伊東温泉 旅館いな葉
 ◇  登録文化財のレトロな宿 ◇
 
泉質 弱食塩泉
お風呂の種類 男女別内湯各1
温泉プール
日帰り入浴料金
営業時間
問い合わせ先 0557-37-3178 
お気に入り度 ★★▲
入浴日 03年1月12-13日

 
 伊東温泉にはあまり興味のなかったわたしですが、ガイドブックで、川辺に並ぶ木造旅館「いな葉」と「東海館」の写真を見た時から、「必ず泊まろう」と心に決めていました。
 東海館(写真左)の隣に立つのが、「油刺し」と呼ばれる丸いグリーンの望楼が目を引く旅館「いな葉」(写真右)です。この建物は、木造三階建てで、大正末期に建てられたものだそうで、国の登録文化財にもなっています。
 古い建物なので、多少、ギシギシしますが、磨き込まれた木の階段や、ガラガラ。。。っていう感じで開く窓は、レトロでいい感じです。館内の装飾は、東海館の方が凝っているように思いましたが、所々に、職人さんの工夫が見られて楽しむことができます。
 わたし達が泊まったのは、3階の古い方の建物で、トイレはありませんでしたが、共用のトイレも、きれいな水洗で、快適です。
 新しいほうの建物では、お部屋にトイレが付いているようでした。
 食事は、泊まるフロアや人数などによって、部屋食の場合と、一階の食事処でいただく場合があります。わたし達は、夕食も朝食も、一階のお食事処で食べました。
 特に「これっ!」というものはありませんでしたが、海の幸が多く出て、おいしくいただくことができました。
 浴室は、半地下のような場所に、男女別の内湯があります。
 浴室は、リニューアルされた石造りのもので、あまり風情はないし、眺望もありませんが、お湯が豊富で気持ちよく入浴できました。
 面白いのは、「ぶんぶく茶釜」の湯口です。女湯と男湯では少し違うのですが、茶釜をかぶった狸の湯口なのです。これは、隣の東海館の湯口を作ったのと同じ人の作品だと聞きました。
 残念ながら、女湯の狸ちゃんは、湯口としては機能していなくて、実際には、お湯は、その横から出ていました。
 お湯は、熱い源泉とぬるい源泉をミックスしているそうで、湯量も多く、飲泉もできるかけ流しで満足することができました。
 その他、2階と3階に、一つずつ家族風呂もありました。
 とても小さな家族風呂ですが、お湯は掛け流しで、2階は檜風呂、3階はタイルのお風呂でした。
 1泊15000円。伊豆という立地を考えると、そんなに高くはないと思います。
旅館いな葉のオリジナルHPは、こちら!


伊東温泉 東海館


 ◇  木造三階建ての元旅館 ◇


泉質 弱食塩泉
お風呂の種類 大浴場1、小浴場1 (大浴場と小浴場は、男女入替え)

大浴場入浴時間
(男)11:00-13:00
(女)13:30-15:30
(男)16:00-18:00
(女)18:30-20:00

日帰り入浴料金 500円 (館内の見学のみは無料)
営業時間 入浴: 11:00-20:00
開館: 9:00-21:00 (第3火曜、元旦休み)
問い合わせ先 0557-36-2004
お気に入り度 ★★▲ (建物内部も必見!)
入浴日 03年1月12日

 
 東海館は、以前は旅館だったのですが、1997年に廃業し、現在は、伊東市が管理していて、観光名所として、無料で見学できるよう開放されています。また、1回500円の入浴料金を払えば、お風呂に入ることもできるようになっています。
 昭和の初期に建てられた木造三階建ての建物は、伊東市の管轄となったときに、大掛かりな補修工事が行われたそうです。廊下を歩いていても、しっかり補強されているのでしょう。軋む感じも全くなく、ビクともしなくて、意外なほどです。
 館内には、自然の木を生かした意匠や、凝った彫物などが、あちらこちらに見られます。繊細な彫り物や障子の格子模様など、腕を振るった職人さんの心意気や遊び心が伝わってきて、その自慢気な姿が目に浮かぶようです。
 4階の望楼まで登り、伊東の街を見下ろすことができるのも一興です。
 浴室は、大浴場と小浴場があって、時間で男女が交替になります。
 小さな方の浴場は、3人も入るといっぱいの大きさです。タイルはすっかり新しいものに貼りかえられていて、正直、風情はありません。
 唯一、以前のままの蛸の湯口は、他に類を見ない珍しいものだと思いました。
 一方、大浴場は、10人くらいは入れる大きさで、半円形の湯船に無色透明のお湯が掛け流し。
 小浴場と同じように、タイルは真新しいものになっているのが残念です。タイルの色は、できるだけ、以前と同じものを再現するようにしたということでした。
 湯口は立派な唐獅子の彫刻です。
 宿として営業していた時代に、泊まってみたかった、と悔やまれますが、このような古いものを残して、開放してくれているだけでも、良かったと思います。和風喫茶もあり、お茶を飲んだりすることもできるようになっています。

伊東市観光協会のHPは、こちら!


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