菅野(かんの)温泉

◆どうした?かんの温泉!と絶叫(04年9月)


泉質 含硼酸重曹食塩泉、含石膏食塩泉、含硼硝重曹食塩鉄泉など
お風呂の種類 内風呂4、露天1 
(基本的に全部混浴。時間帯によって女性専用になる浴室あり)
日帰り入浴料金 500円→1000円に値上げ
営業時間 10:00-20:00→
問い合わせ先 01566-6-2848
お気に入り度 ★★★→★★に格下げ(04年9月)
場所
入浴日 98年9月11日、02年03月9-10日、04年9月19-20日

 
●04年9月のレポート
 2年半ほど前に宿泊してお気に入りだったかんの温泉。友人といっしょに再訪したかんの温泉は、「どうした?!かんの温泉!」と叫びたくなるほど、わたし達の期待を裏切る宿になっていました。
 まず気になったのは、部屋漂う強烈な「ひのきの香り」。それも、いわゆる芳香剤の香り。アレです。香りの正体は部屋におかれた木片に芳香剤をしみこませたものでした。まずそれを廊下に撤去させてもらいました。
 また、前回のことを正確に覚えているわけではないので、「悪化」したのかどうか自信はありませんが、洗面所の蛇口周りがカビてたり、テレビ台の上にホコリが積もっていたり、なんとなく清掃が行き届いていないのが気になります。
 問題は、食事にもありました。5時前に宿に到着したわたし達に、宿の人は、「今日は混んでいるので、食事は7時半になります」と、言います。普通、そんな遅い時間に夕食と言われることはありませんが、まぁ、それは了承。
 ところが、友人と7時半に集合して食事を待っていても、何の音沙汰もありません。8時過ぎ、業を煮やして電話をしてみると、「すみません。もう少しお待ちください」と。そして、実際に食事が運ばれてきたのは、8時半過ぎのことでした。
 しかもしかもですよ。そんな非常識な時間になったことについて、一言の説明もないわけですよ!
 もちろん、納得できないわたしは、チェックアウトのとき、ご主人らしき男性に聞きました。
「いつも、満室だと、食事はあの時間になるんですか?」
「いいえ、そんなことはありません。部屋によって食事が異なるんですが、その数を間違って、造り直したので、遅くなりました。」
「以前泊まったときには、もっとちゃんとしてましたよ。今日泊まった人は、二度と泊まりたくないと思うと思いませんか?」
「ええ、わかってます。二度とこのようなことはないように。。。。」
「本当にわかってんのかよ、おやじ〜?!だったら、こっちから聞く前にお詫びの一言くらいあるもんだろう??」と、心の中で、怒り炸裂のわたしでした。
 更に、食事のお膳は2つ(前回は3つ)。それも、「1つのお膳で十分じゃなーい??」と、苦笑してしまうほど、しょぼいメニューでした。(涙)料金は、前回と同じ10000+税です。
 なのに、冷えて身が締まった焼き魚。冷たい天ぷら。人肌程度のお吸い物。ひどい、ひどい、ひどすぎる〜。友人を連れていったのに、ひどすぎる〜。

 こうなると、何もかも悪く見えてしまうのかもしれませんが、浴室の設備も、「鄙び」と「ボロ」「不潔」を履き替えて、開き直って、全く手を入れていないように思います。
 露天風呂の周りのブルーシートも、落ち葉よけのようですが、センスなくって、友達も「工事中かと思った」って言ってました。(^^;更に、露天風呂の湯船の中には、毛が浮遊。毛の周りは、温泉成分の湯花が咲いて。。。。。(号泣)

 
 食事が遅れたことは、「部屋によるグレード分け」が、トラブルの原因だったようです。しかし、わたしは予約のときに食事の値段なんて、聞かれませんでした。新館か旧館かを聞かれて、新館を選んだだけです。
 なのに、よくよく観察すると、食事のよいグループは、スリッパも、わたし達とは別で、お持ち帰り用の白い「Myスリッパ」なんです。わたし達のは、便所のゴムぞうりみたいな固い緑色のビニールスリッパ。どうして、そこまで区別する必要があるの???
 一面では、秘湯の宿ですから、汚くても仕方ない(鄙びと汚れは本当は違うんだけどね)というようなスタンスを取りながら、食事やスリッパをグレード分けしたりして。更に、そのグレード分けの複雑さが、自分たちの首を絞めている、、、、
 昨今の「秘湯」「源泉」「本物の温泉」ブームで、マスコミに取り上げられる機会が増えて、勘違いしちゃったものかもしれませんね。お湯はよいのに、とても残念です。


●02年3月のレポート
 3年ほど前に、日帰りで駆け足で入浴して以来、わたしは、菅野(かんの)温泉の泊りでの再訪を心に誓っていました。冬の北海道というと雪道が少し心配ですが、帯広駅と宿の間は、宿の車で送迎をしてくれるので、冬でも安心して行くことができます。
 そして、久しぶりに訪れたかんの温泉は、あまり変わらない姿で、わたし達を迎えてくれました。
 宿では鹿を餌付けしているので、驚くほど近くで、沢山の鹿を見ることができます。びっくり!
 冬でも、週末の菅野温泉は宿泊する人が多くいました。札幌から来たという若いOLさんのグループや、連泊するお客さんもいて、不況に苦しむ北海道の中で、山の中の素朴すぎるくらいの宿の支持が高いことにも、びっくりしました。
 宿は、一般の新館(?)と昭和20年に建てられたという湯治客用の旧館からなります。今回、わたし達は、ピンク色の外壁の新館(写真右)に、10,000円で宿泊しました。
 宿は決して新しくはなく、廊下のジュータンはハゲチョロけてしまっていますが、きれいに掃除されていて、トイレも含めて暖房は完璧で、快適に過ごすことができます。

 
 5つの浴室は、3年前に訪れてた時と、ほとんど変わりありませんでした。夏に比べると、全体に湯温が低いので、のぼせることもなく浴室のハシゴをすることができます。
 露天風呂のすぐ近くに鹿を見ることができるのも、冬ならではの特典かもしれません。
 写真は、湯気のため、上手に撮れなかったので、以前のレポを参考にしてください。

 
 夕食は、お部屋でいただきますが、お膳が3つも並ぶ豪華版!山菜の煮物や、みそ&バター味の陶板焼、ホタテやボタン海老のお刺身など、「おいしい!」の連発でした。
 帰りには宿の従業員の方々が見送りに出てきてくれました。また来る時にも、菅野温泉が素朴な姿のままであってくれることを祈りつつ、帰りのワゴンに揺られました。

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