鶴の湯温泉

とにかく大人気、大盛況の「超有名な秘湯」



 
 

泉質 黒湯:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
白湯:含硫黄-ナトリウム・カリウム-塩化物・炭酸水素泉
中の湯:含重曹・食塩硫化水素泉
滝の湯:含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素泉
お風呂の種類 黒湯(内湯 男女各1)
白湯(内湯 男女各1)
中の湯(内湯 男女各1)
滝の湯(うたせ湯 混浴1、女1)
露天風呂(混浴1、女2)
宿泊者専用 白湯(内湯 男女各1)
宿泊者専用 露天風呂(貸切1)
日帰り入浴料金 400円
営業時間 8:00-17:00→ 10:00-15:00に変更になりました。
問い合わせ先 0187-46-2139
お気に入り度 ★★→ ★★★に昇格しました
入浴日 01年9月6-7日、04年10月

 
●04年10月、2度目の宿泊の感想
・前回と異なり、日帰り入浴の時間が短縮されていたので、常時、静かに鶴の湯の雰囲気を満喫できたので、大満足でした。特に、夕暮れ時、玄関の前にあるベンチで、湯上りにくつろいだ雰囲気は最高でした。
・10月は、紅葉シーズンで最も予約が大変な時期だそうです。わたしも、予約解禁日に、一生懸命、電話をかけて予約しました。(^^; それでも、希望の本陣は取れず、前回と同じ1号館での宿泊となりました。季節柄、「カメムシ」発生の時期で、ガムテープを用意してくれました。
・前回よりも、従業員の方の愛想がよく感じました。宿の人気を保つため、努力を絶やさない姿勢を感じました。
・食事は、前回と基本的にはあまり変わりはありませんでしたが、季節柄、キノコメニューが沢山で、おいしくて満足できるものでした。
・宿泊者専用の小さな露天風呂は、湯温が低いため、入浴できませんでした。
・全体としては、やはり、コストパフォーマンスはかなりよい宿だと、感心しました。こんなに人気があるにも関わらず、むやみに値上げしない姿勢がよいと思います。雪の季節にも行ってみたいです。

●01年宿泊のレポート
 歴史のある建物、広い露天風呂、真っ白なお湯、名物の山の芋鍋。。。鶴の湯は、雑誌やテレビでも紹介される機会の多い有名な「秘湯」です。
 4年前に訪れたときには、あまりの外来客の多さに、入湯する気になれず、「いつかは泊まってみたい宿」として、ずっと心に残っていたのでした。そして、シーズンオフの平日にも関わらず、ようやく取れた予約。行ってきました、あの鶴の湯に。
 茅葺屋根の本陣が見える宿の入り口は、写真撮影の順番待ちができるほど、やはり人気の宿でした。
◆宿泊者専用の浴室
 ここの良い所は、たくさんの浴室があること。
 宿泊者専用の内湯は、3人も入るといっぱいで狭いけど、シャンプー、リンス、石鹸、シャワーが設置されています。源泉は、「白湯」と書いてありました。
 そして、あまり紹介されない宿泊者専用の小さな露天風呂もあるのです。東本陣から1号館に行く廊下の途中にある露天風呂は、2人用くらいの小さなものですが、川を見ながら入浴できる抜群のロケーションです。夜はランプが灯るようなので、また一段と風情があると思います。静かに入浴できる隠れ湯のようですが、廊下から見えてしまいそうな場所でもあります。
◆黒湯
 もちろん、日帰りで入れる浴室も、たくさんあります。
 向かって一番左手の湯小屋は、男女別の「黒湯」。天気が悪いと黒くなると書いてありましたが、わたしが行ったときには、白色でした。狭い内湯の浴槽に注がれるのは、かなり熱い湯です。水でうめないと入れないのですが、水を入れるには、桶に汲んで入れるしかないため、ほとんど入浴してる人はいませんでした。
◆女性用露天風呂
 この黒湯の裏には、女性用の大露天風呂があります。広い露天風呂には、青みがかった白濁の湯があふれています。山を見ながら入ります。大きな湯船のお湯は、ぬるめなので、ゆっくりゆっくり楽しむことができます。 奥の方には、小さな熱めの湯の湯船もありました。
 露天風呂は、湯船の底が石ころになっていて、所々でプクプクと源泉が湧いてくるのがわかります。ちょっとだけ天然ジャグジーな感じ。
◆白湯
 黒湯の右手には、「白湯」。やはり男女別の内湯です。ここは、内湯の中では一番広く、湯も他に比べると温度が低く、適温で気持ちいいです。青白い湯は、柔らかな感じで、硫黄泉だけど、肌がガサガサになるようなことはありません。
 窓も大きく、明るいし、ここの浴室は、内湯の中では一番好きでした。いつも誰かが入浴中で、浴室の写真を撮ることはできませんでした。
◆混浴露天風呂
 その隣に広がるのが、有名な混浴の露天風呂。女性は、更に右手にある「中の湯」で着替えてから入っていくことができます。いつも混んでいるのですが、女性もそれなりに入浴しています。勇気を出して入ってしまうか、朝食直後の7時半頃がねらい目だと思います。(わたしは、この時間に、独占状態で入浴しました。)
 ちょうど穂の出たススキも風情のある広い露天風呂から見えるのは、鄙びた宿の建物と湯小屋。ちょっとタイムスリップしたような風情が人気の理由でしょうか?
 女性用の大露天風呂と同じように、湯船の底からプクプクとお湯が湧いてくる場所がありました。
◆中の湯
 そして、一番右手の湯小屋は、「中の湯」男女別の小さな内湯と、女性用の小さめの露天風呂と滝の湯が続きます。
 目や神経の病気に効くというここのお湯は、どこよりも濃い感じがしました。色は、黄色+灰色がかった濁り湯で、かなり熱いです。飲むと塩気と苦味があります。
 外の女性用露天風呂は、小さめといっても、10人は入れるくらいで適温。滝の湯(うたせ湯)は熱めでした。更に、木戸を開けていくと、混浴露天につながる。。。といった具合になっています。
◆お部屋
 わたし達が宿泊したのは、1号館という部屋です。料金は、一人10000円。
 トイレは共同のシンプルなお部屋ですが、きれいで過ごしやすい部屋でした。ただし、昔ながらの造りなので、廊下の音が気になる人には向かないかもしれません。テレビもない部屋では、温泉に入るか、ごろごろするしかやることはありません。たまには、こんな休日も良いですよね?

