということは知っておりましたが、車窓からもその姿を見ることが出来るとは思っていませんでした。苫小牧を出てまもなく、勇払の広大な原野が広がり、鵡川付近からは早速、優雅に草を食む馬たちの姿が見られるようになりました。海と牧場が交互に、時に同時に車窓を飾り、めったに北海道などへ行くことのない私にとってはそれはそれは新鮮な風景でした。中でも特に印象に残った駅が絵笛駅。駅の名前からして惹かれるものがありましたが、実際に降りてみると、牧場に囲まれるようにしてある駅で、列車が去ってしまえば、そこには風の音と鳥の声と、そして馬の嘶きしか残らず、ホームにじっとしているだけで心の底から癒される...そんな場所でした。
サラブレッドが草を食む緑の中を、列車が駆け抜けてゆく...その様をとらえたく、上り列車を待ちつづけ、シャッターを切りました。

←戻る  次へ→



・「線路際の思い出たち」TOPへ戻る