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1985年頃製 Fernandes FST Monkey Pod body custom made


Fernandesのネオストラト,ボディー材が何なのか判明するまであった紆余曲折があった。というか正確に言うとまだ判明しているわけではなく,現時点(2010.12)までに到達できた推定ということになる。

最初はマホガニーだと判断して購入した。マホガニーのように導管が太いからそう感じただけだったのだが,どうも材自体の色が違う,マホガニーは無着色でこのような色になることはなくナチュラルではかなり赤みが強い。次に考えたのがコア,確かに質の低いコアはこのような外観を呈することもあり最近までコアのストラトだと紹介していたのだが,持ったときの重さ,木理の粗さ,音の密度がコア的で無いことにずっと違和感を感じ続けていた。コアはもっとカリンと爽やかな音がする,軽くて爽やかな音,しかしこいつの音は重くコアには似ても似つかない。

現時点で到達した結論はモンキーポッドという材である。日立のコマーシャル「この木何の木気になる木」で有名な木である。フェルナンデスはモンキーポッドをギター量産品にも使っていたから推定の不自然さはないだろう。私はモンキーポッドの現物を見たことがないが,1999年のフェルナンデスギターのカタログにあるギターを見た限りではこのギターのボディー材に酷似しているように感じる。

3つの仕様を除けばこのギターは1985年製のFST-135と同じ,それはボディー材と指板材そしてカラー。

1985年のカタログによるとFST-135のボディーカラーにナチュラルの設定はない。またカタログではボディー材質はアルダーのみということになっている。

Fernandesの当時のカタログをみると追加料金でボディー材やボディーカラーを変更できるセミオーダーシステムがあったようだ。カタログ上はモンキーポッドという設定はないが融通が利いた可能性は高い。

EMGのシングルコイルよりもハムバッカーを載せるほうが相性が良さそうだ。ちょっと特殊なギター。



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