◆お料理
 お料理は、夕食はお部屋で、朝は広間でいただきます。
 有名な「山の芋鍋」をはじめ、夕食はあたたかい状態で運ばれてきます。山の芋鍋は、意外にあっさりした感じの味噌味でした。季節によって中身も変わるのかもしれないし、本陣の囲炉裏の周りで食べるとまた印象も違うのかもしれませんが、わたしが食べた「山の芋鍋」は、正直、「絶品」とまでは感じられませんでした。その他、きりたんぽをアレンジでした“あんかけ”や、岩魚の焼き魚、山菜など、工夫されたメニューが並びます。
 朝食も、豆の味の濃い冷奴や、岩魚の甘露煮、きのこがいっぱいのお味噌汁など、おいしくいただきました。
 値段を考えると、評価が高いのも納得の内容です。
◆最後にちょっと苦情
 料金もリーズナブルで、とても人気のある鶴の湯で、その理由(ワケ)に納得する一方で、人気にソフト面が追いついていないと感じること、嫌だと思うこともいくつかありました。マスコミの「絶賛」に踊らされるのも癪なので(^^;、敢えて書かせてもらいます。まぁ、これも、前評判で期待しすぎたせいなのかもしれませんが。。。
1)チェックイン直後に入った宿泊者専用内湯のコンディショナーと石鹸が切れていた。
2)宿泊者専用内湯の湯船の底に髪の毛の塊があった。
3)夕食は、「18時」といわれたので待っていたのに、実際にお膳がきたのは18時40分だった。
4)お膳を下げてもらうためにフロントに電話をしたのに、30分くらいの間に4回電話しても、誰も応答してくれなかった。
5)布団を敷きに来たのは21時30分だった。遅すぎると思う。いっそ、自分で敷くシステムにした方がよいのでは??
6)日帰り入浴を朝8時から17時まで受けているので、宿泊しても、ゆっくり温泉に入れる時間が限られる。
  →これは、後日、入浴時間が短縮されたので、解決されたと思います。
7)あまりに有名なため、おばさんの団体などが騒々しい。
8)翌朝、喫茶コーナーでコーヒー(有料)を飲んでいたら、オーナーと業者(旅行会社?)の人が喫茶コーナーで商談を始めた。狭い場所だし、お休み気分が損なわれるので、他の場所でやって欲しい。

 特に、いつでもザワザワした雰囲気は、ゆっくり静かに温泉を楽しみたい。。。という本当の意味での「秘湯」「静けさ」「安らぎ」を求める人には向かない宿だと感じた次第です。


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