下部(しもべ)温泉 源泉舘 別館神泉


 ◇ 古くからの湯治の湯。飲んでよし、入ってよしの信玄の隠し湯

 
泉質 弱アルカリ性単純泉(30.5℃)
お風呂の種類 混浴内風呂1
日帰り入浴料金 1000円
営業時間 8:00〜17:00
問い合わせ先 0556−36−0101
お気に入り度 ★★★
入浴日 98年11月23日
 下部温泉は、傷に良い温泉として有名です。武田信玄が上杉謙信から受けた肩の傷を癒したと言い伝えられているそうです。また、その湯は、くせのないおいしい水で、神泉の館内に貼ってあった「飲み湯番付表」では東の横綱になっていました。温泉街では、このミネラルウォーターが売られています。

 温泉街は、下部川沿いに長く連なっていて、源泉舘に行くには、国道300号線から、カーブの多い細い道をかなり奥の方まで入っていかなくてはなりません。

 源泉舘自体は、きれいな旅館で、日帰り入浴ができる神泉は、その隣にある湯治客用の建物です。かなり年季の入った感じの建物は、よくある共同浴場の感じです。脱衣所もあまり広くなく、ちょっと古い共同浴場のような雰囲気です。

  ここのお風呂は、すべて男女混浴で、女性はみんなバスタオルを巻いて入っています。
 脱衣所を出るとすぐの所に、洗い場と、5〜6人が入れる加熱浴槽があります。源泉が30℃と低いので、まずここで、十分に体を暖めなければなりません。
 そこから、地下に下りて行くと、20人以上は入れる広い源泉の岩風呂があるのです。
 浴室は、全体に岩、石作りできれいです。半地下にあるためか、何となく薄暗く、源泉の岩風呂におじいさん、おばあさんがゆっくりとつかりながら、おしゃべりをしている様子は、湯治ムード満点です。
 透明で澄んだ低い温度の源泉と熱いお湯に交互に入浴しながら、冷たい源泉を飲んでいると、「温泉って体にいいんだなぁ。。。。」と、しみじみした気分になってきます。また行きたいです。

下部温泉 本湯大市館(だいいちかん)


 ◇ お洒落な宿に、すごい源泉岩風呂

 
泉質 弱アルカリ性単純泉
お風呂の種類 男女別岩風呂 各1、男女別内湯 各1、貸切露天風呂2
日帰り入浴料金 1000円
営業時間 要確認(日帰り入浴は平日、日曜のみ)
問い合わせ先 0556-36-0211
お気に入り度 ★★▲ → 03年再訪して、★★★に再評価!
入浴日 02年5月25-26日、03年8月23-24日

 
 渋い源泉館のすぐ前に立つ大市館は、堂々とした威厳を感じさせる建物です。
 歴史ある建物を大切にしながらも、リニューアルされて間もない宿は、こぎれいで、館内はお洒落な雰囲気が漂います。
 到着すると、ロビーの奥の囲炉裏のあるスペースで、お茶とお菓子をいただきながら、チェックインの手続きをします。本棚もあって、ゆったりできそうな宿の雰囲気を感じます。
 うれしいことに(?)、女性は、きれいな柄の浴衣を選ぶことができるサービス付きです。喜んで浴衣を選んだものの、実は、これが普通の温泉浴衣とは違って、すごく着付けが難しい!着崩れしまくり(^^;です。帯のほかに腰ヒモをつけてくれるとか、寝るときように、普通の浴衣も置いてもらえるともっといいのになぁ。。。と、思いました。
 さて、なんといっても、ここのメインは、天然の岩風呂です。噂には聞いていましたが、切り立った崖のような岩壁に圧倒されます。薄暗い浴室は、天井がとても高く、「おごそか」な雰囲気さえも感じさせます。すごい。。。。
 浴室の奥には、加熱した浴槽があり、手前が源泉浴槽です。
 あまり湯量は豊富でなく、外気で冷えてしまうのか、源泉浴槽は、30℃に満たない温度で、ミネラルウォーターのような澄んでいます。すのこが敷かれた浴槽の底から湧いてくるのでしょうか?時々、プクプクと泡が湧き上がってきます。
 かなり冷たい源泉なので、真夏に行くのがお奨めです。
 この浴室では、石鹸などは一切、使用できません。夜10時までしか入浴できないのはちょっと残念。男女の浴室は、夜と朝で交代します。
 もう一つの浴室は、24時間入浴できます。
 窓が大きく取られた浴室からは、中庭が見えます。シャワーが3つくらいの小じんまりした浴室です。
 わたしが行った日は、女性用の浴室には、冷たい源泉浴槽と、加熱浴槽がありましたが、男性の浴室には、加熱浴槽しかなかったそうです。
 そして、最近できたばかりの貸切り露天風呂も、2つあります。
 1つは岩の浴槽で、もう1つは桧の浴槽。どちらも、周りは壁に囲われて景色は良くないですが、岩の浴槽の方が、少しだけ山が見えて良いようでした。
 食事は、みんなで集まってお食事処でいただきます。ボリュームはたっぷりで、海の幸が多く出てきたのが意外な感じでした。味もおいしいと思いましたが、欲を言えば、「山梨」って感じられる地のものが出るともっと良かったかな?
 朝ご飯は、温泉で炊いたおかゆをいただくことができます。お部屋にも、冷たく冷した源泉が置かれていました。
 お部屋は、川に面した3階のお部屋でした。トイレなしで一人11000円(3人で宿泊)。東京から近いし、また行きたい宿の一つになりました。
●03年再度、宿泊に行きました。追記です。
 今年の夏も行ってきました。東京からも近いので、手軽に行けるのがうれしいです。週末、2人泊で一人13000円。
 感想は、「去年より、更に良くなっている〜!」でした。去年、「もうちょっとこうだったらいいのに。。。」って思った点が、いくつか改善されていました。

1)夜、きれいな柄の浴衣だと寝づらかったのですが、部屋にパジャマが置かれていました。また、腰紐にもなる浴衣の紐もありました。
2)食事が、山の物中心になっていました。03年春から、お刺身を出すのはやめたのだそうです。とっても美味しい創作料理でした。締めの鮎茶漬けもおいしかった〜♪
3)これは改善と言えるかわかりませんが。。。男性だけの宿泊は不可です。女性客を重視した宿を目指しているのでしょうね。

 わたしとしては、是非、また泊まりに行きたい宿です。

*04年春に宿泊した方の情報によると、「女性の選べる浴衣のサービスはなかった」とのことです。(04年7月追記)

本湯大市館のオリジナルHPは、こちら!


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