秘湯感は低いけど、白濁のお湯が気持ちいい。


◇ 奥鬼怒 〜 加仁湯

 
泉質 含硫黄-ナトリウム-塩化物炭酸水素塩温泉(硫化水素型)(低張性中性高温泉) 74℃ PH6.76
お風呂の種類 混浴露天3、女性露天1、内風呂男女各1
日帰り入浴料金 500円
営業時間 10:00〜15:00
問い合わせ先 0288−96−0306
お気に入り度 ★★▲
入浴日 98年4月

 
◆林道を歩いて1時間半・・・
  奥鬼怒は、自家用車の乗入れはできません。車は、女夫淵(めおとぶち)温泉の前にある駐車場に停めて、そこからは、宿の送迎バスか徒歩になります。送迎バスは、基本的に泊りの場合だけ乗せてくれるようです。 
  わたし達は、イベント的に女夫淵から加仁湯まで歩いて登って見ることにしました。まだ雪が残っていたこともあって、送迎バスが通っている林道をてくてくと歩いて行きました。すごく真面目に休まず歩いて、加仁湯まではちょうど1時間半でした。そんなに坂道ではないのですが、単調でもあり、結構きつかったです。雪解けで、未舗装の道がドロドロだったり、途中、日陰の部分はアイスバーンだったりしましたが、普通のスニーカーで歩くことができました。 
  加仁湯と八丁の湯は、歩いて10分弱です。 
  後でわかったことですが、このマイクロバスの通る林道は、かなり遠回りのようなので、歩く場合には、遊歩道をお薦めします。遊歩道は通っていないので、詳細は、宿の方に聞いてみて下さい。

 
 
◆意外と近代的なホテルと客層
  秘境とか秘湯と言っても、さすが有名ホテル。建物も立派だし、大きいです。お客さんもごく普通の家族連れが中心で、一般車乗入れ禁止のはずの林道でホテルまで来てしまう家族もいます。 
  サービス過剰ということではなく、宿の方々は愛想がよくて、居心地の良い宿でした。 
  料金は、1泊2食付きで、12000円か15000円と言われて、安い方の12000円を選びました。一番古い本館の部屋でしたが、トイレ、洗面所付きで、14畳と広くて快適でした。消費税、入湯税込みで12,750円。高くはないと思いますが、廊下に貼ってあった新聞記事を読むと、昭和63年当時は、年中一泊6,500円だったとか。ほんの10年で、倍の値段になった宿泊費に、温泉ブームやバブルの時期を振り返ってしまいました。 
  食事は、岩魚や山菜中心で、合格点です。
◆お風呂の種類は・・・
  お風呂は、大きく分けて、5種類です。 
1)第1野天風呂〜女性専用の露天風呂です。景色はあまり良くないですが、混浴の第3露天風呂と同じくらいの大きさで、広いです。お風呂は2つに区切られていて、向って左半分は熱め、右半分はぬるめです。宿の人によると、約3℃の差がある、ということでした。(写真上) 
2)第2野天風呂〜混浴露天。ここは、普通の岩を組んだ露天風呂の他に、船型のお風呂や、木の切株を掘ったハラハラ風呂もあるようでした。通路が凍結のため休み、ということで、入浴できませんでした。(写真右) 
3)第3野天風呂〜混浴露天。ここも、半分に仕切られていて、ぬるめと熱めに分かれています。全部で20人は入れるくらい広いです。川の向こうに岩がむき出しの山肌が見えます。この山が、夜はライトアップされています。

 
 
4)ロマンの湯〜2人も入ればいっぱいの小さな浴槽が4つある露天風呂です。浴槽一つずつが、竹の壁で仕切られているので、人目を気にせずに入浴できます。もっと自然の中にあるのかと思いましたが、ベランダに4つのお風呂が並んでる感じ。景色は、第2、第3野天風呂と同じく、川と山肌が見えます。(写真左) 
5)内風呂〜男女別にあります。シャワー、シャンプー、ボディシャンプー、ドライヤー完備。肌触りの柔らかい石のタイルでできた浴槽です。広くて綺麗です。外の景色は見えません。 

  白濁した硫黄臭の濃い温泉らしいお湯です。宿に到着して夕方、混浴の露天に入った時は、透明で八丁の湯と大差ないように感じましたが、夜、そして翌朝は、真っ白に白濁してきて、写真で見た通りの「加仁湯」になりました。掃除してお湯を入れた直後は、透明で、天気によっても色は微妙に変わるとか。


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