( 4年2ヶ月にわたって、私が大変お世話になってきた郡山の風景からいくつかご紹介したく思います。本当はもっとすばらしいところが沢山あるのですが、まだ郡山に行きたてのころに描いた、私にとって懐かしい駅やバス停や何気ない路地など、いわゆる「なんでもない風景」をほんの少しですが掲載させていただいています。散歩でもするような気分で眺めて頂けたら嬉しく思います。
さいたまに移ってからも、こうした風景たちは、もうひとつのふるさととして私の心のなかを彩っています。)
昨年の丁度今ごろ(2001,11)雰囲気のあるバス停を探しに自転車を走らせてみよう...そう思い立って自転車で郡山市郊外へ出かけた時に出会った場所です。郡山市は人口33万人以上、町の中心部はとても賑やかですが、東北自動車道の西側まで行ってしまいますと、途端に長閑な雰囲気が漂います。気持ちの良い秋晴れの日でしたので、青空に柿の実が鮮やかに映え、とてもきれいでした。この「大谷新田」の他にも、古びた趣のあるバス停にいくつも出会いました。ちなみに運行本数は時刻表を見る限り一日に4本程度のようでした。
大谷新田バス停にて(郡山市三穂田町駒屋)
住宅地にポッカリと、かなり広い面積の気持ちの良い公園です。地名に違わず大きな池があり、芝生の広場や桜並木など、子供たちの遊び場として、また散歩やジョギングなどにと、近所の方の憩いの場となっています。私の家からも近いので、時々ジョギングでお世話になることもあります。
荒池公園にて(郡山市池ノ台)
この絵は昨年9月(2001,9)、郡山に来て間もない頃に現場で描きました。また、ある秋の日、ふと散歩にこの公園を訪れた時、一人の中学生くらいの女の子がベンチで本を読んでいました。その風景を見て、こんな歌が思い浮かびました。
「ページ繰る少女の指を
そよ風がそっと手伝うコスモスの午後」
アパートの近所で(郡山市池ノ台)