四万温泉 積善館

◇ 昭和初期のレトロな浴室は秀逸!


泉質 含砒素-ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉
(78℃)
お風呂の種類 男女別内風呂 各1
(宿泊の場合は、混浴岩風呂、家族風呂、
露天風呂などもあり)
日帰り入浴料金 1000円
営業時間 10:00-17:00
問い合わせ先 0279-64-2101
お気に入り度 ★★▲
入浴日 2002年7月5日

 
 
 レトロな浴室の積善館は、わたしの憧れでした。
 ちょっと入浴料金が高いのは気になりますが、古いモノを残すのはお金もかかることなので、仕方ないと納得します。
 ただ、この積善館の宿泊は、夕食は松花堂弁当ですが、7500円とお手ごろです。宿泊すると、今回わたしが入浴した以外に、混浴岩風呂、家族風呂、露天風呂などにも入浴することができるそうです。
 今回、わたしが入浴した積善館の浴室は、1930年に建てられたものだそうで、群馬県の重要文化財に指定されています。
 男女別の内湯の入口を開けると、脱衣所と浴室は、ちょっとした段差はあるものの基本的にオープンな造りになっています。
 水色のタイル、エンジ色のタイル、そして、オレンジ色のお風呂の床のタイル...と続く色合いは、最近のタイル貼りの浴室にはない「味」があります。
 5つの浴槽が並び、アーチ型の窓から光の入る浴室は、写真で見た通りです。
 泉質は、若干の塩味がある透明なお湯で、湯船の真ん中から湧き出して、掛流しになっているのが気持ちがよいです。
 そして、蒸湯も、面白いです。
 小さな扉の向こうには、タイル貼りの椅子があって、一人用の蒸し風呂になっているのです。
 「入室前に、お湯か水をかける」と指示書に書いてあったので、何度かタイルの椅子を洗うように桶でお湯をかけて、指示通りに、顔を冷すためのお水を桶に汲んで、小さな扉をくぐります。
 顔の位置には、小さな小窓があって、これまた指示通りに、少し窓を開けて入浴していると、どんどん汗が出てきて、「効くぅ〜!」って感じの蒸し風呂でした。

積善館のオリジナルHPは、こちら!



四万温泉の共同浴場巡り

尻焼温泉を出たわたし達は、東京方面に向かいつつ、四万温泉に寄ることにしました。
四万温泉には、初めて行ったのですが、川沿いに細長く温泉街が続いていました。
いわゆる「民宿」風の小さな旅館から、綺麗で大きな旅館までさまざまですが、
想像していたよりも、静かで落ち着いた感じの温泉地でした。
四万温泉には、地元の人のための無料の共同浴場があります。
今回は、ガイドブックに載っていた共同浴場巡りをしてみることにしました。

◇ 川と一体...「河原の湯」共同浴場


泉質 ナトリウム・カルシウム−塩化物・硫酸塩温泉(中性低張性高温泉)
お風呂の種類 男性内風呂、女性内風呂
問い合わせ先 四万温泉協会 0279-64-2321
営業時間 通年
お気に入り度 ★▲(共同浴場好きの人向け)
入浴日 97年12月11日

 
 
河原の湯は、細長い四万温泉街のちょうど真ん中辺りに位置しています。駐車場はありませんが、歩いて数分の所に、無料の観光駐車場がありました。
本当に河原に降りた所にある「河原の湯」は、建物の壁が、川の石と同化してしまっていて、なんだか可愛い感じです。パッと見には、公衆トイレかと思うような小ささです。(写真左下)
中も小さくて、湯船は、3人も入ればいっぱいの大きさ。蛇口も、2つしかありませんでした。
新しいお風呂のようで、中も、石でできていて、きれいでした。
わたしが入った時には、地元のおばさんが2人と、遠くから来た感じのおばさんが1人とわたしの計4人でした。お湯は熱めです。お風呂から、外は見えません。


◇ 渋い・・・・「御夢想(ごむそう)の湯」


泉質 ??
お風呂の種類 男性内風呂、女性内風呂
問い合わせ先 四万温泉協会 0279-64-2321
営業時間
お気に入り度 ★★(わびさび好きの人向け)
入浴日 97年12月11日

 
河原の湯から、御夢想の湯までは、歩くと30分くらいかかるようですので、車を使った方が良いでしょう。
車で河沿いに上流の方へ登って行くと、日向見無料駐車場にぶつかります。ここに車を停めて、御夢想の湯までは、5分もかかりません。
四万温泉のルーツと言われる御夢想の湯は、日向見薬師堂のすぐ隣にあります。
え??これ??っていう感じの、普通の家というか、古い銭湯のような建物。普通の若い女性は、あえて入浴する気は起きないと思います。
でも、ここまで来たし、せっかくだし...入らないわけには行きません。
女性用の浴室の写真です。
お風呂も壁も床も、全部、木でできています。お湯の流れ混む石は、塩むして(「苔むして」の応用形です。ご理解下さい)白くなっています。
浴室は、3人入れば、いっぱいの大きさです。
もちろん、シャワーはおろか、お湯の出る蛇口もありません。
水の出る蛇口が一つだけあって、そこからホースで、必要であれば、お湯を薄めるようにできています。

天井は、とても高く、その高い所にある横長の窓から差し込む光を見ながら入浴していると、ちょっと昔にタイムスリップしたような気分になります。
御夢想の湯は、好き好きだと思いますが、隣の日向見堂は、小さいけれど、茅葺きのお堂で、情緒があって女性にもお薦めです。
 



◇ 落ち着いた和風の「上之湯(かみのゆ)」

もう一つの共同浴場「上之湯」。今回は、入浴しませんでした。


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