「健康な生理」とは
生理は女性の健康のバロメーター
1.生理痛 … 痛みはないのが正常
漢方的には、生理のときは「痛みがない」のが本来のあり方。下腹部のあたりが重い、だるい、という程度ならいいのですが、強い痛みがある場合、それはなんらかの異常のサインと見なされます。
また、生理前のむくみやイライラなど、いわゆる月経前症候群といわれる症状も、本来はないのが正常です。
2.周期 … 規則正しいものが変化すると問題
生理周期の理想は、7の4倍の28日。
ただし個人差があって、25日〜35日で、その人にとって一定の規則正しい周期で生理がきていれば、問題はありません。
ところが、28日が32日に変わったり、今まで32日周期だったのが、28日、25日とだんだん短くなるなど、変化がある場合は注意です。
3.日数 … 5〜7日が標準
出血の日数も、5〜7日が標準ですが、これも、これまで5日だったのが、7日も10日もだらだら続くようになったり、逆に2〜3日で終わるようになった、などの変化があったら要注意。
4.経血の量 … 多すぎない
経血の量は、平均50ml。多い日の昼間にロングナプキンを使って、2時間以上もつなら問題ありません。夜は、夜用ナプキンで一晩もれずに眠れるなら、心配ないでしょう。
ただ、一晩のうちに何度も替えないといられない、というくらい量が多い場合、寒邪や瘀血がある可能性もあります。
また、更年期が近づいてくると、一般的に経血量は少なくなります。
5.経血の色… やや暗い赤
正常な色はやや暗い赤色(出血が多い日は鮮やかな赤色)で、かつ糸を引いたり、粘りやかたまりがないことが大切。
色が薄いのは血虚や気虚、くすんで粘りやかたまりがあるのは、瘀血や寒邪が疑われます。
6.おりもの … 透明でにおいがなく、固まらない
生理周期と合わせて、正常なおりものの状態を知っておきましょう。
まずおりものは、排卵前後に、透明で糸をひくような粘りがあるものが出て、排卵が終わった高温期にかけては色は透明で、においがなく、かつ固まらないのが正常。
色がついていたり、においがあったり、かたまりがある場合は、膣炎や性感染症などの疑いがあります。
たとえばカンジダ膣炎があると、よくカッテージチーズのような、といわれますが、ポロポロと固まる白いおりものがあります。



