このギターを手に入れるのにずいぶんと時間がかかった。 当時人気のバンドはハムバッカーを載せたレスポールか,シングルコイルならストラト,という時代。P-90の音を最初に教えてくれたのはCharだった。"闘牛士"を歌う彼の腕に抱えられたGibson Gold Top,どんな音がするのかと構えて見ていたらやはり彼的というかムスタングに近い音だと感じたことを覚えている。でもムスタングよりも厚くて甘い,そんな音だった。 あの時代にP-90を載せたゴールドトップを購入した人の殆どがCharに感化された結果ではなかろうかと,私自身そうは思っている。 Charは人気のギタリストだったが,ファンの絶対数からいえば海外のロックバンドの国内人気はそれ以上だったから,おそらくP-90を搭載したこのようなレスポールの球数は相対的には相当に少なかったのだろう。本当に玉数が少ない。数年間探してやっと手に入れた。 シングルコイルの弱みはやっぱりハムとノイズ,ストラトよりもさらにノイズに弱い感じがする。こいつを弾くときにはアンプと距離を置かなければならない。 LS-60まではオーバーバインディングフレットでLS-70以上からフレットエッジバインディング仕様になる。トップはメイプル2P,バックはマホガニー2P,塗装はポリウレタン。重量4.2kg。
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