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| 1審の弁護人に宛てて書いたもので(裁判所へ提出されました)、「『お便り』という形で、手記(『冥晦に潜みし日々』 創出版)に書けなかった自分の裡を吐露した」と、寂しそうに語りました。多くの人に聞いてもらいたかった、そんな胸中が 透けて見えるようでした。寂しそうな表情を、しばしば見せる藤原でした。 しかし、読んでみますと、私に語ってくれたこと(打ち明けてくれたこと)の多くが、書かれていません。母親の事、少年 院での事、妻とのこと等々、悲しいことの多くが書かれていません。 この明かせなかったことが、実は、勝田清孝の真実の人間性であり、犯罪に至る真実なのではないか、と感じていま す。 藤原清孝が刑死しましてから7年余の歳月が経過いたしました。 清孝の真の悲しみや闇に迫ることはできませんが、『贖罪の日々』をなぞり、順次、UPしてゆきたいと思います。 |
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| 2008年花の季節に 来栖宥子 |