作者プロフィール 〜旅、鉄道、絵との出会いと今〜
松本 忠 (まつもと ただし)
・1973年生まれ。埼玉県出身。
・1992年、埼玉県立浦和高等学校卒業。
高校時代は野球部に所属。甲子園を目指すも最後の夏は1回戦にて敗退。短すぎる夏が終わる。
・1997年、東北大学文学部卒業。
大学時代は応援団に所属。応援団での活動などを通じて知り合った個性溢れる人たちとの出会いや、仙台、東北地方の自然、風物との出会いがきっかけとなり、「青春18切符」などでの鈍行列車での旅や、詩作などを趣味とするようになる。
・卒業後は某総合化学メーカーに就職。大阪、東京、名古屋にて勤務。その後も仕事の合間を見つけては、趣味を継続。
・絵は入社3年目の1999年の夏、東京から名古屋への転勤で、再びの一人暮らしを始めたことがきっかけとなり描き始める。絵の題材はローカル線や鈍行列車での旅で出会う小さな駅や、その沿線にひそむ何気ない風景が中心となる。生活のスピードが日に日に早まり、便利にはなっていくのだけれど、どこか余裕を失っていく日々の中で、こうした鈍行列車の刻むリズム、醸し出す風景に、強い魅力を感じていたため。
・2000年11月、「第12回新風舎出版賞」への応募がきっかけで、詩画集「たとえば空に絵を描くように」(新風舎)を初出版。また、この事が、実家のある埼玉県川口市の地域雑誌「雑誌かわぐち」(2001年2月号)にて紹介される。
・2001年8月、より深く絵などの創作に取り組みたいという思いを捨て切れず、4年5ヵ月間勤めた会社を退職。
・2001年9月、福島県郡山市に移り、フリーターとなり、創作中心の生活を開始する。創作活動の場に郡山市を選んだのは学生時代に仙台で暮らした体験から東北地方への憧れが強くあったこと、更にその中で郡山は鉄道の要衝であり、郡山市周辺や福島県内の各線の沿線風景の魅力もさることながら、全国各地へ列車で旅するのに便利が良く、また磐梯山、猪苗代湖に代表されるような素晴らしい自然環境が身近に存在していることなどが主な理由。
・2001年9月〜2005年11月、郡山市を本拠地に福島県内、東北地方を中心に全国各地を旅しては鉄道のある風景を描き続ける。鉄道雑誌、旅行雑誌などでの寄稿、パンフレット等の挿絵、書籍の執筆、個展活動などを行う。2005年6月〜9月にかけては初の巡回展となる、只見線をテーマにした東北巡回展(郡山市、只見町、魚沼市(旧入広瀬村))を行う。
・2005年11月、詩画制作仲間であったルポライター(教育・福祉)で詩人の浅田志津子との結婚を機にさいたま市に転居。
・さいたま転居後も、第二のふるさとである東北地方の路線を中心に、全国各地の抒情性溢れる鉄道沿線風景を描き続けている。