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1980年代中盤製 Fernandes Burny RLG-50 '59 Model(RLG-50-59)




Fernandes Burny RLG-50 '59 Model(RLG-50-59)のCS(チェリーサンバースト)モデル,この個体は非常に状態がよく,ほぼデッドストック状態である。

プレーントップのギターが美しいと思えるようになったのは最近のこと,それまでの私はひらすらトラ杢のギターを探し回っていた。このギターは完璧なプレーンで,トラも,玉も,キルトも全く入っていない。日本美人的な美しさを持ったギター,重量は4.4kg。

華やかなトラ杢トップギターは,例えば腕時計のロレックスでいえば高価な金無垢モデル,そしてプレーントップはスタンダードなステンレスモデルだ。時計としての性能(耐久性なども含めると)は後者の方がむしろ上,ギターについても派手さのないプレーントップの方が音がいいというのは既にコンセンサスを得ている。ロレックスコレクターが基本を押さえたステンレスモデルに拘るように,ギターというものを知れば知るほどプレーントップの存在感を強く感じるように なる。

ピックアップは真鍮合金ベースにグレーのワイヤー,1982〜84年モデルに搭載されていたL8000ピックアップの特徴を示している。初期型VH-1よりも若干圧縮された感じの音を作り,よいピックアップだと思う。社外品ピックアップに載せ替えたいという気にならない。

2ピースハードメイプルトップ,2ピースマホガニーバック,マホガニー1ピースネック,フレットエッジバインディング仕様,こんなギターが5万円で作られていことは今となっては驚く以外にない。最近(2008年)のレベルとしてはTokai LS-90(定価9万円)に限りなく近いスペック,しかしLS-90はフレットエッジバインディング仕様ではないからこちらのほうが手間がかかっている。 ここ30年間で国産ギターは約2倍の価格になったといってよいだろう。ちなみにPlayer誌も1980年頃は300円,現在は600円で2倍になっている。

だから,ジャパンビンテージが高いといっても2倍になった製造費を考えればむしろ安いのだ。現在の価値に換算すればこのギターは10万円,Tokai LS-60は12万円,実際の取引価格はそれぞれ概ね4万円と7万円,むしろバーゲン価格だ。

馬鹿高くなったTokai LS-50/60を無理に狙うよりこの時代のRLG-50に目を向けるのが賢明だと思う。とはいってもやはりTokaiは押さえておきたい。







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