新湯田中温泉 清風荘 & 共同湯

レトロな平安風呂の雰囲気が好き


 
泉質 単純温泉
お風呂の種類 露天風呂 時間で男女交替
平安風呂 時間で男女交替
檜風呂、家族風呂 宿泊者は貸切で利用
日帰り入浴料金 300円
営業時間 8:00-20:00
問い合わせ先 0269-33-3295 
お気に入り度 ★★
入浴日 04年12月25-26日

 
 新湯田中温泉は、湯田中温泉駅の南側にあります。清風荘は、その中で、昔ながらの風情のある建物を守る小さな旅館です。
 この辺りは、昔は、湯田中温泉の遊郭が集まる地域だったそうで、清風荘は、その時代の建物を増改築して使っているのです。
 その遊郭の名残が「蔵座敷」。遊郭で遊ぶ太鼓の音や声が漏れないよう、防音効果のある「蔵」の形で座敷を造ったものだそうです。今で言う「カラオケルーム」ですね(^^)。わたしは、中は見られませんでしたが、凝った意匠があちらこちらに見られるそうです。写真下の奥に見える白い建物が、蔵座敷です。
 
 予約をして驚いたのは、チェックインの時間の早さ!「1時にはチェックインできますよ」と言われたのです。なんとなく疲れていたわたし達は、ありがたく、2時半頃に宿に入らせてもらいました。
 わたしの泊まった部屋は、正面玄関の上あたり。シンプルな和室です。ガスファンヒーターとコタツがあって、冬でも暖かに過ごせました。
洗面所は部屋にあり、トイレは共同です。
 宿泊料金は、一人10,650円でした。気さくな宿の方々と、ちょっとレトロな建物に好感のもてる宿です。
 
 お風呂は、露天風呂、平安風呂、檜風呂、家族風呂の4ヶ所があります。露天風呂と平安風呂は、基本は時間で男女入替わりになっていますが、空いている時間だと、「さ、さ、貸切でいかがですか?」と、宿のご主人が仕切って、貸切にしてくれます。
 露天風呂は、中庭のようなところにあって、眺望はありません。10人以上余裕で入れる広さです。冷たい外の空気で体を冷やしながら、熱めの湯田中のお湯をのんびり楽しむことができます。お湯は、一部循環しているそうです。
 平安風呂は、別名、「アイディア風呂」と呼ばれ、「りんご風呂」「キハダ風呂」などの変わり風呂を売りにしています。「りんご風呂」というと、中棚温泉が有名ですが、実は、りんご風呂を始めたのは、清風荘さんの方が早いそうです。 わたしの行った日は、ゆず湯になっていました。
 「温泉なんだから、色々入れる必要もないんじゃない?」と思う気持ちもありますが、湯田中のお湯は、無色透明であまり特徴はないので、たまに変化がある湯船があるのも良いのかもしれません。
 それよりも、平安風呂について特筆すべきは、昭和29年に建築された風情のある建物です。宿の中庭にある湯小屋は、木造で三層になっています。
 昔の渋大湯(昭和48年に長野市すき亭に移築され、現在は茶室として利用されている)、湯田中大湯(平成14年に新築)を造った方のお弟子さんが造ったものだそうです。渋大湯も湯田中大湯も新しくなってしまった今となっては、この界隈でも最も古い湯小屋だ、とご主人は言われていました。
 湯気で曇ってよく見えませんが、右の写真が檜風呂です。檜風呂と家族風呂は、鍵がかかるので宿泊者はいつでも貸切可能です。
 家族風呂は、別名「蒸し風呂」とも呼ばれ、ちょっと不思議な地下道を通った別館にあります。タイル貼りの浴室は、湯気でいっぱいで、確かに蒸し風呂風かも。(^^; ここは、入浴しませんでした。
 別館には、懐かしい卓球台もありました。
 食事は、夕食、朝食とも、別室の個室に用意してくれます。夕食は、刺身、鯉の唐揚と玉ねぎのマリネ風、岩魚の焼物、茶碗蒸し、山菜の汁物、洋皿(信州牛の焼肉と生野菜)、かき鍋、カニ汁などでした。味付けは上品で、熱いものは熱々で出してくれるので、おいしく食べられました。お米もおいしいし、特に、岩魚はふっくらと柔らかく蒸し焼きのようになっていて、美味でした。
 個人的には、長野で、マグロのお刺身やカニ汁など海のものはどうかなぁ??とも思いますが、地元や山間部のお客さんもいるので、その辺を考慮したメニューになっているのだと思います。
 あと、贅沢を言うと、デザートが出ると、更に嬉しいかな。(^^;
 新湯田中地区には、地元民専用の共同湯が2つあります。宿に泊まると、鍵を借りて入浴できるのも嬉しい特典です。
 清風荘のすぐ隣にあるのが、「鶴の湯」。もう少し坂を降りた左手にあるのが、「亀の湯」です。
 どちらも無色透明の熱いお湯。プンと焦げ臭い感じの臭いが、ほのかにするように感じました。特に、「亀の湯」のお湯は激熱で入るのに苦労しました。
■鶴の湯
■亀の湯
 



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