沓野温泉 くつの館 & 共同湯「熱の湯大湯」

家庭的な小さな宿と共同湯


泉質 ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉 64.9℃ pH6.97
お風呂の種類 くつの館:男女別内湯 各1、混浴露天1
共同湯:男女別内湯 各1
日帰り入浴料金 500円
営業時間 14:00-17:00
問い合わせ先 0269-33-2048
お気に入り度 ★▲
入浴日 04年12月11-12日

 
 沓野(くつの)温泉は、渋・湯田中といった有名な温泉地と川を隔てたところにある小さな温泉です。
 くつの館は、昭和15年から2年がかりで建てられたという木造の建物が渋い宿です。旅館というよりも、民宿という感じの家庭的な宿です。
 通されたお部屋は、シンプルな和室。電気ファンヒーターはあるのですが、冬はちょっと寒い感じがしました。
 寒い身体をあたために、早速温泉へ。浴室は、玄関から奥に入ったところにあり、比較的最近建てられたようです。
 湯船は体にしっとり馴染む檜造り。洗い場の板は、最近、張りかえられたばかりのようでした。
 沓野温泉の源泉は、地獄谷の奥から引いているそうです。熱い源泉は、うっすらと濁り感があって、ツンとカツオダシのような香りがします。
 ちょっとわかりにくいのですが、写真左の女湯の窓を抜けると、庭に混浴の露天風呂があります。
 
 庭にある露天風呂は、周りは建物や塀に囲われているので、眺望はありません。岩風呂の横には、使われていない釜風呂もありました。実は、この釜風呂、後で紹介する造り酒屋「玉村本店」で使っていた釜を譲り受けたものだとか。
 内湯よりも少しぬるめで、ゆっくりと入ることができます。
 夕食は、やはり民宿風で、手作りの家庭料理が並びます。刺身、キノコの入った茶碗蒸し、豚汁、から揚げ、大根と鶏肉の煮物、鮭の西京漬、酢の物、野沢菜、キウイ、りんごなど。
 おひつに入ったご飯は、夕食も朝食もツヤツヤと光っていました。夕食のサツマイモの入った豚汁がおいしかったです。
 1泊2食付で一人8000円ちょうど。まあまあの内容ではないかと思います。
 沓野温泉には、地元の方専用の共同湯が沢山あるようですが、くつの館に泊まると、宿の斜め前にある共同湯「熱の湯 大湯」に入らせてもらうことができます。宿で鍵を借りて入浴にいきます。
 洗い場と湯船は、やはり檜造り。いい雰囲気です。
 女湯は先に入っていた人がいたのか、やや熱めの適温でしたが、男湯は、加水なしでは入れないほど熱くなっていました。宿と同じ源泉のようですが、カツオダシのような匂いに加え、モワモワと茶色い湯花が舞っていました。
 冷えた体に、熱いお湯がしみ渡ります。ウーッ。。。。。(おやじのようなうなり声)
 帰り際、宿の方に、「よかったら玉村本店の酒蔵美術館を見ていったら?うちの本家なんだけど」と薦められました。
 美術館?と、ちょっと不思議に思いましたが、入場無料だし、中に入ってみることにしました。入ってみてびっくり!築100年という建物の中には、オーナーの日本画などのコレクションがお洒落に展示されていたのです。その雰囲気を味わうだけでも、寄ってみる価値はあると思います。
 もちろん、利き酒をして日本酒を買うこともできます。お土産にもいいかもしれないですね。
 玉村本店のHPは、こちら!

地域別見出しに戻る